2月の権利付き最終日は2月27日、権利落ち日は2月28日。
【投資金額290円~8241円】1株でもらえる株主優待・隠れ優待12選 1度で「元とれ」可能性と注意点
1月と比べると権利数も多く、生活費節約につながる株主優待銘柄の権利も控えています。
筆者が取得して使ってみた2月権利の優待銘柄を9つ紹介します。
(1) コメダホールディングス <3543>
喫茶店を展開するコメダホールディングス <3543>の最低購入価格は28万2,600円(100株購入時)、配当利回りは1.88%。
【優待内容】
≪執筆者撮影≫
コメダホールディングスの株主優待は、プリペイドカードの「KOMECA」チャージで、100株以上で1,000円分のチャージがあり、8月にも権利があるため年間2,000円分がもらえます。
≪執筆者撮影≫
朝の時間帯にはドリンクを注文すると、パンやゆでたまごがついてくる「モーニングサービス」をしているコメダ珈琲店。
筆者の近くの店舗では、子育てカード(子育て家庭優待カード)を提示すると、子どもにミニソフトがもらえたので、冬休みなど、プチ贅沢として使っています。
(2) イオンモール <8905>
ショッピングセンターを開発・運営するイオンモール <8905>。
最低購入価格は18万1,750円(100株買付時)、配当利回りは2.75%です。
【優待内容】
≪執筆者撮影・左のイオンモール株主さまご優待が株主優待≫
株主優待は、イオンギフトカードやカタログギフトで、100株で3,000円相当がもらえ、株数によって金額が増えます。
イオンが近くにあるならイオンギフトカードを、近くにないならカタログギフトを選ぶこともできます。
筆者はイオンギフトカードをもらい、食品購入だけでなくイオンモール内専門店で使いました。
イオンモール内でも使える店舗があったため使い勝手がよいと感じます。
(3) オンワードホールディングス <8016>
アパレルメーカー大手のオンワードホールディングス <8016>の最低購入価格は5万4,000円、配当利回りは3.33%。
【優待内容】
≪画像元:ナイガイ≫
株主優待は、100株以上だとオンラインショップで使える20%割引です。
≪画像元:ONWARD CROSSET≫
6回まで20%割引で買えるのですが、タイミングによってはセールの割引商品からさらに20%割引できます。
もし1,000株以上保有するなら3,000円分の「ONWARD CROSSET」ギフトカタログ、5,000株以上保有するなら1万円分の「ONWARD CROSSET」ギフトカタログになります。
現在100株は約5万円で買えます。また、税引前3%以上の配当金もあります。
(4) バロックジャパンリミテッド <3548>
アパレルメーカーのバロックジャパンリミテッド <3548>の最低購入価格は8万2,300円、配当利回りは4.62%。
【優待内容】
≪執筆者撮影≫
株主優待は、2月、8月に100株以上で店舗、通販サイト「SHEL’TTER WEBSTORE」で使える2,000円分のクーポン券がそれぞれ1枚ずつ(年間2枚)もらえます。
≪画像元:SHEL’TTER WEBSTORE≫
時期によってはセールになっていることもあり、そこから株主優待券も使えると被服費が節約できます。
セールのほか、プレオーダーでも使えました。
(5) ジェイグループホールディングス <3063>
飲食店を展開するジェイグループホールディングス <3063>の最低購入価格は6万600円、配当利回りは0%。
【優待内容】
≪執筆者撮影≫
株主優待は、2月8月に100株以上で2,000円分の食事券がもらえます。
≪執筆者撮影≫
東海地方に店舗が多く、以前、「寿司と天ぷらとわたくし」で使いました。
もし近くにお店がないなら、4,000円以上から代替商品と引き換えもできます。
無配ですが、10万円未満で買える株です。
(6) クリエイト・レストランツ・ホールディングス <3387>
磯丸水産をはじめ、つけ麺やパン屋など多くのお店を運営するするクリエイト・レストランツ・ホールディングス <3387>の最低購入価格は11万3,800円、配当利回りは0.62%。
【優待内容】
≪執筆者撮影≫
株主優待は、2月8月に100株以上で2,000円分の食事券がもらえ、株数に応じて増えていきます。
≪執筆者撮影≫
こちらは磯丸水産で食べた時のものですが、海ぶどうの乗ったお寿司やうなぎなどを食べました。
クリエイト・レストランツ・ホールディングスの株主優待券は「つけめんTETSU」やフードコートにある「デザート王国」、パン屋「サンジェルマン」でも使えます。
(7) 吉野家ホールディングス <9861>
牛丼チェーン店の吉野家ホールディングス <9861>の最低購入価格は34万1,000円、配当利回りは0.47%。
【優待内容】
≪執筆者撮影≫
株主優待は、2月8月に100株以上で500円サービス券4枚、2,000円相当、200株以上だと10枚、5,000円相当がもらえます。
≪執筆者撮影≫
店舗でも使えますが、200株以上の株主優待券を送ることで「株主様ご優待商品セット」と引き換えもできます。
温めるだけで食べられるレトルト食品がもらえました。
(8) ウエルシアホールディングス <3141>
ドラッグストアをチェーン展開するウエルシアホールディングス <3141>の最低購入価格は23万9,750円、配当利回りは1.42%。
【優待内容】
≪執筆者撮影≫
株主優待は、100株以上でお米5kg、3,000円相当のカタログギフト、3,000ポイントのいずれかがもらえます。
≪執筆者撮影≫
Tポイント3,000ポイントがもらえ、これは毎月20日のウエル活で1.5倍4,500円相当として使えます。
ウエルシアがない地域の人はお米やカタログギフトを選ぶこともできます。
(9) フジ <8278>
四国でスーパーマーケットを展開する、フジ <8278>。
最低購入価格は19万9,400円、配当利回りは1.5%。
【優待内容】
≪執筆者撮影≫
株主優待は、100株だと、2月に株主優待券(6,000円分)、フジネットショップポイント(3000円分)、地域特産品(3,000円分)から選べます。
地域特産品のカタログでは、10商品の中から選べました。
≪執筆者撮影≫
アサムラサキのかき醤油味付のりを選び、かなりおいしかったので、この後、同じメーカーのかき醤油も買い、卵かけごはんに合わせて楽しんでいます。
フジの株主優待では、割引券も選べ、これはフジネットショップポイントや地域特産品よりも額が多くなります。
税込1,000円以上で1,000円ごとに1枚使えるので、イオン系の対象スーパーマーケットをよく使う人は食費節約にも有効です。
2月の株主優待銘柄を取り入れて
株主優待を取り入れながら無理なく節約ができたらと考えているため、筆者は、売買益というよりかは年間でコンスタントに株主優待品や配当金を受取るスタイルです。
食費が節約できる銘柄のほか、被服費が節約できる銘柄も紹介しました。
気になる銘柄があればぜひ調べてみてください。
※最低購入価格・配当利回りは2024年1月17日終値
※特定の金融商品の売買の推奨を目的としたものではありません。
※購入手数料は含まれていません。