新NISAのクレカ積立は、本格的に月10万円まで可能となりました。
【新NISA】楽天証券の「クレカ積立」上限が月10万円に! 筆者がゴールドカードに変えた理由
ただ、SBI証券ではポイント還元率などの条件などが明らかになっていなかったので、不安に感じた人もいるでしょう。
SBI証券における三井住友カードのクレカ積立で、ようやく詳細が発表されました。
SBI証券の「三井住友カード つみたて投資」の上限が月10万円に
3月8日に金融商品取引業等に関する内閣府令が改正されたことにより、クレカ積立の上限額が月5万円から月10万円に引き上げられました。
3月23日に実施されるシステムメンテナンスが終了後、SBI証券でクレカ積立に利用できるカードは、全て月10万円まで積み立てられます。
これまでは積立額にかかわらず一律で最大5%還元
クレカ積立で最も気になるのが、ポイント還元ではないでしょうか。
これまで、三井住友カードのクレカ積立は、券種によって還元率が以下のように異なっていました。
プラチナプリファード:5%
ゴールド:1%
一般:0.5%
ただしこの還元率は、積立金額にかかわらず一律です。
ちなみに、三井住友カードのクレカ積立は、プラチナプリファードの継続特典の付与条件である利用金額の集計対象、ゴールドの年会費永年無料、継続特典の付与条件である利用金額の集計対象には含まれません。
今後は年間利用額に応じてクレカ積立の還元率が異なる
月10万円のクレカ積立が解禁されてからは、券種と年間カード利用額に応じて、クレカ積立のポイント還元率が以下のように異なります。
プラチナプリファード:3%(年間500万円以上利用)、2%(年間300万円以上利用)、1%(年間300万円未満利用)
プラチナ:2%(年間300万円以上利用)、1%(年間300万円未満利用)
Oliveゴールド、ゴールド(NL):1%(年間100万円以上利用)、0.75%(年間10万円以上利用)、0%(年間10万円未満利用)
その他一般:0.5%(年間10万円以上利用)、0%(年間10万円未満利用)
従来のポイント還元率と比較して、還元率がダウンしました。
クレカ積立は、還元率アップのための利用金額には含まれません。
(5月買付分~10月買付分まで)還元率据え置きキャンペーン
還元率ダウンとなると、クレカ積立をやる気も起きませんよね。
クレカ積立を行ってもらうため、以下のように還元率の据え置きキャンペーンを実施します。
プラチナプリファード:5%
プラチナ:2%
ゴールド:1%
その他一般:0.5%
2024年5月買付分(4月10日まで設定分)から2024年10月買付分(9月10日まで設定分)までの、積立額5万円超の部分が対象です。
(4/21までに申込)新規のカード発行・口座開設で最大3万3100円ポイントもらえる
三井住友カードもSBI証券の口座もまだ持っていない人は、お得なキャンペーンで口座とカードを作ってください。
以下の2つのキャンペーンに参加すると、合計で最大3万3,100円相当のVポイントがもらえるのですから。
(4/21まで)新規入会・カード利用で最大1万8,000ポイント
三井住友カードをまだ持っていない人は、「キャッシュレスプラン増額キャンペーン」を使って発行しましょう。
1月1日~4月21日の期間中に、対象カードに新規入会してください。
1,000ポイントがプレゼントされます。
対象カードは、キャンペーンページをご覧ください。
対象カードを複数枚発行しても、複数回特典を受けることはできません。
また、カード入会月+2か月後末までに、新規発行したカードを利用してください。
カード利用金額の10%分のVポイントが、利用月の翌月末にプレゼントされます。
三井住友カードつみたて投資の投信積立、は、利用金額に含まれません。
券種によって上限が異なり、プラチナが1万7,000ポイント、ゴールドが8,000ポイント、一般は5,000ポイントです。
SBI証券口座開設・クレカ積立で最大1万5100ポイント
SBI証券の口座をまだ持っていない人は、「SBI証券デビュー応援プラン」がお得です。
まずは三井住友カード経由でSBI証券口座を新規開設し、口座開設翌月末までにエントリー&Vポイントサービスに登録してください。
Vポイント100ポイントがプレゼントされます。
次に、口座開設月の2か月後10日までにクレカ積立を設定して、利用しましょう。
積立額の5%分のVポイント(上限2,500ポイント)がプレゼントされます。
「つみたて投資ポイントアッププラン」でも積立額の5%分のVポイント(上限2,500ポイント)がプレゼントされ、併用可能です。
さらに、口座開設月の3か月後10日までに、クレカ積立など対象取引を行ってください。
取引額の20%分のVポイント(上限1万ポイント)がプレゼントされます。
対象取引と取引条件、還元率と還元上限は、以下の通りです。
投資信託スポット(合計3万円以上)→2%(上限1,000ポイント)
国内株式(現物。合計3万円以上)→2%(上限1,000ポイント)
米国株式(現物。合計200米ドル以上)→8%(上限4,000ポイント)
債権(円貨建て10万円以上、外貨建ては金額指定なし)→8%(上限4,000ポイント)
今後は積立以外のクレカ利用が重要に
SBI証券における三井住友カードのクレカ積立も、10万円まで積み立てられるようになりました。
しかし、今後はプラチナやゴールドの還元率が下がり、カード利用額が少ないとさらに還元率が下がります。
クレカ積立は「カード利用額」に含まれないので、今後はカードを利用しつつクレカ積立をすることが重要ですね。
【SBI証券】クレカ積立10万円引き上げの対応でまさかのポイント還元率が改悪 楽天証券との比較