starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

4日の中国本土市場概況:上海総合0.9%高で5日続伸、空運セクター急伸


4日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比30.28ポイント(0.94%)高の3246.57ポイントと5日続伸した。約1年ぶりの高値水準を切り上げている。上海A株指数も上昇し、31.80ポイント(0.94%)高の3400.51ポイントで取引を終えた。

追加減税に期待感。景気腰折れ回避に向け、中国は減税・手数料軽減策を2019年に導入する。国務院は3日に常務会議を開催し、不動産登記費用の減免など各種の手数料引き下げとその時期を決定。企業や個人の負担について、新たに年間3000億人民元(約4兆9800億円)以上も軽減されると試算した。米中通商合意の思惑も続く。米中貿易問題を巡っては、「両国はすでに問題の大半を解決済み」と伝えられた。報道によれば、米当局は月内の正式調印を目指しているという。

業種別では、空運が急伸。中国東方航空(600115/SH)がストップ高、中国南方航空(600029/SH)が9.3%高、中国国際航空(601111/SH)が5.9%高で引けた。上述した一連の減税策では、空港建設税に当たる「民用航空発展基金」の徴収額が半減される。業績改善につながると期待された。海運・港湾株も大幅続伸。なかでも、港湾運営の上海国際港務集団(600018/SH)は連日でストップ高した。上海自由貿易試験区の拡大方針が支援材料となっている。自動車株や消費関連株、資源・素材株、医薬品株なども買われた。白酒(中国の蒸留酒)メーカー大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)は2.4%高と反発し、今週1日に付けた上場来高値を更新している。

外貨建てB株の相場もしっかり。上海B株指数が0.03ポイント(0.01%)高の318.41ポイント、深センB株指数が11.11ポイント(1.04%)高の1076.37ポイントで終了した。

【亜州IR】



<FA>

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.