今年も100円ショップではさまざまなアウトドアグッズが発売されています。
以前からダイソーでは税込み1,100円ポップアップシェードのような大型商品が話題となっていました。
今年は他の100円ショップでもそういった商品が発売され、プチプラアウトドアキャンパーの話題となっています。
筆者が今年発見したものでかなりの驚きだったのがこちらのミニタープです。
タープがなんと税込み550円! 「実際どんな感じ?」ということで、詳細をチェックしてみました。
情報は調査時のものであり、内容等が変更となっている場合があります。
また店舗により取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認くださいますようお願いいたします。
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キャンドゥ「ミニタープ」詳細
キャンドゥで販売されているミニタープの詳細です。
こちらは税込み550円製品であり、キャンドゥではやや高価格帯製品と言えそうです。
サイズは200 × 150cm、ハトメは四角に4箇所です。ハトメの穴径は約8mmです。
材質はポリエステルとポリプロピレンです。自在ロープ(約195cm)が4本付属しており、自在パーツはポリプロピレンのようです。ペグなどの付属はありません。
外袋のサイズは約13 × 30cm、その中にタープとロープを収納できます。
重さを測ってみたところ、外袋・ロープ、全て合わせて200g弱でした。かなりの軽さです。
カラーはこのワンタイプのみを店頭で確認できました。
実際にベランダに設置してみました
自在ロープがついているのですが、ベランダのサイズによってはフックなどの方が便利かもしれません。
筆者宅ではフックと取り外し可能な結束バンドで物干しと柵に固定しました。
メリット
【大きい】
200×150cmですと、かなりの好範囲をカバーできます。まさに目隠しに最適!
ご自宅のバルコニーなどで水遊びやベランピングをされる際など、ご近所の視線が気になるときに隠すこともできます。
【軽い】
薄く軽い素材であるため、持ち運びに適しています。
またシンプルな長方形ですので、収納も簡単です。
設置の時にも、軽さは大きなメリットになっていると感じました。
デメリット
【薄さゆえ遮光性は△】
かなり薄い生地であり、遮光性はさほど高くありません。
9月の晴天の日に試してみたのですが、体感としては比較的暑かったです。
写真でお分かりいただける通り、ベランダのふとんばさみの影までくっきりです。
しかし日陰を作ることができるので、床面の温度上昇などは抑えられていると感じました。
またこの薄さでどれほどの耐久性になるのかが気になるところです。
コスパは使用用途によっては◎。常設したいなら他の策もアリ
タープとしては、税込み550円は激安です。
しかしオーニングのように夏の間常設して使用したいと考えるなら、普通のシェード2枚の方が良コスパである可能性もあるでしょう。
というのも各100円ショップでは税込み110円で80~90四方といったサイズの日よけシェードが販売されています。
こちら2枚使用すると、キャンドゥのミニタープに近い面積をカバーできるのです。
ロープを別途購入したとしてもこちらであれば税込み330円しかかかりません。
また330円以上の高価格帯商品では、さらに広い範囲をカバーできるものもあります。
やはりこちらの製品は小さくたためて軽い、持ち運びのしやすさこそが大きなメリットでしょう。
アウトドアでの使用に大きな適性があると言えそうです。
残念ながら耐水・はっ水機能や雨天使用などには言及がないため、メインのタープとして使うにはやや荷が重いかもしれません。
またハトメが四角のみであるため、張り方もそこまで多くのバリエーションはなさそうです。
というわけで、筆者としてはこちらの製品は、サブタープとして利用するのが1番効果的なのでは、と考えています。
筆者は3 × 3mのタープをアウトドアで使用しているのですが、こちらのミニタープをサイドタープとして西日除けに設置して使用する予定です。
またカーサイドタープとして使う、荷物置き場などのためのサブタープとして使用するなど、キャンプスタイルによってハマる使用法を見つけるのがよさそうです。
ベランピングにはぴったり
100円ショップのアイテムを活用し、自分のアウトドアスタイルをさらに快適にするのがプチプラキャンパーの楽しみでもあります。
コンパクトになるのは本当にありがたいです。
またベランピングにはぴったり! 筆者宅ではこのミニタープを張ってティタイムにするなど、子どもと一緒にちょっとしたキャンプ気分を味わっています。
繰り返しになりますが、なんといっても税込み550円はタープとしてはとても安いです。
試してみる価値は十分にアリと言えそうです。(執筆者:新木 みのる)
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