メルカリで商品が売れたあと、購入者がコンビニ・ATMでの支払いを済ませてくれないとの問題は決して少なくありません。
待ちぼうけをくらったあとキャンセルとなり、予定していた売上金が入らないという事態にもつながりかねないため、できればスムーズに支払いを済ませてもらいたいものです。
今回はメルカリ専門家である筆者の体験談を交えながら、メルカリでコンビニ・ATMでの支払いがされないときの、損をしない対処法を紹介していきます。
「メルカリ」で売ってはいけないもの3選 身近に潜む損害に気を付けよう
コンビニ、ATMでの支払いがされない! そんなときの対処法
コンビニ、ATM払いを選択されている場合、そのほかの支払い方法よりも入金までに時間がかかります。
1日でも早く支払いを済ませてほしいものですが、必ずしも即支払いをしてもらえるとは限らないのが現実。
そこで知っておきたい対処法を4つ紹介しますので、損をしない対策を身につけ、売上金を素早く獲得してください。
1. 購入後に支払い予定日を聞いておく
出品者が支払いについて何も話をしないと、「いつでもいいや」と思われ、入金が遅れる可能性があります。
そのため、商品が購入されたら、一度支払い予定日を伺っておくと、相手も「早めに入金しよう」という気持ちになるでしょう。
ただし、聞き方には十分注意が必要です。
本来はメルカリの規定内であれば、いつ支払おうが購入者の自由です。
支払いを急かすような印象を与える文章は、評価を落とされるなどトラブルに発展するかもしれません。
たとえば、
とこのような文章であれば、相手に不快な思いをさせにくいのでおすすめです。
2. 予定を過ぎても支払いがなければ連絡してみる
もし事前に伺った日にちを過ぎても支払いがない場合、再度いつ支払えるのか聞いてみると良いです。
何も連絡をしないと、「期限を過ぎても何も言われないから、規定の日付を過ぎても大丈夫だろう」と思われてしまう可能性があります。
ここでも送るメッセージには注意が必要です。
あくまでも「予定日」ですから、支払い予定日を過ぎてすぐ連絡するのではなく、半日〜1日程度は待ったほうが良いでしょう。
少し待ってから、
と上から目線ではなく、相手を責めるような文章にならないよう注意してメッセージを送ってください。
3. 規定の支払い期限を過ぎているならキャンセルを視野に入れる
やりとりをしている中で、メルカリ規定の支払い期限が過ぎている場合、取引キャンセルを視野に入れることをおすすめします。
本来は期限内に支払うべきものですから、期限内に支払われなかったことを理由に取引キャンセルをしても、出品者にペナルティが課せられることはありません。
待ち続けるほど現金化できる日付も遅くなるので、
と伺ってみてください。
筆者の経験上このようにメッセージを送ることで、支払う気があれば数時間以内に支払ってくれ、気がなければすぐにキャンセル手続きが完了します。
4. 「支払う」と言って何度も支払われないならキャンセルがおすすめ
購入者の申し出た支払い期限を何度も過ぎ、メルカリ規定の支払い日を過ぎても支払われない。
それにも関わらず取引キャンセルはしたくないと言うなら、事務局に相談し、強制的に取引キャンセルをしたほうが良いかもしれません。
本来はメルカリ規定日を過ぎても待ち続ける必要はありませんし、支払いが遅れたことを理由に取引がキャンセルされても、購入者は文句を言えません。
いつまで経っても売上金が入らないのは困るでしょうから、最終的には強制的にキャンセルしてもらうことも視野に入れてください。
【メルカリ】購入者が間違えてコンビニ、ATM支払いを選択してしまったときは?
筆者が先日経験したのが「間違えてコンビニ払いを選択してしまったので、クレジットカードに変えたい」と購入者に言われたというトラブルです。
この場合はどう対処すべきなのか、ポイントを2つご紹介します。
1. 支払い方法は変更不可なので取引をキャンセルする
メルカリではコンビニ、ATM払いを選択して購入すると、購入後に他の支払い方法へ変更ができません。
そのため、一度取引をキャンセルをし、再度正しい支払い方法を購入し直してもらう必要があります。
筆者の場合は購入者が変更できないルールを知らなかったため、説明をしてキャンセルしていただくようお願いをしました。
もし筆者のように相手がルールを知らない購入者だった場合は、支払い変更は不可ということを説明してあげてください。
ルールを知っている購入者であれば自分からキャンセルを申し出てくるはずですので、速やかに同意し再出品すれば、再び購入してもらえるはずです。
2. 購入者がキャンセル申請を承諾しないときは事務局に問い合わせを
万が一相手がキャンセル申請に承諾してくれないなら、速やかにメルカリ事務局へ問い合わせをするのがおすすめです。
購入者が支払い方法の選択を間違えた場合、支払い期限を過ぎていなくてもキャンセル対象になります。
ペナルティは購入者側に課せられ、出品者側には特に問題は起こりません。
筆者の場合、取引当初から購入者と連絡がつきにくかったため、キャンセル申請を送ると同時に事務局へ問い合わせも行いました。
すると数時間でキャンセル処理がされ、再出品が可能となりました。
必ずしも数時間でキャンセルが成立するわけではありませんが、念のため事務局にも相談をしておいたほうが、スムーズにキャンセルできる可能性が高いでしょう。
ただ待つだけでは現金化までが遅くなるので対策を
コンビニ、ATM払いに関するトラブルは少なくなく、筆者自信も何度も支払われずキャンセルになったり、なかなか支払われず不安な思いをした経験があります。
何もしないと現金化までは遅くなる一方ですが、今回ご紹介したような出来る限りの対策をしておくとスムーズに支払いがされやすいのでぜひ参考にしてください。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
【メルカリ】最低価格の1冊300円で売れない本を早く売る方法 3つのコツを紹介