「Tポイントはオワコン」とも囁かれていましたが、Vポイントとの統合により潮目が変わってきました。
今回は、Tポイントの最新情報を紹介しましょう。
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【ドトールコーヒー】8/1よりTポイントが復活
≪画像元:ドトールコーヒー≫
ドトールコーヒーグループはもともとTポイントに加盟していましたが、2019年4月に取り扱いを終了し、その後同年6月にdポイントを導入しました。
しかし8月1日より、Pontaポイント、WAON POINTを新たに導入するとともに、Tポイントが復活したのです。
これによってドトールは、大手コーヒーチェーンで初めて4種類の共通ポイントを導入することになります。
いずれのポイントも、200円ごとに1ポイントが貯まり、貯まったポイントを1ポイント=1円で利用可能です。
ただし、複数のポイントカードを提示してポイントを貯めることはできません。
TポイントはモバイルTカード限定で、セミセルフレジ導入店舗をはじめ一部対象外店舗があります。
【クスリのアオキ】8/8よりクスリのアオキ公式アプリでTポイントが貯まる
≪画像元:クスリのアオキ≫
クスリのアオキでは、これまでdポイント、そしてプリペイドカード「Aoca」でポイントを貯められました。
8月8日より、ここにTポイントが加わりますが、一筋縄ではいきません。
まず、Tポイントを貯めるには「クスリのアオキ公式アプリ」のダウンロードが必要です。
アプリでTポイント利用手続きを行ったら、買い物の際にアプリを提示してください。
Aocaポイントに加えて、200円(税別)につきTポイントが1ポイント貯まります。
プラスチックのTカードだけでなく、モバイルTカードを提示しても貯められません。
ポイント倍デーなどのポイントキャンペーンは、Aocaポイントのみ対象で、Tポイントは対象外です。
貯まったTポイントは、1ポイント=1円としてAocaの残高にチャージすることで利用できます。
プラスチックのTカード、モバイルTカードはもちろん、クスリのアオキ公式アプリでも、Tポイントを直接利用できません。
クスリのアオキはdポイント加盟店でもありますが、こちらはプラスチックカードでもOK、ポイントの直接利用も可能と、使い勝手ではdポイントが一枚上手です。
【島忠】8/31でTポイント終了
≪画像元:島忠≫
島忠・ホームズ・ニトリホームズ店舗、ならびにシマホネットでは、8月31日をもってTポイントサービスを終了します。
配送や工事など一部商品・サービスについては、5月31日に受付を終了しました。
今後は、ニトリメンバーズの登録で使える島忠・ニトリ共通ポイントを利用してください。
【ネオモバ】7月でTポイント付与終了、12/27までに利用手続きを
≪画像元:カルチュア・コンビニエンス・クラブ≫
Tポイントを使った投資ができる「SBIネオモバイル証券」(ネオモバ)は、2024年1月9日にSBI証券と経営統合します。
同日にSBI証券口座に自動移管されます。
すでにSBI証券口座がある人は、自動で統合されますので安心してください。
自動移管までのスケジュールは、以下の通りです。
・ 7月:Tポイントの付与が終了
・ 8月28日:定期買付の終了
・ 9月29日:ネオモバへの「証券口座廃止届出書」提出期限(必着)
・ 12月27日:国内株式(買付・売却)の終了、Tポイント利用手続き期限
・ 12月:サービス利用料徴収の終了
・ 2024年1月9日:経営統合の完了
サービス利用料は12月まで徴収されますので、しばらく利用しない人はネオモバを「一時停止」にしてください(注文は可能)。
移管先のSBI証券でも、投資信託の買付代金にTポイントを利用できます(SBI証券限定Tポイントも含む)。
ただし、ネオモバでTポイント利用手続きをしていないと、ネオモバで貯めたTポイントをSBI証券で利用できません。
12月27日夕刻までに、ネオモバでのTポイント利用手続きをお願いします。
Tポイント加盟店は流動的
ウエルシアのように、TポイントとWAON POINTの二重取りができるお店もあれば、ドトールのようにTポイントを復活させるお店もあります。
一方で、島忠のようにTポイントを終了させるお店もあります。
クスリのアオキは自社アプリ内限定でTポイントを貯められるなどと、今のTポイントは一筋縄ではいきません。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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