通信容量が常に気になる現代人に大きなニュースが飛び込んできました。
2024年10月から、ahamoの1か月のデータ量が、20GBから30GBに増量されます。
既存会員にとっては、なんの手続きもなく10GB余計に使えるようになります。
ahamoへの切り替えも、今後間違いなく増えるでしょう。
このニュースを見て、元ahamoユーザーの筆者が考えたのは次のとおりです。
・ahamoへ切替え(復帰)を検討
・これを利用し、自宅の光回線を解約
・併せて固定電話も解約
以前から考えていた固定費の削減策に、ahamoの増量ニュースがつながりました。
ahamo増量のご案内とともに、生活のお得プランニングを紹介します。
ahamo20GBから30GBへ
画像元:NTT DOCOMO
ahamoはドコモのサブブランド格安SIMです。
月2,970円で20GB使えるお得なプランですが、10月1日から使える上限が30GBになります。
既存ユーザーの手続きは不要ですし、新たにahamoに切り替える人にも当然適用されます。
料金は据え置きです。
基本部分の容量が10GB増えることに伴い、次のプランも同様に10GB増えます。
・ahamo大盛り(4,950円/100GB→110GB)
・ahamoポイ活(7,150円/100GB→110GB)
楽天モバイルと比較
(関連リンク:https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/saikyo-plan/detail/?l-id=fee_saikyo-plan_saikyo-plan-detail)
新たなahamoの30GBプランを、大容量に定評のある楽天モバイルと比較してみます。
・楽天モバイル…3,278円(20GBまでに収まるなら2,178円)
・楽天モバイル…無制限ただし20GBで収まった場合料金面での区切りあり(3GBにも区切りあり)
結論:30GBまでならahamo優勢になった
結果的に20GBまでで収まった月に関しては楽天モバイルに料金面での優位性がありましたが、今後業界地図が塗り変わるかもしれません。
毎月20GBから30GBの間の、ちょっと大目のデータ量を利用するユーザーにとっては、ahamoのほうが308円安くなるわけです。
ただし、110GBまでで比較する場合(ahamoの場合は、「大盛り」プラン)は、無制限に使える楽天モバイルに軍配が上がります。
今回のahamoの容量増加に合わせ、他社も追随してくるものと思われます。
ahamoで自宅Wi-Fiを廃止できるか
続いて筆者の個人的な事情と、今後の想定です。
ahamo30GBの活用法として、ご参考になれば幸いです。
光回線をやめたい
筆者宅では常に固定費を見直しています。
CS放送(ひかりTV)も昨年解約しました。さらに削減したいのが、生活に必須と言えない次のアイテムです。
・インターネット光回線
・固定電話(ひかり電話)
固定電話を解約したい理由については、もはや説明不要でしょう。
インターネット回線(光回線)は、いろいろ乗り換えてきましたが現在は楽天ひかりです(月4,180円)。
最初の1年完全無料で、契約3年縛りです。
十分にお得は味わってきましたが、まもなく更新時期を迎えるのを機に無料で解約したいとかねてから考えていました。
通信機器の多い昨今、自宅Wi-Fi環境はあったほうが便利なのは確かです。
絶対になければならないわけでもありません。スマートフォンのテザリングでも、容量十分なら対応できます。
インターネット回線すらなくていい状態である以上、固定電話はなおさら不要です。
もともとイオンモバイルで解決する予定だった
現在、家族3人で使っている携帯電話の契約がバラバラです(マイネオ、ahamo、楽天モバイル)。
これをイオンモバイルにまとめる計画がありました。
イオンモバイルで家族3人まとめ、全員で100GBを共有するプランにすると、7,128円(ひとりあたり2,376円)です。
この上に150GBのプランがありますが、そこまでは必要ないと考えていました。
100GBあれば、自宅のWi-Fiも解約できるのではないかと考えていました。
個人ごとのプランのまま増量できるahamoのほうがいいと、リリースを見て判断した次第です。
筆者ひとりがahamoに移行し、子供の楽天モバイルについてはそのままにしておいてもいいでしょう。
イオンモバイル3人90GBと比較
家族3人全員がahamoを使う場合と、イオンモバイルの「3人で90GBシェア」とを料金面で比較してみます。
・ahamo…8,910円 (2,970円 × 3)
・イオンモバイル…6,578円
2,332円(ひとりあたり777円)の差で済むなら、ahamoは「5分の無料通話つき」ですし、通信の安定しているメリットが大きいと思われます。
それに契約は個人ごとのほうが、自由度が高くいいでしょう。
なお上記の携帯電話契約に伴うポイント付与は次のとおりで、この点はイオンモバイルの勝ちです。
・ahamo…dポイントが30
・イオンモバイル…WAON POINTが120(ひとり当たり)
<h2>ahamo再乗り換え濃厚</h2>
筆者は2023年11月まではahamoでした。
特に使い勝手が悪かった、不満があったというわけではありません。実際に家内はahamoのままです。
現在はマイネオ(2,178円)で、月20GB使っていて足りないことはありません。それでもこの容量では、Wi-Fi一掃までには踏み切れませんでした。
今回のahamo30GBへの増量で、今後の予定が決まった気がします。長期的計画にahamoがピタッとハマりました。
これから他社プランが追随してきたとしても、30GBのプランは強いでしょう。
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