2022年1月にゆうちょ銀行の手数料値上げが話題となりました。
今年秋をめどに「ゆうパック」の価格を引き上げることも発表していますが、“春の値上げ“も見逃してはいけません。
今回は、日本郵便が実施する「交換手数料」の値上げについて詳しく解説します。
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4/1~はがき・切手の交換手数料を一部値上げへ
≪画像元:日本郵政(pdf)≫
郵便局では、書き損じや不要になった年賀はがき・切手の引き換えサービスを実施しています。
交換の際は有料。4月1日(土)より、交換手数料の引き上げとなりました。
値上げは「100枚以上の交換」に限る
はがき・切手などの交換手数料の値上げ詳細は、以下の通りです。
・ 5円 → 10円(+5円)
郵便切手/通常はがき(年賀・国際はがきおよび往復はがき往復部または返信部を含む)
・ 10円 → 20円(+10円)
往復はがき/郵便書簡/航空書簡
・ 42円 → 60円(+18円):レターパックなど
特定書簡
・半額 → 10円
交換の請求に係る郵便切手または郵便はがきの料額印面に表された金額が 10 円に満たないもの
※その郵便切手または郵便はがきの料額印面に表された金額(請求に係るものが 2枚以上のときは、その合計額)の半額
はがき・切手については、これまでの2倍にあたる交換手数料がかかります。
しかし、改定後の交換手数料が適用となるのは、
1回あたりの交換請求枚数が100枚以上の場合 |
のみです。
ちなみに、服喪による年賀はがきの引き換えなど、無料交換できるものについては合算しません。
こまめに交換すれば費用増は防げる
繰り返しになりますが、今回の手数料値上げは「100枚以上」引き換える場合のみです。
まとめて交換を行わなければ、これまで通りの手数料で利用できます。
書き損じたはがきや使用期限が過ぎた年賀はがきなど、引き換えについては期限を設けていないことから、「後でいいや」と先回しにしていまいがちです。
何年も貯めていると、古いはがきや切手が大量に溜まってしまう場合も。
余計な手数料を発生させないためにも、はがきは都度引き換えておきましょう。(執筆者: 三木 千奈)
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