QRコード決済の中では知名度ナンバーワンのPayPay。
ユーザー数も加盟店数も多い人気のキャッシュレス決済ですが、ポイント還元に関してはちょっと複雑です。
ルールがわかりにくく、またころころ変わるため、「よくわからないけどとりあえず使っている」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、PayPayをいつでも最大の1.5%還元で使う方法を解説します。
今使っている人も、最近使っていない人も、今現在のルールを知ってお得に使いましょう。
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今現在のPayPayステップ達成条件
PayPayは利用状況によって「PayPayステップ」のランクが上がり、それに応じて還元率も上がります。
2022年12月以降PayPayステップの条件が一新され、今現在の内容は以下の通りです。
≪画像元:PayPay≫
図を見ただけではかなりわかりにくいですが、結論から言うとチャージして使うPayPayの残高払いでは、どれだけ使っても最大1%還元にしかなりません。
最大1.5%にするには、PayPayの利用分を後から支払う「PayPayあと払い」の利用が必要です。
さらに以下の条件を達成すれば、翌月の還元率が最大の1.5%となります。
・ 300円以上を30回以上使う
・ 総額10万円以上使う
最大1.5%を達成するには、PayPayあと払いで300円以上を30回、かつ10万円以上の支払いが必要です。
ですが、「PayPayで10万円以上も使わない」という人も多いのではないでしょうか。
その場合は、PayPayが発行するクレカである「PayPayカード」の合わせ使いがおすすめです。
「PayPayあと払い」の利用者に限り、PayPayカードの利用分も10万円のカウントに含まれます。
つまり電気代や交通費など、毎月の生活費をPayPayカードで支払えば、10万円利用の条件を達成しやすくなるのです。
PayPayステップで最大1.5%還元する手順
先ほど解説したPayPayステップ達成条件を踏まえると、最大1.5%を達成する手順は以下のようになります。
1. PayPayカードを発行する
2. PayPayあと払いを登録する
3. 300円以上を30回以上、かつ総額10万円使う
順番に詳しく解説します。
(1) PayPayカードを発行する
PayPayカードとは、PayPayが発行するクレジットカードです。
詳しくは以下をご覧ください。
還元率 | 1% |
年会費 | 永年無料 |
貯まるポイント | PayPayポイント |
ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
参照:PayPay
PayPayカードは年会費無料で、100円(税込)使うごとに1円相当のPayPayポイントが貯まります。
貯まったポイントはまたPayPayでお買い物に利用できるので、無駄なく使い切れるでしょう。
シンプルなナンバーレスのデザインで、最短7分の即日発行にも対応しています。
2月中であれば入会&利用で最大7,000円相当のPayPayポイントがもらえるので、早めの申し込みがおすすめです。
(2) PayPayあと払いを登録する
PayPayあと払いとは、PayPay利用分を翌月まとめて支払えるサービスです。
「PayPayあと払い」という名前のせいでかなりわかりにくいのですが、実際には“カードレスのPayPayカード”のような位置付けとなっています。
プラスチック製のPayPayカードを持っていれば、PayPayあと払いの利用分が一緒に引き落とされます。
PayPayあと払いは「翌月まとめて支払える」とアピールされていますが、クレカであるPayPayカードと一緒に引き落とされるなら、翌月まとめて支払うことは当たり前と言えるでしょう。
また、翌月払いであれば手数料は一切発生しないのでご安心ください。
PayPayあと払いの申し込み方法は、PayPayアプリホーム画面の「残高払い」と書かれたスイッチをタップし、必要事項を入力の上申し込みます。
≪画像元:PayPay≫
あと払いの登録が終わったら、再び残高払いスイッチをタップし、青い画面になればあと払いの設定は完了です。
なおPayPayカードをすでにPayPayに設定している場合は、最大1.5%の対象外となります。
2022年12月以降、PayPayあと払いにしないと最大1.5%にはならないので注意してください。
3. 300円以上を30回以上、かつ総額10万円使う
PayPayカードとPayPayあと払いの設定が終わったら、300円(税込)以上の決済を30回、かつ総額10万円以上利用していきます。
コンビニやスーパー・家電量販店など、ふだんのお買い物全てをPayPayあと払いとPayPayカードで支払うのがおすすめです。
PayPayあと払いはPayPay加盟店、PayPayカードは国際ブランドの加盟店でそれぞれ使えるので、店舗によって使い分けると良いでしょう。
また、「PayPay請求書払い」も10万円カウントの対象です。
そのため、国民年金や自動車税などを支払えば、10万円の条件をかなり達成しやすくなります。
請求書払い自体にはポイントがつきませんが、最大1.5%還元を達成するため、うまく活用しましょう。
無理なくPayPayステップを達成しよう
これまでPayPayステップを達成するには、PayPayの利用のみで30回利用と総額5万円利用が必要でした。
ですが現在ではPayPayカードとPayPayあと払いで、30回利用と総額10万円と変更されています。
総額10万円に増えて厳しくなったものの、PayPayカードの利用分もカウントに含まれます。
家庭を持っている方など、支出の多い人なら達成しやすいと感じる場合もあるでしょう。
ですがPayPayカードとPayPay利用分を合わせても月に10万円使わない人は、残念ながらPayPayでは1.5%還元を達成できないことになります。
お金がかかることなのでムダ使いを避け、無理なくPayPayステップを達成してください。(執筆者: 西本 衣里)
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