楽天トラベルのCMを見ていると、画面右下に「ボーナスプログラム開始!」の文字がありました。
SPUとは違う、楽天トラベル独自のプログラムのようです。
今回は、楽天トラベルのボーナスプログラムを徹底解説しましょう。
旅行に行くほどお得になる「楽天トラベルボーナスプログラム」
「楽天トラベルボーナスプログラム」とは、国内宿泊回数に応じてポイント倍率がアップする、メンバーシッププログラムです。
以前は、対象施設がポイント2倍になる類似サービスで「プリファードプログラム」がありました。
前月末までの1年間、1予約1万円以上の国内宿泊回数に応じて、毎月4日頃にレベルが決まります。
レベルに応じて、楽天トラベルボーナスプログラム対象施設のポイント倍率が、以下のようにアップします。
3回以上:ポイント1.5倍(+0.5%)
5回以上:ポイント2倍(+1%)
7回以上:ポイント2.5倍(+1.5%)
10回以上:ポイント3.5倍(+2.5%)
じゃらんのステージプログラムよりはハードルが低い
じゃらんにも、ステージプログラムという類似のサービスがあります。
特典自体は、割引プランや特典プランも付いてくるじゃらんの方が魅力的です。
しかし、じゃらんでステージを上げるには、過去12か月で15万円以上利用しなければなりません。
楽天トラベルの方が、ハードルは低いですね。
宿泊回数のカウントに関して
1予約あたり合計1万円以上の宿泊金額という条件があります。
一見厳しい条件かと思われますが、国内宿泊全施設(日帰り・デイユース含む)が対象です(ツアーなどは対象外)。
1泊5,000円の宿泊施設に2連泊すれば1万円となり、条件を満たせます。
安宿でも連泊や複数人数で宿泊すれば、条件を満たせるのです。
クーポンやポイント利用の場合は、利用「前」の金額がカウント対象となり、1万円により達しやすくなります。
連泊をしても、宿泊回数は1回としてカウントされます。
レベルアップに関して
前月末までの宿泊実績が毎月4日頃に反映されます。
2024年9月の場合、2023年9月1日~2024年8月31日チェックアウトの実績で判定されます。
対象施設でのポイントアップに関して
宿泊回数カウントは国内宿泊全施設が対象ですが、ポイントアップは対象施設が決まっています。
「ボーナスプログラム対象」のアイコンが付いている施設が、ポイントアップ対象です。
高級ホテルだけでなく、筆者の定宿(ドミトリー)やビジネスホテルなんかも対象施設に名を連ねているのがいいですね。
対象施設は毎月変更され、前月の対象施設が翌月には対象外なんてこともありますので、しっかりチェックしましょう。
対象施設であれば、宿泊回数カウントとは異なり、金額の条件はありません。
予約者と利用者が異なっても対象となります。
特典ポイントは、クーポン利用の場合はクーポン割引「後」、ポイント利用の場合はポイント利用「前」の金額(税別)を元に計算されます。
特典ポイントは、チェックアウト日から10日後頃に還元されます。
「ホテルエミオン東京ベイ」の場合
ホテルエミオン東京ベイの「【30日前まで】早い予約がお得!シンプルステイプラン(素泊まり)」を例に挙げましょう。
10月1日より1名1室1泊で、2万700円(2,000円引きクーポン適用済みの税込)です。
ポイントアップの対象金額は「クーポン割引後の税別価格」ですので、対象金額は1万8,818円となります。
100円未満を切り捨てた1万8,800円に対して、最大+2.5%(+470ポイント)されるのです。
楽天ポイントは積極的に使ってOK
楽天トラベルボーナスプログラムでは、宿泊回数カウントの1万円、対象施設でのポイント還元の両方とも、ポイント利用前の金額が対象です。
積極的にポイントを使って、実質の支払い額を少なくしましょう。