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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、米中対立の激化が警戒


15日のブラジル株式市場は米中対立懸念とレアル安の影響で小反落しました。指数は-0.16%とわずかに下落しましたが、原油価格の上昇が下値を支える要因となりました。ロシア市場も続落し、MOEX指数は-0.50%でした。通貨ルーブル安と輸出鈍化懸念が主な要因ですが、欧州株高がサポートしました。一方、インドのSENSEX指数は+2.10%の上昇で、外国人投資家の買い越しや米国の関税政策に対する柔軟性が追い風となりました。中国株式市場はわずかに上昇し、上海総合指数は+0.15%でした。中国政府による金融緩和期待と内需拡大策が背景にあります。

*09:46JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、米中対立の激化が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 129245.39 -0.16%
15日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比208.52ポイント安(-0.16%)の129245.39で引けた。日中の取引レンジは128,951.12-129,927.08となった。

売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米中対立の激化が警戒され、売りは優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇やインフレ率の落ち着きなどが指数をサポートした。

【ロシア】MOEX指数 2805.55 -0.50%
15日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.14ポイント安(-0.50%)の2805.55となった。日中の取引レンジは2,788.26-2,836.00となった。

買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米中対立の激化が警戒され、輸出の伸び鈍化懸念が高まった。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の売り手掛かり。一方、欧州株高や原油価格の上昇が指数を下支えした。

【インド】SENSEX指数 76734.89 +2.10%
15日のインドSENSEX指数は上昇。前日比1577.63ポイント高(+2.10%)の76734.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同500.00ポイント高(+2.19%)の23328.55で取引を終えた。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日、10日ぶりの買い越しとなった。また、米国の高関税政策の脅威が緩和されていることも支援材料。トランプ米大統領が関税を巡り柔軟な姿勢を示した。

【中国本土】上海総合指数 3267.66 +0.15%
15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.85ポイント高(+0.15%)の3267.66ポイントと小幅ながら6日続伸した。

中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。一部の香港メディアは先ごろ、3月の人民元建て融資の上振れについて、「当局の金融緩和を示唆する」と市場関係者の見解として報じた。銀行貸出の指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」や、預金準備率が引き下げられる可能性が高いと分析されている。そのほか、中国政府は内需を拡大させるため、追加の消費刺激策を打ち出す――との観測も広がった。


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