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10日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安と反落、空運株は急伸


10日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.56ポイント(0.30%)安の3161.67ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、10.04ポイント(0.30%)安の3310.49ポイントで取引を終えた。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は0.35ポイント(0.10%)安の344.30ポイント、深センB株指数は0.26ポイント(0.02%)高の1133.71ポイントで終了した。

短期金利の上昇が嫌気される。この日も上海銀行間取引金利(SHIBOR)は急伸し、1カ月物は約1年半ぶりの高い水準を連日で切り上げた。SHIBORは今年に入り、上昇ペースが加速している。ただ、下値を叩く動きはみられない。今年は国有企業改革が進む——との観測が根強く、関連銘柄を物色する動きが続いている。朝方公表された昨年12月の物価統計で、生産者物価指数(PPI)がプラス5.5%に上向いたことも好材料だ。

業種別では、金融株がさえない。中国人寿保険(601628/SH)が2.2%安、中信銀行(601998/SH)が2.1%安で引けた。インフラ関連株の下げも目立つ。ゼネコンの中国交通建設(601800/SH)が2.8%下落した。発電やガスの公益株、不動産株、自動車株なども売られる。

半面、空運株は高い。中国南方航空(600029/SH)が7.4%、中国国際航空(601111/SH)が3.0%ずつ値を上げた。南方航空に関しては、親会社の中国南方航空集団が9日開いた会議で、2017年に「混合所有制改革」を加速させる方針を決定したことが手がかり。ネット企業などを株主に迎え入れることも視野に入れるという。

(亜州IR)



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