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29日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高と3日続伸、金融株が相場けん引


29日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.57ポイント(0.08%)高の3365.23ポイントと小幅ながら3日続伸した。約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。上海A株指数も上昇し、2.74ポイント(0.08%)高の3524.50ポイントで取引を終えた。

資金流入期待で買われる展開。中国本土・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)を通じた取引では、本土に向けた資金流入が先週後半から加速している。全国社会保障基金などの買い支え期待も根強い。「国有企業改革」の進展も評価される。中国国有資産監督管理委員会は28日、中国国電集団と神華集団を合併させると発表した。ただ、上値は限定的。金利高を警戒して指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は29日、15年4月以来の2.9%台に跳ね上がっている(昨日までは2.8%台で推移)。

金融株が相場をけん引。中国銀行(601988/SH)が2.1%高、中国人寿保険(601628/SH)が1.7%高で引けた。素材株の一角もしっかり。非鉄の洛陽モリブデン(603993/SH)が2.7%、鉄鋼の馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.1%ずつ上昇した。ガスや発電の公益株、空運株なども物色された。

一方、外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が1.13ポイント(0.33%)安の340.81ポイント、深センB株指数が7.27ポイント(0.63%)安の1148.23ポイントで終了した。

【亜州IR】



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