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モンハンの竜の卵運ぶクエストが難しくてイライラした、過去のこの気持ち伝われ【Book】


ドラゴンってカッコいいよね。
なんで好きなのかは正直なところよくわからない。自分で詳しく調べたりすることもあんまりしない。それでも見るとココロオドル。小学生のときにもらう裁縫箱のイラストがドラゴンだったのは今でも覚えていて、少年の心をガッチリ掴んでくるのはさすがだ。恥ずかしがってパワプロの裁縫箱を注文したけど。

「いや別に…」と思う人のために、ひとつ例を出すとするとポケモン。最初に選んだ一匹に、道中で捕まえた一匹。手塩にかけて育てて、強力な相手に挑んでいくのがこのゲームの特徴だ。たくさんの時間をかけたポケモンたちには愛情がある。でも、最後のダンジョンに出てくるちょっと強いドラゴンタイプを捕まえるとみんな大盛り上がり。貴重なアイテムを使うのも、友達に自慢するのもいつだってそのドラゴンになる。「ふざけんな、カ〇リュー」って、降格させられたポケモンたちの叫びが聞こえる。

「いやそれも別に…」と思ってしまったら、もう我慢してお付き合いください。
そんな感じに、底知れないプレミア感を抱くことが男性には特に多いはずだ。ファンタジー人気が根強いこともあって、ゲームや小説でもたびたび登場。火を吹いて敵を攻撃する姿はso cool!
ただ、そんな大きくて強いドラゴンを、自分たちで飼うことができたとしたら……そんな想像したことありません? おもしろそうじゃありません?

その「空想×空想」にマジメに取り組んだのが、『ドラゴンの飼い方』という本だ。食事からしつけ、手入れの方法までを完全網羅! 毒を吐くヤツや酒を飲むヤツ、そして船を呑みこむヤツまで、手懐け方を徹底的に追いかけた唯一無二の一冊になっている。こんな世界がもし本当にできたら、インスタ映えにはもうこまらない(?)

「オレハ、ジツハオマエミタイナニンゲンニ、ナリタイ」
とか反対に歩み寄られたらどうしよう。とか、社会人もワクワクの想像ができること間違いなし。いや、それだけではおさまらない。もしかしたら、誰も踏み入れたことのない山の奥や海の底に、本当にひそんでいるかも…。
『東京喰種』が好きすぎる私は、前に座る上司が実は変身しているドラゴンだったらなんて考えたりもしている。こういう本は、切羽詰った大人こそ読むべきなのかもしれない。
そんな妄想をしながら、毎日の鬱な会社勤めにも耐えているぞ! 本に感謝!

ドラゴンだけでなく、ケルベロスやユニコーンといった「幻獣」というカテゴリも扱っていて、ワンパターンではないので飽きない。大人も子どもも等しく楽しめる。もちろん家族で読み聞かせもできちゃう優れものだ!

(実業之日本社 編集本部 鏡 悠斗)


『ドラゴンの飼い方』伊藤慎吾 著 本体価格1000円+税 実業之日本社




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