2023年9月19日(火)15時より、「価格改定」を行った松屋。
今回は値上げだけでなく一部商品の値下げも実施していますが、その他にも気になる点がありました。
※記事内の表記価格はすべて税込です
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松屋「価格改定」の概要
≪画像元:松屋フーズホールディングス≫
2022年5月・10月、2023年3月に続き、ここ1年半で4度の価格改定を行った松屋。
今回は、値上げだけでなく・値下げやランチ時間帯の変更など、やや複雑な改定となっています。
値上げ対象商品
9月19日(火)より価格引き上げとなった、対象商品・値上げ幅は以下です。
- ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし(並盛):550円→580円(+30円)
- チーズ牛めし(並盛):570円→590円(+20円)
- ネギとろろ牛めし(並盛):610円→630円(+20円)
- 富士山豆腐の本格麻婆めし:500円→530円(+30円)
- 富士山豆腐の本格麻婆コンボ牛めし:630円→650円(+20円)
- チーズがけビーフカレー:760円→780円(+20円)
- 各焼肉定食 小鉢:90円追加→100円追加(+10円)
- チーズデミグラスソースハンバーグ定食:980円→990円(+10円)
- 富士山豆腐の本格麻婆定食:590円→620円(+30円)
- 富士山豆腐の本格麻婆盛合せ牛焼肉定食:890円→920円(+30円)
- 富士山豆腐の本格麻婆盛合せカルビ焼肉定食:890円→920円(+30円)
- 焼鮭定食:690円→730円(+40円)
- おこさま牛めし:390円→400円(+10円)
- おこさまカレー:390円→400円(+10円)
今回値上げを実施するのは、牛めし・カレー・定食を合わせた全14品。
最大で30円の価格引き上げとなります。
プレーンの牛めしは改定を免れたとはいえ、人気のチーズ牛めし(並盛)については、もはや600円台が目の前です。
早い・安い・うまい「牛めし」シリーズも、お手頃感が薄れてきたように感じます。
ランチセットは1時間短縮も一部値下げ
≪画像元:松屋フーズホールディングス≫
今回とくに注目すべきなのは、ランチセットの改定です。
価格だけでなくランチ時間帯も変わるため、松屋をお昼に利用している方は無視できません。
(旧)ランチ時間帯:11時~15時
(新)ランチ時間帯:11時~14時 ※1時間短縮
9月20日(水)以降は、ランチセットの販売時間を1時間短縮。
もともと15時まで提供していましたが、今後は14時を超えた時点でランチセットは注文できません。
50円引きで「セットの玉子」が消えた
ランチ時間帯の変更と同時に、ランチセットの価格も改定されました。
- 牛めしランチセット(並盛):550円→500円(-50円)
- ネギたま牛めしランチセット(並盛):600円→630円(+30円)
- ビーフカレーランチセット:650円
この改定内容を見ると、「牛めしランチセット(並盛)」の値下げに注目しがちです。
しかし、変わったのは価格だけではありません。
(旧)牛めしランチ:牛めし+生野菜+玉子 ※550円
(新)牛めしランチ:牛めし+生野菜 ※500円
9月20日(水)以降は、ランチセットに付いていた「玉子」がなくなります。
牛めしランチが玉子なしになる分50円安くなりますが、「牛めしをかけたい派」の人にとっては、素直に喜べない改定でしょう。
松屋に限らず、減量を伴う値下げを行う飲食店は、このところ少なくない気がします。
今後はキャンペーン・決済方法を工夫して
価格改定は私たち消費者の財布に影響しますが、幸い松屋はお得に利用できる術が豊富な飲食店です。
キャンペーンはもちろん、各キャッシュレス決済の還元キャンペーンや、アプリ・雨の日クーポンなどの割引も充実しています。
商品を選ばなければ何かしら使える割引・キャンペーンはありますので、「定価で食べない」ことを意識して、今後もお得に利用しましょう。(執筆者: 三木 千奈)
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