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3日の香港市場概況:ハンセン0.6%高と3日ぶり反発、「国家級新区」が刺激材料


週明け3日の香港市場は小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比149.89ポイント(0.62%)高の24261.48ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が40.85ポイント(0.40%)高の10314.52ポイントとそろって3日ぶりに反発した。一方、売買代金は624億6600万香港ドルに縮小している(3月31日は736億6400万香港ドル)。

政策期待の高まりなどが支え。中国共産党中央委員会と国務院が1日、新たな国家級新区として、「河北雄安新区」の建設決定を発表したことが支援材料となっている。深セン経済特区、上海浦東新区に並ぶ国家プロジェクトとして推進される運びだ。ただ、上値は限定的。本土市場が本日と明日、香港市場が明日休場となるなか、買い手控えのスタンスも漂っている。

業種別では、セメントや鉄鋼、ゼネコンなどインフラ関連セクターが高い。北京金隅(BBMG:2009/HK)が34.7%、中国建材(3323/HK)が7.4%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が3.9%、鞍鋼(347/HK)が3.8%、中国鉄建(1186/HK)が2.4%、中国交通建設(1800/HK)が1.5%ずつ値を上げた。建機株や非鉄株も軒並み買われている。前述した「国家級新区プロジェクト」が刺激材料。この発表を受け現地ブローカーは、インフラ関連に恩恵があり、なかでもセメントの需要が大幅に拡大するとの見方を示している。

本土系不動産セクターもしっかり。北京北辰実業(ベイジン・ノース・スター:588/HK)が6.9%高、首創置業(北京キャピタル・ランド:2868/HK)が6.3%高、華潤置地(1109/HK)が1.7%高で引けた。


【亜州IR】






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