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FOMCなどのイベントで米国の影響を受けやすい週【今週の日経平均を考える】


FOMCなどのイベントで米国の影響を受けやすい週【今週の日経平均を考える】
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先週は大きく動きのあった1週間でした。

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特に、為替相場が大きく動きましたね。

これは、日銀が早い段階でマイナス金利政策を解除するのではないかという思惑から円が買われて、円高が加速し、久しぶりの141円台を見ることになりました。

金利と株価の関係は、金利が上昇すると、株価が下がる。

金利が下降すると、株価が上がる。

という関係にありますから、マイナス金利が解除となれば、金利が上がるので、株価は下がるということを織り込み始めるというわけですね。

今週は、米消費者物価指数とFOMCがあり、米国の影響を受けやすい週となります。

今週もしっかりチャート分析していきましょう。

今週の日経平均を考える

チャート分析

チャート分析

それでは、チャートを細かく見ていきましょう。

日足の移動平均線

5日線は、下向きに推移し、株価も5日線をなかなか越えられずに、金曜日には大きく下へ乖離して1週間を終えています。

25日線は、上向きに推移しています。

木曜日に5日線が上から下へデッドクロスとなりましたが、上向きの25日線に対してのクロスですので、だましの可能性があります。

75日線は、上向きに推移して、横ばいの100日線とくっついている状況です。

並び順は、25日5日75日の並び順で、上昇トレンドの終わりとなっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万1113円処を推移しています。

トレンドライン

週明けに株価は下へ向かい11月14日15日の窓を火曜日に埋めました。

12月1日と4日の窓が上への意識として残り水曜日に一気に上の窓を埋めて、そこからは下降の展開となりました。

12月7日8日に窓を開けたことによって、11月14日15日の窓をみてみると、変形ではありますがアイランドリバーサルを形成したように見受けられます。

アイランドリバーサルは離れ小島のような形状で、トレンドの転換サインとして意識されるので注意してみていきましょう。

一目均衡表

遅行線が一気に下向きになり、11月2日6日の窓を通り抜けて下へと潜ってしまう可能性が出てきました。

ここを下へ向かうと上値抵抗となっている日々線が邪魔をして上に抜けられない展開となるので注意しましょう。

12月20日が雲のねじれとなっています。

11月中旬から株価と雲との乖離が広がっていましたが、雲の上限まで株価が近づいてきたことによって、雲が下値支持線として機能するのか注目です。

ボリンジャーバンド

バンドが一気に収縮して週末入りとなっています。ここから

  • 横ばってもみ合い相場となるのか

  • 収縮したバンドが大きく開いて、新しいトレンドを形成するのか

バンドが収縮して広がった時には、そのトレンドに続くというセオリーですのでバンドの行方を追っていきましょう。

スローストキャスト

売られすぎゾーンの一歩手前まで落ちてきました。

このまま売られすぎゾーン突入となるのか、確認していきましょう。

MACD

0ラインを割って、シグナルが後から0ラインに向かって下降しています。

0ライン近辺では横ばいの動きをすることが多いため、株価ももみ合いを見せる場合があります。

ヒストグラム

陰転しており、弱い展開が続いています。

次回の新月は、12月13日です。満月は27日です。

今年の大納会は12月29日です。

総合判断

パラボリックは陰転しており、株価も大きな陰線で下へ向かって、弱い相場となっています。

株価は75日線上で止まっているため、ここで下げ止まれるか確認していきましょう。

11月30日の日経平均の出来高を見て「転換の合図が出ています」と前回の記事で分析ました。

まさにその通りの相場となっており、これからも出来高の合図を見逃すことなくチャート分析をしていきましょう。


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