2022年5月1日、LINEクレカ(Visa LINE Payクレジットカード)の還元率が2.0%から、本来の数字1.0%に低下しました。
いっぽうで新たなリリースもあります。
プリペイドカードであるLINEプリペがタッチ決済で、2.0%の還元率となります。
数字にこだわる方は、ぜひご検討ください。
2022年5月31日までに申し込むと、古いキャンペーンも併せて適用されますので、そちらもご案内します。
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LINEプリペのタッチ決済で還元率2.0%
2022年7月1日より、LINEプリペ(Visa LINE Payプリペイドカード)のタッチ決済の還元率が2.0%となります。
2.0%は、2022年4月までのLINE Payクレカの還元率と同率です。
LINEプリペの概要と、使い方を確認します。
LINEプリペとは
≪画像元:LINE Pay≫
プリペイドカードは、あらかじめチャージして、チャージ額の範囲内で利用するカードです。
LINEプリペもプリペイドカードであり、さらに現物のないバーチャルカードで、LINE WALLETアプリで使います。
バーチャルカードは、「スマートフォンにセットして実店舗決済」または「オンライン決済」で使うのが前提となっています。
クレジットカードのような審査はないので、誰でもオンラインで申し込み、すぐに発行してもらえます。
コンビニで「LINEプリペイドカード」というカードを販売していますが、これとは全く違うものなのでご注意を。
詳細を調べる際は、正式名称(Visa LINE Payプリペイドカード)のほうが確実です。
LINEプリペの特徴です。
・ 国際ブランドはVISA
・ Apple Pay、Google PayでiDまたはタッチ決済に利用可能
・ 2022年6月までは、一律1.0%還元
・ 2022年7月以降は、タッチ決済(またはiD)で2.0%還元、オンラインでは0.5%還元(合計して月5000ポイントの上限あり)
・ 還元はLINEポイント(LINEプリペ、LINE Pay等で使え、PayPayポイントにも交換可)
・ Wポイントとなるチャージ方法はなし
LINE PayクレカはApple Pay、Google PayのiDにもセット可能です。
VISA加盟店でのタッチ決済だけでなく、加盟店の多いiDでの決済でも2.0%還元の対象となります。
ポイント付与上限がありますが、タッチ決済で25万円使ってようやく上限に届く程度ですから、気にしなくていいでしょう。
7月からは、ポイント付与時期の改定もアナウンスされています。
従来の「3か月後」から、「数日」とスピードアップされるのは朗報です。
どこから申し込んだらいいかわかりにくい
LINEプリペはどこから申し込めばいいのか非常にわかりにくいのが難点です。
2022年5月現在では、公式サイトの「1%還元」という古い案内の「詳しくはこちら」をスクロールしていくと、Apple Pay、Google Payごとの申込ボタンがあります。
ただ今後、大きく変わると思われます。
LINEプリペは事前にチャージが必要
LINEプリペはプリペイドカードなので、あらかじめチャージして使う必要があります。
クレジットカードからのチャージ方法がなく、Wポイントにもならない点、完全キャッシュレス派には不満かもしれません。
それでも、クレジットカードと組み合わせる決済でもなかなか2.0%にはならないのであり、メリットは十分でしょう。
決済原資が現金や銀行預金に限る点も、「使い過ぎない」というメリットにつながります。
LINEプリペのチャージ方法
LINEプリペの残高は、QRコード決済のLINE Pay残高と同一です。
LINE Pay残高へのチャージは、以下の方法で行います。
・ 銀行口座(オートチャージも可)
・ セブン銀行ATM(スマートフォンにチャージ可)
・ ファミリーマートのFamiポート(レジで現金払い)
・ LINE Payカード
最後のLINE Payカードは、LINE Payクレカのことではありません。
すでに新規発行を停止しているJCBブランドのプリペイドカードです。
【2022年5月31日まで】カード発行月の翌月は、5.0%プラス
2022年6月以前のLINEプリペの還元率は、実店舗・オンラインとも1.0%です。
ただ2022年5月31日まで、古いキャンペーンの適用が受けられるので、駆け込み利用のご案内です。
発行月の翌月1か月間(1日から末日)は、5.0%のLINEポイントが付加されます。
ひと月に10万円タッチ決済とiDで使えば、1.0%の基本還元と併せ、合計6,000円の還元になります。
LINEプリペとクレジットカード、LINE Payの関係
LINEプリペへのチャージ方法を見てわかる通り、このカードにはクレジットカードからのチャージ手段はありません。
還元率低下で価値の落ちたLINEクレカと組み合わせる方法もないわけです。
それから、QRコード決済のLINE Payとも、残高は同一であるものの強い関係性はありません。
LINEプリペはPayPay、d払い、楽天ペイ等に組み合わせ可能で、現在こうして利用している人もいるでしょう。
ただ、Apple Pay、Google Payに組み合わせて2.0%になるのですから、QRコード決済との組み合わせの価値は大幅に減少することになります。
クレジットカードより還元率の高いLINEプリペ
掛け売りができないのはLINEプリペの難点ですが、それでも2.0%の還元率は満足のいく数字です。
タッチ決済だけでなくiDを含めれば、実店舗のかなりをカバーできるはずです。
銀行からのオートチャージで使ってみるのもおすすめです。(執筆者:沼島 まさし)
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