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【今週の日経平均を考える】12月相場はこのまま上昇トレンド継続となるか


今週は、23日が祝日で日本のマーケットはお休み、24日が感謝祭で米マーケットがお休みで、動きにくい週かと思われていました。

日経平均株価の変動幅も6日連続で100円未満となり、全く値幅のない日が続きました。

しかし、これを大きく動かしたのが、W杯の日本代表の初戦勝利でした。

翌日24日には株価が窓を空けて上昇し、ご祝儀相場となりましたね。

このように、季節性のアノマリーや、サッカー日本代表の勝利と株価との関係など、通常は関係ないとされることでも、相関関係があったりすると、やはり株価は人の心理が影響しているなと思うところであります。

VIX恐怖指数は20まで下がっていきました

このまま大きく上昇することなく今年を終えてほしいと願ってしまいます。

今週の日経平均を考える

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チャート分析

それでは、チャートを細かく見ていきましょう。

チャート分析

日足の移動平均線

5日線は、上向きで推移しています。株価は火曜日から5日線の上に位置しています。

25日線は、上向きに推移し、75日線とまもなくゴールデンクロスとなります。

75日線は、上向きに推移しています。

株価は25日線、75日線ともに上を推移しています。

並び順は、引き続き5日75日25日の順で上昇トレンドのはじまりですが、月曜日に25日線と75日線がゴールデンクロスとなると、5日25日75日の並び順となり、安定上昇の並び順となります。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きに推移しています。

株価は200日線からの乖離を広げながら上昇しています。

トレンドライン

木曜日には9月13日と14日に空けた窓の窓埋め2万8530円が意識されていましたが、わずか28円差で窓埋めとならずでした。

10月3日、13日、11月4日、10日、18日と、ローソク足の実体安値を結んだラインが綺麗に下値抵抗となっており、このラインを下抜けると、10月3日からの上昇のトレンドが崩れることになります。

上は2021年9月14日高値と2022年8月17日の高値を結んだ上値抵抗ラインが近づいてきています。

一目均衡表

株価は雲の上と転換線の上を推移して、上昇継続しています。

遅行線は上に何も邪魔のない位置が引き続き続いています。

12月15日の雲のねじれが意識されるところです。

ボリンジャーバンド

バンドが波を打ちながら、+1σと+2σの行ったり来たりを繰り返し、上昇しています。

ここからは木曜日に+2σに触れたことで、+2σのボリンジャーウォークとするのか、それともTPラインまで下げるのかに注目です。

スローストキャスト

10月からずっと買われすぎゾーンのぎりぎりラインを横ばいで進んでします。

明確に買われすぎゾーンを割ってこない限り、まだトレンド継続となります。

MACD

0ラインの上を推移して上昇トレンド継続となっています。ヒストグラムが小さく好転していますが、11月に入ってからは大きな動きはありません。

次回の満月は12月8日です(コールドムーン)。

次回の水星逆行期間は、12月29日から1月18日です。

総合判断

パラボリックは、月足も週足も日足チャートも好転となりました。

日足のパラボリックは月曜日に陰転か?と注目でしたが、そのまま保ち、好転継続となっています。

10月5日から好転している為、そろそろ陰転かと思われましたが、強さを見せています。

前回6月27日からのパラボリックの好転日数は57日、今回は今現在51日です。

11月も残り3日で、いよいよ12月となります。

結局今年もハロウィン効果のアノマリー通りの展開となり、11月高いということが証明されるのかというところです。

今週は金曜日が米雇用統計なので、しっかり意識していきましょう。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)

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