このところ、銀行の金利アップのニュースが頻繁に聞こえてきます。
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今回のお知らせはその中でも群を抜く高金利、年利0.6％の定期預金です。
しかも、開催しているのは大手・三井住友信託銀行であり、預金保険制度の対象商品です。
注意点とともに詳細を紹介します。
冬の円貨定期預金 金利優遇キャンペーン
≪画像元：三井住友信託銀行≫
2023年12月1日～2024年2月2日までに、三井住友信託銀行の新型定期預金〈グッドセレクト（固定型）〉に新たな資金で1契約300万円以上を入金してください。
次の金利が適用されます。
≪画像元：三井住友信託銀行≫
ゆうちょ銀行の定期預金は、2年、5年ともに0.002%（2023年12月2日現在）ですから、少なくとも100倍、上手くいけば300倍の恩恵を受けとることができるというわけです。
キャンペーンの条件
優遇金利を受けるには、以下の3つの要件を満たす必要があります。
条件1：「スマートライフデザイナー」のダウンロード
「スマートライフデザイナー」は、家計や資産の一括管理機能から資産形成に関する情報収集サービスを提供するスマートフォンアプリで、2022年グッドデザイン賞を受賞しています。
既にお持ちの方も、キャンペーンの対象になります。
条件2：新たな資金での入金であること
対象となるのは、新たな資金での1契約300万円以上の入金です。上限金額はありません。
ここで言う新たな資金とは、キャンペーンの定期預金預入日の1か月前の応当日から定期預金預入日までに現金（小切手）・振り込みなどにより、預け入れた資金のことです。
ご本人名義の三井住友信託銀行の他店舗からの入金や、既に入金している定期預金や投資信託などの償還・満期資金・解約資金は対象外となりますので、注意してください。
条件3：店頭への来店が必要
手続きは原則店頭のみ、三井住友信託ダイレクト（電話、インターネット）やATMでの手続きは対象外です。
来店がどうしても難しい場合は、各店舗までご相談ください。
来店前に予約しておくと、スムーズです。
ホームぺージからは、希望日の2営業日前まで利用できますので、こちらからどうぞ。
疑問点はまだありますよね。すっきり、解消しておきましょう。
気になる点 (1) どのくらい増やせるのか？
300万円入金すると受け取り利息はどのくらいになるのか、一番の懸念材料を楽天銀行の「定期預金 利息シミュレーション」で計算してみました。
2年/年利・税引き前利息 （税引き後利息） | 5年/年利・税引き前利息 （税引き後利息） | |||
すでに口座のある方 | 0.2％ | 12,016円(9,576円) | 0.4％ | 60,065円 (47,864円) |
新規の方 | 0.35％ | 21,028円(16,757円) | 0.55％ | 82,590円 (65,813円) |
新規で2名以上利用する方 | 0.4％ | 24,032円(19,151円) | 0.6％ | 90,098円 (71,796円) |
2名以上の同時申込とは、家族でもOKです。
新規の方なら5年で最大9万円以上、税引き後でも7万円以上、既存ユーザーの方でも少なくとも1万円ほどのプラスアルファが期待できそうです。
なお、計算値は概算です。
確約するものではありませんので、あくまでも目安として参考にしてください。
気になる点 (2) 現金を持ち運ぶのが不安 → 事前に振込OK！
最低でも300万円という入金額です。
現金を持っていくことに不安を感じる方には、来店前に口座を開設し、振り込んでおくと安心です。
ただしキャンペーンの申し込みは、振り込んだ日の翌月の応当日、かつキャンペーン終了日までに済ませないと、優遇金利はうけられませんので、気をつけてください。
特典をいかすために、以下の点にも気を付けましょう。
注意点 満期日以降の取り扱い
満期時の取り扱いは、継続型(元利継続・元本継続)限定です。
満期日となると、同期間で自動的に継続され、金利は継続時点の店頭表示のものとなります。
継続を希望されない場合は、所定の手続きを行ってください。
注意点 中途解約はできない
原則として中途解約はできません。
やむを得ない事情があると認められた場合に限りできるケースはあるようですが、所定の中途解約利率が適用されます。
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