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高齢者のキッチン事情 安全に使えるおすすめのガスコンロとIH機種紹介


高齢者のキッチン事情 安全に使えるおすすめのガスコンロとIH機種紹介
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年を取ってくると、気になってくるのが、ガスコンロの消し忘れです。

火をつけっぱなしにして、なべが焦げた、やかんを空焚きしていたなど、よく聞かれるのではないでしょうか。

ガスコンロを全く利用せずに調理をすることは難しく、自分で食事を作ることが楽しみになっている方にとって、調理をやめてしまうことは、生きがいがなくなってしまうことになります。

しかし、何かあってからでは遅い為、火の不始末に対しての対策をとることは、必要です。

今回は、火の消し忘れ等の対策が取られているガスレンジや高齢者も利用しやすいIH、高齢者が火を使う上で注意する点などを紹介します。

火の消し忘れ等の対策が取られている商品も紹介します

消し忘れ防止や音声でお知らせなど安全に配慮されたガスコンロ

リンナイから、高齢者も利用しやすく、安全に配慮されたガスコンロが発売されています。

(1) セイフル RS21W28P12TVL 希望小売価格14万3,000円(税抜)

≪画像元:リンナイ

このガスコンロは、すべてのバーナーに温度センサーが搭載されているので、グリルで魚を焼いているのを忘れて、火を消し忘れても、15分で自動消火します。

とろ火での煮込み料理では、焦げ付きの初期段階で自動消火機能が働きます

点火や消火、タイマー完了時の音を聞き取りやすい音でお知らせします。

調理中、なべをコンロにかけている時に、うっかり洗濯物を取り込みに行くなど、火から離れてしまうことがあります。

戻って、再度火を確認できれば良いですが、そのまま他の家事をしてしまうこともあります。

グリル内に食品を入れて調理すると、いったん食品が目の前から消えてしまう為、火をつけっぱなしにしたままにしてしまうこともあります

リンナイのセイフルシリーズは、安全に配慮された機能や工夫がされており、うっかりの火の消し忘れなど火事につながりそうな行動をカバーします。

ガスコンロをセイフルシリーズに変えるだけで、毎日の調理を安全に続けることができます。

高額な買い物にはなりますが、調理を使い慣れたガスによる調理器具のままで、火事の心配なく行うことができる点は、大きな魅力です。

参照:リンナイ

高齢者でも使いやすいIH

ガスコンロに慣れている方の場合、IHクッキングヒーターが安全だと分かっていても、利用することを嫌がる場合があります。

その理由としてよく聞くのが、火力が弱そう、操作方法が分からないなどがあります。

しかし、最近ではIHでも炒め物などに充分な火力が出ます。

PanasonicのビルトインタイプのIH、XJシリーズは、操作方法も、ガスと同じように火力がダイヤルで操作できます

また、火力の強さも、トッププレートに光のリングの明るさで表すので分かりやすく、トッププレートが熱い間は、光のリングが点滅してお知らせします。

(2) Panasonic ビルトインタイプ XJシリーズ KZ-XJ126DJ

工事費別 本体希望小売価格 33万円(税込価格)

ビルトインタイプ

≪画像元:Panasonic

IHは、ガスレンジと違い五徳がない為、掃除がしやすく、なべをのせなければ通電が中止になります

焦げ付きや空焼きを感知すると自動OFFが働きます。

IHは手入れもしやすく、安全に調理ができるように工夫されています。

一昔前は、IHはガスコンロと比べて火力も弱く火も見ることができない為、使いづらいという印象でしたが、今は安全でガスに負けない火力を持ち、使いやすくなっています。

アルミなべなども使えるオールメタル対応IHも出ています

オールメタル対応のIHであれば、なべを買い替えることなく利用できるので、節約ができます。

ガスの元栓の管理が難しくなった方や加齢でにおいに鈍感になり、ガスのにおいが分かりづらい方は、IHに変えることをおすすめします。

ガスコンロと違う為、最初は戸惑われるかもしれません。

しかし、掃除もしやすく、安全で便利な機能があるIHに変更することは、自分で調理を続けていく上で、必要経費と思ってはいかがでしょうか。

高齢者が調理する上で注意する点

安全に配慮されたガスコンロやIHであっても、使う側が注意しなければならないことがあります。

ガスコンロの場合は火がついているので、袖口のゆったりした服や起毛の衣類を着ていると、燃え移る可能性があります。必ず、袖まくりをするなどが必要です。

また、足腰が弱っている方がコンロの周りの床に置いてある物に躓き、なべなどをひっくり返してしまう可能性もありますので、コンロ周りの床には何も置かないようにしましょう。

新しいガスコンロやIHに交換した際には、危険がないか、操作で困るところがないかを高齢者と一緒に確認しましょう。

お金をかけて安全性の高いガスレンジやIHに変えても、ケガや家事につながる危険行為をしていては、元もこうもありません。

火を使っての調理は毎日行う物です。

危険なく、使えるようにコンロ周りを片付けたり、安全な使い方を一緒に確認するなどひと手間をかけて、便利で安全な機能を活用できるようにしましょう。

より安全に長く家での調理を楽しみましょう

高齢者にとって、使い慣れた物から新しい物に変えるのは、勇気が必要な行為です。

また、ガスコンロやIHは、高額な買い物になる為、新しい物への交換を嫌がる方もいます。

しかし、やけどや家事などは、起こってしまうと取り返しがつきません。

新しい物の使い方をマスターできる能力がある内に交換してしまう方が、より安全に長く家での調理を楽しむことができ、結局はお得な結果になります。

今までのガスコンロで大丈夫かな、換えた方が良いのかなと悩んだ時には、思い切って換えることをおすすめします。

高齢者にガスコンロの交換をすすめる際には、今のガスコンロをなぜ交換した方が良いのかなどの理由や交換した場合のメリット・デメリットを提示し、じっくりと話し合いましょう。

火の不始末などの心配がなくなると、高齢者、家族ともに、不安がひとつ減ります

この機会に、ガスコンロの交換を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

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