フランス王朝御用達の歴史ある「マルセイユ石鹸」。
高級石鹸として親しまれてきましたが、2018年にダイソーで110円で発売されたことをきっかけに、さらに知名度を上げました。
筆者も最初は、「そっくりさんではないのか?」と思いましたが、本家のマルセイユ石鹸と知り使ってみることにしました。
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ダイソーのマルセイユ石鹸は全部で8種類
最初に4種類が発売、のちに4種類追加発売され、現在8種類のマルセイユ石鹼がダイソーで販売されています。
- オリーブ
- ハニー
- ローズ
- ジャスミン
- グレープフルーツ
- スウィートアーモンド
- ハニーサックル
- ラベンダー
色で分かれているので見分けやすいです。
購入した3種類
ローズ、ハニー、オリーブを購入しました。
マルセイユ石鹼ユーザーの友人は、「イチオシはオリーブ」とのことだったので使い比べてみました。
内容量はどれも100gで、一般的な石鹸の大きさだと思います。
それぞれの石鹸は、名前の由来通りローズは薔薇の香り、ハニーは甘い香りがしますが、オリーブだけは原料そのもののにおいでした。
オリーブは原料のにおいなので、例えると油粘土のようなにおいです。
石鹸で香りの良さを求める人には、オリーブは合わないかもしれません。
泡立ちは3種類とも控えめでした。
特にオリーブの配合が多いオリーブはもこもこした泡ができにくいです。
油脂成分が多い石鹸は、泡立ちはイマイチですが洗い上がりがしっとりするので、乾燥肌のボディケアや洗顔にはおすすめなのです。
マルセイユ石鹸のおすすめは「オリーブ」
マルセイユ石鹸本家は、香料や着色料を使用していませんが、ダイソー商品には「オリーブ」以外の商品には着色料、香料が使用されています。
そのため、オリーブのみ販売名が「サボンド マルセイユ」と記載されており、他の7商品は「マルセイユソープ」と書かれています。
洗顔料として使うなら、オリーブが低刺激でおすすめです。
肌の弱い方やお子さんにもオリーブなら、余分なものが入っていないので使いやすいと思います。
女性の方は、通常のボディーソープでデリケートゾーンを洗うとヒリヒリする方がわりとおられます。
そのような方にはデリケートゾーン専用としてもおすすめしたいです。
植物油を使用して作られた石鹸は、お風呂場などの湿気で溶けやすくなるものが多いのですが、マルセイユ石鹸は溶けにくいのでお風呂に置きっぱなしでも問題ありませんでした。
通常価格との比較
本家のマルセイユ石鹸は、100g入りだと500円前後で販売されていることが多いです。
オリーブに限り、全く同じ成分のものがダイソーで110円で販売されているので、約1/5の価格で購入できるのです。
ダイソーのマルセイユ石鹸「オリーブ」はかなりお得だと言えます。
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マルセイユ石鹸の使い方
マルセイユ石鹸は泡立ちにくいのですが、洗顔ネットやボディ用タオルで泡立ちやすくなります。
洗顔の仕方
しっかりとした泡で洗いたい場合は、洗顔ネットを使用すると泡立ちます。
洗顔ネットを使用しない場合は、塗れた手で石鹸をなじませ、石鹸のぬるつきを利用して肌になじませ流します。
特にミドル世代以上は、洗顔で肌のうるおいが奪われやすいので、肌にのせる時間は10秒程度で、サッと流すほうがいいです。
体の洗い方
お風呂用のタオルを使用すると泡立ちやすいです。
筆者は綿素材やシルク素材のタオルを使用していますが、問題なく使用できました。
肌が敏感な方など手で洗う場合は、1度タオルやネットで泡立ててから洗う方がいいと思います。
通常の洗顔より泡立ちにくいので、手で洗う方には不向きかもしれません。
110円でお得にぜいたく気分
ダイソーで発売当時は、品切れ続出でしたが現在は在庫もそろっていました。
500円相当の天然由来石鹸が110円で購入できるので、いいものを安く取り入れたり方にはおすすめです。
また見た目がおしゃれなので、浴室や洗面台に置いても気分が上がります。
110円でお得にぜいたく気分を味わってみてください。(執筆者:@コスメビューティスペシャリスト認定 湯浅 みちこ)
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