最近は、高齢者向けに操作が簡単なスマートフォンも出ており、スマートフォンを利用される方が増えてきています。
高齢者の生活をサポートしてくれるような機能やアプリもありますので、快適な生活を送る為に、スマートフォンを活用できます。
今回は、高齢者におすすめのスマートフォンや利用する上でのポイントをご紹介します。
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DoCoMo らくらくスマートフォン F-52B
≪画像元:NTT DOCOMO≫
DoCoMoでは、らくらくスマートフォン F-52Bがおすすめ機種です。
特徴1:基本機能をわかりやすく配置し、操作ミスが少なくできるホーム画面。
特徴2:使い方が分からない時にボタン1つで、「らくらくホンセンター」で相談できる。
特徴3:特殊詐欺や迷惑メール対策として、電話帳未登録の連絡先から着信やメールがあると事前に教えてくれる「迷惑電話・メール対策機能」があります。
特徴4:フィッシング詐欺警告機能がついているので安心。
スマートフォンを利用してみたいけど、上手く使えのるか、迷惑メール等大丈夫なのかと心配になり、二の足を踏んでいる方もいることでしょう。
そのような方には「迷惑電話・メール対策機能」「フィッシング詐欺警告機能」の付いている、らくらくスマートフォン F-52Bがおすすめです。
au SHARP BASIO active
≪画像元:KDDI株式会社 ≫
auでは、SHARP BASIO activeをみていきましょう。
おすすめのポイント1:
スマートフォンを1日で最初に利用した時に、登録した相手に自動的にメールで通知するサービス「元気だよメール」があります。
「元気だよメール」の通知内容は、歩数と電池残量です。
おすすめのポイント2:
色の鮮やかさや見え方を最適に自動調整し、画面が見やすい。
おすすめのポイント3:
相手の声を強調し、ゆっくり聞こえるようにして、内容を聞き取りやすくする「トリプルくっきりトーク/スロートーク」機能があります。
おすすめのポイント4:
よく連絡を取り合う人を登録すると、ホーム画面に表示される「楽ともリンク」があります。
簡単に電話やメールができます。
通話やメールの専用ボタンがある為、使用しやすい特徴もあります。不在着信やメール受信を
ボタンが光ってお知らせしてくれる「元気だよメール」は、安否確認になるので、遠くに住んでいる家族など、毎日の安否が気になる方がいる場合にはおすすめです。
さらに「楽ともリンク」によく利用する連絡先を登録すれば、電話やメールが楽にできるようになり、通話やメールの専用ボタンもある為、スマートフォン初心者の方には最適といえます。
SoftBank シンプルスマホ6
≪画像元:ソフトバンク株式会社≫
Soft Bankでは、シンプルスマホ6がおすすめです。
特徴1:色の鮮やかさや見え方を最適に自動調整し、画面を見やすくする「はっきりビュー」機能付き。
特徴2:スマートフォンを1日で最初に利用した時に、登録した相手に自動的にメールで通知する「元気だよメール」サービス。
特徴3:通話やメールの専用ボタンがある為、使用しやすく、不在着信やメール受信をボタンが光ってお知らせ。
特徴4:利用で困ったことがあれば、問い合わせボタンで無料の電話サポートを受けられる。
auのSHARP BASIO activeと同じく、安否確認が必要な方や電話やメールをよく使われる方におすすめです。
加えて、無料の電話サポートが受けられる為、スマートフォンが初めてで、できるだけ簡単に利用できる機種が良いという方にピッタリです。
高齢者がスマートフォンデビューするためのポイント
スマホと聞いただけで懸念してしまう高齢の方は多いものですが、家族としては便利なスマホをぜひ持っていてほしいと願うものです。
そこで、スマートフォンを高齢の方が利用し始める時のポイントをご紹介します。
近くに販売店がある
電話などでサポートを受けられますが、対面で教えてもらいたいという方もいます。
スマホ教室が無料で開かれているので、近くにあれば受けやすくなります。
1番安い料金プランから始めてみる
スマートフォンに変えるとガラケーよりも料金プランが高くなる可能性があります。
必要な内容を考え、料金プランを立てましょう。
ご家族と同じキャリアに入ると安くなるプランもあります。
同じキャリアを使ったり、お得なプランを調べたりしましょう。
身に着けられるストラップなどを利用しよう
どこに置いたか分からなくなるので、いざという時に連絡ができない・つかない可能性がある
高齢の方になると、スマートフォンをどこに置いたか分からなくなってしまうこともあります。首にかけられるストラップや紛失防止キーホルダー等を利用しましょう。
スマホの置く場所で充電できるようにしておく
充電を忘れて、いざという時に連絡ができない・つかない可能性があります。
高齢の方は、充電を忘れることが多いものです。
いざという時に使用できないということがないように、寝室やリビング等、長時間過ごす場所の目につくところに、充電器を用意しておきましょう。
できる事なら、複数の場所に用意できるとなお良いです。
スマホデビューで生活にメリハリ
それぞれの機種に、使いやすさやおすすめポイントがあります。
使う方と家族と、どのポイントを重視するかよく相談して決めましょう。
ネットやアプリの利用には注意が必要ですが、画面が大きくて、文字や写真、動画がよりよく見えるので、高齢者の方にはスマートフォンがおすすめです。
しばらくは家族のフォローも必須になり「こりゃ、大変だ。」と思う時期もありますが、スマートフォンを使用してもらえると何かと便利になります。
新しいものを手にとることで毎日の生活にハリが出た!という高齢の方も少なくありません。
健康が1番の節約となり、なにかあったときにも素早く連絡がとれる安心感を得られるなら本体や通信費を考えてもそれほど大きな出費にはなりません。
詐欺被害や安否確認の機能を使いこなせば、月額などで申し込んでいるサポートサービスの負担を減らすことも視野に入れられます。
スマートフォンなんて難しいもの!という固定概念を上手に取り除いて、まずはスマートフォンに触れてみることからでも始めてみませんか。(執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子)
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