2024年春に統合が発表されているTポイントとVポイント。
「青と黄色のVポイント」という一風変わった名称でリリース予定ですが、それに先立ってVポイントからTポイントへの交換について変更がありました。
今回はその詳細と有効性をまとめます。
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<大前提>ポイント統合について
≪画像元:CCCMKホールディングス≫
Tポイントはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)が展開するポイントプログラムで、2003年から開始し20年目を迎える、日本ではメジャーなポイントと言えるでしょう。
Tカードを持っている人は多く、レジでカードを見せたりスキャンしてポイントを貯めている人をよく見かけます。
一方、Vポイントは三井住友グループが発行するもので、内部のポイントプログラムリニューアルに伴い2020年6月に誕生しました。
三井住友クレジットカードでの支払い時や、グループ企業のSBI証券でクレジットカード積立などを利用する事で貯まっていきます。
最近テレビCMなどでも注目されていますが、三井住友クレジットカードは指定のコンビニ、マクドナルド等でのカード支払いでお手軽に7%~の還元を受けられるため、かなり貯めやすいポイントとなっているのです。
この二大ポイントが合併することとなり新名称になるかと思いきや、まさかの「青と黄色のVポイント」という名称となり、来春のリリースを待っている状態となります。
基本的には相互連携ですので、これまでのT/Vポイントが使えた・貯まったお店では引き続き利用が可能となり、Visa加盟店でも使えるのは海外へ行くことが多い方にとっては朗報かもしれません。
Vポイント=Tポイントの等価交換がスタート
これまで1.0Vポイントが0.8Tポイントにしか交換できなかったのですが、2023年10月2日(月)より、1ポイント同士での等価交換ができるようになります。
これによって使い方次第で「1ポイント=1円」以上の価値となり、使い方の幅が広がったのです!
1. V→Tポイントでウエル活
最も即効性があり、かつ、効果的なのがTポイントとして「ウエルシア」で利用するウエル活でしょう。
毎月20日にウエルシアでTポイントを利用することで、1.5倍の価値として支払うことができるのです。
仮に1万円を三井住友クレジットカードで支払い→7%還元を受けた場合、得られるのは700Vポイント。
これをTポイントに交換し、1.5倍のウエル活で使えば1,050円相当としての支払いが可能となり、実質10.5%還元を達成します。
2. JRキューポを経てPontaへ!
≪画像元:JR九州≫
JR九州が展開するポイントサービス「JRキューポ」は、鉄道のネット予約やSUGOCAでの買い物などで貯まる一般的なサービスと言えますが、提携ポイントとの交換が優秀で今回の記事の肝となります。
TポイントからJRキューポに等価交換後、Pontaへも交換が可能。
Pontaはウエル活ならぬ「ポン活」と称して、少ないPontaポイントでローソンの商品が購入できてお得度を実感しやすいので、必要とする方が多いのです。
また「永久不滅ポイント」へ交換後、dポイントへの更なる交換も可能。
つまり、
間にJRキューポを挟むことで、Vポイントをさまざまなポイントに交換できる
のです。
各ポイントが最大限にお得になる使い方・キャンペーンはそれぞれであるため、詳しく知りたい方は個別に調べてみましょう。
≪画像元:JR九州≫
ちなみに、JRキューポでは以下のお得なキャンペーンを開催しています。
- 先着1万名様限定
- 対象:JR博多シティLINE公式アカウントとJRキューポIDを連携した方
- 特典:500円分のJRキューポプレゼント
- 10月2日(月)から10月31日(火)まで
早期終了の可能性が高いですが、もしまだ間に合うようですでにJRキューポをお持ちの方は狙ってみてください!
VポイントとTポイントの等価交換開始をきっかけにさらなる活用を
あくまで今回の発表はVポイントとTポイントが等価交換できる、という程度の変化です。
しかしこれによってウエル活でのお得度アップ。
各種ポイントへのノーダメージでの交換でお得にキャンペーン参加ができるなど「活用したらメリットがある」タイプのサービスです。
面倒かもしれませんが、ポイント1つとっても最大限の価値を受け取れるようぜひ工夫してみてください!(執筆者: 遠藤 記央)
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