近頃は、ダイソーやセリアのような100均にも掃除グッズがたくさん販売されています。
筆者は掃除が苦手ですが、面白そうな掃除グッズを目にするとがぜんやる気が湧いてきます。
今回は、掃除が苦手な主婦でも思わずやる気になってしまう100均の掃除グッズを紹介していきます。
100均の「金魚飼育セット」 お祭りでとった金魚も少ない費用で住みやすく
(1) ワイパーシートでお掃除(スキマタイプ)
まずは、こちらのアイテムです。
大きめの字体で「ワイパーシートでお掃除」とありますが、これが商品名なのかは分かりません。
フローリングワイパー用のシートを持ち手に巻き付けるシリーズには、いろいろな形状のものがありました。
この中で筆者が選んだのは、冷蔵庫や家具の下、エアコンの奥などの掃除におすすめのスキマタイプです。
開封してみると、ポリプロピレン製の細長いヘラのような持ち手が1本と、フローリングワイパー用のシートが2枚入っていました。
この持ち手にシートを巻き付けて、極狭な場所専用掃除グッズに変身させます。
さっそく巻いてみましたが、この作業は思いのほか難しいものでした。
シートの巻き終わりは、柄(え)にある留め具に引っ掛けるのですが、適当に巻いてしまうとシートの長さが留め具まで届かないのです。
結局筆者は、3回も巻き直しました。
さて、シートのセッティングが完了すると、いよいよ実演です。
実際に使ってみて、持ち手の「しなり具合」が良くも悪くもあると分かりました。
良い点は、やわらかすぎず硬すぎないから狭い場所にもスルっと気持ちよく入るところです。
悪い点は、先が浮き上がってしまうため、端までしっかり拭き取れないということでした。
とはいえ、今までどんな道具でも届かなかったトイレの蓋裏の掃除もできて、筆者的には満足です。
(2) 隙間らくらくハンディワイパーワイド
「隙間らくらくハンディワイパーワイド」は、幅広の隙間に使いやすいワイドタイプのワイパーです。
セット内容は、T字型のワイパーが1本と使い捨てタイプのシートが1枚です。
交換用のシートは付いていませんが、フローリング用ワイパーシートで代替えできます。
こちらもまずはセッティングです。
T字型のワイパーに入っている切れ込みにシートを押し込むだけなので、とても簡単です。
さっそくサッシの隙間を掃除してみましたが、使いやすくて驚きました。
固めのワイパーは力を入れやすく、こびりついた汚れもしっかりかき取れます。
ドライタイプのシートの代わりにウェットシートを装着すれば、拭き掃除にも使えますね。
その昔、サッシの掃除に古いクレジットカードを利用していたこともありますが、やはり掃除に特化したグッズは掃除がしやすいと改めて感じました。
(3) おそうじミトングローブ
「おそうじミトングローブ」は、手袋状になったワイパーシートです。
手にはめて使用することで、細かい場所や掃除しにくい場所の拭き掃除も簡単に行えます。
開封してみると、5枚のミトングローブが入っていました。
さっそく手にはめてみましたが、思ったよりも小さい印象です。
小さいというより丈が短く、手首ギリギリまでしかありません。
パッケージの写真のように、エアコンや電気の傘などを手でなでるように拭けば良いと思ったのですが、それではすぐに手から抜けてしまいます。
いろいろな使いかたを試した結果、手のひらでなでるよりも指先でこすったほうが汚れは取れると分かりました。
先ほどのハンディワイパーを使ってかき出したサッシの汚れも、ミトングローブをはめた指でなぞれば一発でキレイになります。
お掃除ミトングロープは、1枚当たり22円となっています。
(4) にぎって洗えるあみ戸洗い
あみ戸用の掃除アイテムには、使い捨てシートを利用できるものもあります。
でも筆者は、あえて「使い捨てないタイプ」を選んでみました。
これにはちょっとした理由があります。
筆者は以前、シートをセッティングするタイプの網戸ワイパーを使用していました。
ところが、年に数回しか出番のない網戸用のシートは、買い足すのをいつも忘れてしまうのです。
もともと掃除が苦手な筆者は、理由があればすぐにサボってしまいます。
「掃除をしようと思ったけど、シートがないからまた今度」といったように。
その点、このあみ戸洗いにはシートは必要ありません。
これ1つあれば網戸掃除ができるため、言い訳の余地もありません。
つまり筆者は掃除から自分が逃げるのを防ぐため、使い捨てないタイプのグッズを選びました。
開封してみたところ、網戸に使用する面はブラシ状になっています。
これはしっかりと網戸の汚れをかき出してくれそうです。
さっそく中性洗剤をしみこませ、網戸をなでるようにこすってみました。
持ち手は握りやすく、使いやすい形状です。
網戸の汚れがスポンジに移るのもおもしろく、楽しく作業ができました。
使用後は洗う必要がありますが、シート交換の手間とシート代がかからないのは魅力的ですね。
(5) やわらかお掃除ブラシ
「やわらかお掃除ブラシ」は、カーペットやソファなどの掃除用ブラシです。
ゴム製のブラシ部分が、静電気の作用でホコリを吸い寄せます。
筆者は、普段のソファーやカーペットの掃除にコロコロクリーナーを使用しています。
ペットの抜け毛が多いシーズンには粘着シート代がバカになりません。
その点、やわらかお掃除ブラシは洗ってくりかえし使用できます。
粘着シート代もフロアシート代もかかりません。
やわらかお掃除ブラシでラグの掃除をしてみたところ、なでるように動かすだけで細かいホコリをキャッチしてくれました。
ブラシの使用後のお手入れは、水で流すだけで大丈夫です。
やわらかお掃除ブラシは静電気で吸着しているだけなので、お菓子の食べこぼしや砂粒のようなゴミはキャッチできません。
カーペットやラグの掃除には、やわらかお掃除ブラシとコロコロクリーナーを併用するのがおすすめです。
コロコロクリーナーの前にやわらかお掃除ブラシでホコリを取り除いておけば、粘着シートの使用量は半分ほどに減るでしょう。
挑戦しやすいのが魅力
100均の掃除グッズは、挑戦しやすいのが魅力です。
税込でも110円ですから、仮に使いにくくてもダメージはあまり大きくありません。
毎日うんざりしている掃除でも、新しいアイテムがあると気分が変わります。
100均の掃除グッズを利用して、掃除の時間も楽しみましょう。(執筆者:桧山 あい)
ダイソーで買える「フレーム」がお得! 高見えするオシャレな「大型のフレーム」や「フォトフレーム」をご紹介します。