税金支払いの季節がやってきます。これから、固定資産税や自動車税・軽自動車税など支払う予定の人も多いことでしょう。
納税は楽しくはないですが、付加価値があればどうでしょうか。
クレジットカードには入会キャンペーンがあります。おおむね一定の金額を利用すると、報酬がもらえる設定になっています。
新規に手に入れたカードで税金等を支払い、入会キャンペーンをクリアしてみませんか。
2021年4月現在入会キャンペーンのあるクレジットカードと、税金・公共料金の支払い方をお伝えします。
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税金をクレジットカードで支払うには
税金や公共料金をクレジットカードで支払う方法は数種類ありますが、ここではクレジットカード直接決済について説明します。
基本的には次のインターネットサイトで決済する必要があります。窓口納付はできません。
・ 都道府県単位の税金支払サイト(例:都税クレジットカードお支払サイト)
お住まいの自治体が、上記支払いサイトのいずれかに対応している必要がありますので、事前に調べておきましょう。
モバレジに対応していても、クレジットカード払い非対応の税金等もあります。
税金をクレジットカードで支払う際には、一般のネットショッピングとは異なり、手数料を負担する必要があります。
しかし、キャンペーン報酬のほうが高いので、手数料を気にしすぎることはありません。ポイント還元率の高いカードなら、ポイントだけで手数料を上回ることもあります。
クレジットカードの入会キャンペーン
クレジットカード各社では入会促進のためのキャンペーンを随時実施しています。
おおむね次のような特徴を持っています。
・ ポイントで報酬をもらえることが多いが、キャッシュバックもある
・ 一定額のクレジットカード利用に応じて報酬が増える
・ 公共料金の引落しで報酬が増えることが多い
・「リボ払い」「キャッシング枠」「家族カード」「ETCカード」を申し込むと報酬が増えることが多い
年1回の税金をカード払いするだけではなく、毎月の公共料金の引き落としも設定するとキャンペーン報酬が増えます。
リボ、キャッシングについては借金となり、キャンペーン報酬を無意味にしてしまう原因なので気を付けましょう。
では、現在実施中のキャンペーンを見てみましょう。利用金額に比例したキャンペーンのあるカード限定です。
三井住友カード
三井住友カードは、おおむね通年で利用金額の20%を還元するキャンペーンを実施していて、上限額が変動します。
4月30日までのキャンペーンは次の通りです。
・ 入会後2か月間のカード利用金額の20%(最大1万円)のポイント付与
・ 別途1,000円分のギフトコードプレゼント
2021年に誕生した、券面に番号の記載のないカード「ナンバーレス」が年会費無料でもありおすすめです。
三井住友カードの「Vポイント」は使い道が広いので、キャッシュバックと同様に考えてよいことでしょう。
MUFGカード
MUFGカードでは現在、入会後2か月間の利用額の10%、最大5,000円をキャッシュバックしています。
スタンダードクラスの「スマート」を持つと、三菱UFJ銀行のATMを無料で使えます。
VIASOカード
VIASOカードもMUFGカードの1枚ですが、独自の入会キャンペーンを実施中です。
・ 3か月以内に15万円以上の利用:8,000円キャッシュバック
・ リボ払い設定:2,000円キャッシュバック
多額の税金を支払う場合には、達成は難しくはないことでしょう。VIASOカードは年会費無料、ポイント自動還元が特徴です。
ライフカード
ライフカードはおおむね通年で、最大1万円の入会キャンペーンを実施しています。
このうちの3,000円は家族知人への紹介によるものなので、実質的には7,000円です。
カード利用に応じて、申込翌月末日までにポイントでのキャンペーン報酬があります。
・ 5万円利用:3,000円
・ 15万円利用:6,000円
イオンカード
イオン系列商業施設でお得なイオンカードですが、もちろん税金の支払いにも使えます。5月10日までの入会キャンペーンを実施しています。
6月10日までに5万円利用すると、WAON POINTを5,000円分もらえます。ウェブ入会で、さらに1,000円分もらえるので合計で6,000円です。
税金や公共料金も、クレジットカードを賢く利用して、お得を享受してください。(執筆者:沼島 まさし)
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