5月も中頃となり、自動車税の納付書が届き始めています。
今年から多くの自治体では、地方税統一QRコード「eL-QR(エルキューアール)」に対応し、キャッシュレスで納税しやすくなりました。
筆者にもeL-QR付きの自動車税納付書が届いたので、実際に支払う方法を画像付きで紹介します。
手順や気になる手数料、お得なキャンペーンも一緒に解説するので、納付書をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
自動車税の支払いは何が得か。クレカ・コード決済・コンビニ・PayB・インターネット、モバイルバンキング(Pay-easy) キャンペーンを狙えばさらにお得
eL-QR(エルキューアール)とは
≪画像元:総務省(pdf)≫
eL-QRとは、地方税をクレカやQRコード決済などで簡単に支払える、全国統一の決済システムです。
今年度より多くの自治体がeL-QRに対応しており、お手持ちの納付書に専用のQRコードがあれば利用できます。
納付書に専用QRコードがなければ、残念ながらお住まいの自治体ではeL-QRを利用できません。
その場合、対応する金融機関やコンビニでの支払いとなります。
QRコード決済で支払う方法(手数料無料)
eL-QRを利用すれば、PayPay・au PAY・楽天ペイといったQRコード決済で支払えます。
QRコード決済なら「請求書払い」からeL-QRを読み込むだけですぐ納付が完了し、支払いにかかる手数料は不要です。
いくつかあるQRコード決済の中でも、5/31までであれば楽天ペイが特におすすめです。
楽天ペイは5/31までのキャンペーンとして最大全額還元、外れても最大1%のポイント還元を受けられます。
楽天ペイでeL-QRを使って自動車税を支払う方法は、以下をご覧ください
まず楽天ペイに、あらかじめ納付額をチャージしておきます。
ホーム画面の「請求書払い」を選択、「請求書のコードを読み取る」をタップし、eL-QRのQRコードを読み取ります。
楽天ペイの場合、左下のバーコードの読み込みには対応しておらず、正方形のeL-QRのQRコードを読み取る必要があるので注意してください。
読み込んだら金額やポイント利用を設定し、「スライドでお支払い」をスライドすれば納付完了です。
手数料無料で簡単に支払いたい人は、QRコード決済を利用しましょう。
クレカで支払う方法(手数料有料)
eL-QRでは、クレカ決済にも対応しています。
QRコード決済なら手数料無料でしたが、クレカの場合以下の手数料が必要となります。
【地方税お支払いサイト】
納付額 | 手数料(税込) |
1円~10,000円 | 40円 |
10,001円~20,000円 | 123円 |
20,001円~30,000円 | 205円 |
30,001円~40,000円 | 288円 |
40,001円~50,000円 | 370円 |
以降1万円ごとに加算 |
1万円ごとに手数料が加算されるため、納付額が多くなるほど負担が大きくなります。
手数料を支払いたくない人は、QRコード決済を利用しましょう。
なおイオンカードに限っては、6/30まで税金を1万円以上納付で400ポイントもらえるキャンペーンを開催しています。
参照:イオンカード
そのためイオンカードを持っている人は、納付額によっては手数料を含めてもQRコード決済よりもお得な場合があります。
筆者の場合、軽自動車を所有しており1万800円の支払いに対し手数料は123円です。
決済で付与されるポイントを除いても277相当プラスになり、楽天ペイの最大1%還元よりお得だと判断したため、今回はイオンカード支払いを選択しました。
eL-QRでクレジットカードを使って納付する手順は、まずスマホから「地方税お支払いサイト」にアクセスします。
参照:地方税お支払いサイト
「eL-QRでお支払い」をタップするとカメラが起動するので、eL-QRの正方形のQRコードを読み取ります。
金額が表示されるので確認し、その下の「クレジットカード」を選択、下のメールアドレスも入力し「次へ進む」をタップしてください。
入力したメールアドレスに送られてきた確認コードを入力して、「次へ進む」をタップします。
その後手数料や個人情報のなどの注意書きを確認し、チェックボックスにチェックを入れた上で「同意して次の画面へ進む」をタップしてください。
カード番号・名前・セキュリティコードなどを入力し、「納付内容確認」に進みます。
入力内容を確認して、「納付手続実行」をタップ、手続完了画面が出れば納付は完了です。
一番お得な方法で納付しよう
自動車がeL-QRに対応したことで、多くの地域の人がさまざまな方法で納付できるようになりました。
手数料を払いたくない人はQRコード決済がおすすめですが、筆者のように納付額が1万円程度の人はイオンカードのキャンペーンを利用するとお得です。
自分に合う方法で、早めに納付を済ませましょう。(執筆者: 西本 衣里)
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