アンジェス Research Memo(1):HGF遺伝子治療用製品の2027年上市に向けた準備が着々と進む
アンジェス<4563>は、1999年に設立された大阪大学発のバイオベンチャーである。ビジョンとして「遺伝子医薬のグローバルリーダーとして、未だ有効な治療法が存在しない疾患に革新をもたらし、世界中の人々のQOL(生活の質)向上に貢献」することを掲げている。2020年に先進ゲノム編集技術の開発を行うEmendoBio Inc.を子会社化したほか、2021年には国内で希少遺伝性疾患向け拡大新生児スクリーニング検査を行う衛生検査所「アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(以下、ACRL)」を開設し、検査受託サービスを開始した。
1. HGF遺伝子治療用製品の開発方針
同社は2025年8月、主要パイプラインのHGF遺伝子治療用製品について、米国で実施した後期第2相臨床試験の良好な結果を基に米国食品医薬品局(以下、FDA)に生物製剤認可申請(BLA申請)を行い、上市を目指す方針を発表した。併せて、原薬供給先であるBoehringer Ingelheim Biopharmaceuticals GmbH(以下、ベーリンガー)と、同製品の上市を視野に入れた新たな製造体制構築のための受託開発・製造契約を締結した。スケジュールとしては、2026年内にBLA申請を行い、2027年後半の上市を目指す。また、大手製薬企業との販売ライセンス交渉は2026年4月以降、候補企業を4社程度に絞り込んだうえで本格的に行う予定で、BLA申請完了までに契約締結を目指す。同社は調査会社から同疾患の米国内の対象患者数が年間で約50万人と報告を受けており、このうち1割程度に投与されたと仮定すると売上ポテンシャルは1千億円を超える規模になると弊社では見ている。なお、年間5万人分の治療薬を供給するため、原薬の調達量拡大に向けた検討もしているようだ。
2. その他パイプラインの状況
慢性椎間板性腰痛症を対象としたNF-κBデコイオリゴDNAの国内第2相臨床試験は、被験者の選定を精緻に行っているため登録ペースがやや遅れ気味となっている。このため、登録完了時期は2026年後半、トップラインデータの発表は2027年末頃となりそうだ。その後の開発方針については開発パートナーの塩野義製薬<4507>との協議次第となる。
カナダのVasomune Therapeutics, Inc.(以下、Vasomune)と共同開発を進める「AV-001」は、ウイルス性及び細菌性肺炎を含む急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を適応症とした北米での前期第2相臨床試験が2026年第1四半期に完了し、同年夏頃にトップラインデータが発表される見込みである。また、新たに血液透析患者の脳損傷予防を目指す医師主導治験を開始することも決定し、同年1月に最初の被験者が登録された。
子会社のEmendoBioはスウェーデンのAnocca AB(以下、Anocca)との間で、2024年に締結したOMNIヌクレアーゼに関する非独占的使用権契約の適用範囲を拡大する契約を新たに締結した。Anoccaは難治性固形がんを適応対象としたTCR-T細胞療法の開発を進めており、2026年に「OMNI-A4」を用いた臨床試験を開始する見込みであり、マイルストーン収入の計上を見込んでいる。また、海外製薬企業2社がOMNIヌクレアーゼの技術評価を進めており、2026年内に新たなライセンス契約が決まる可能性もある。
3. 業績動向
2025年12月期の業績は事業収益で874百万円(前期比230百万円増)、営業損失で5,145百万円(同3,964百万円減)となった。事業収益はACRLの検査件数拡大が増収要因となった。費用面では、EmendBioに関わるのれん償却額3,322百万円がなくなったほか、人件費や支払手数料等が減少し、損失額が大幅に縮小した。
2026年12月期は事業収益で1,330百万円(前期比456百万円増)、営業損失で10,230百万円(同5,085百万円増)と再び損失額が拡大する見通しである。「ゾキンヴィ」の売上増加により事業収益は増収となるが、HGF遺伝子治療用製品の原薬製造費用や米国での申請準備費用等の計上による研究開発費の増加が損失拡大要因となる。ただ、これらの費用は将来の収益を獲得するための先行投資負担であり、前向きに捉えることができる。HGF遺伝子治療用製品に関するライセンス契約一時金は計画に織り込んでおらず、仮に契約が締結された場合には相応の上方修正が期待できることになる。
2025年12月末の現金及び預金残高は1,882百万円だが、新株予約権の行使や私募債の発行等により今後の事業活動に必要な資金を調達する方針だ。なお、同社はHGF遺伝子治療用製品が上市した場合の市場価値に対して現状の企業価値(時価総額で200億円程度)が低すぎると考えており、今後買収リスクが上昇することを想定し買収防衛策を2026年2月に導入した。
■Key Points
・HGF遺伝子治療用製品の売上ポテンシャルは米国だけで1千億円を上回る
・ARDSを対象とした「AV-001」の臨床試験結果は2026年夏頃に発表予定
・OMNI技術供与先の開発パイプラインで2026年の臨床試験入りを見込む
・私募債の発行により安定した資金調達を可能とし、買収防衛策も導入
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
世界初 日本発 AI動画生成プラットフォーム Animon.ai 日本国内サービス開始 3分で高品質のプロ級の動くアニメが完成 気になる料金体系をチェック
上田慎一郎監督、新作上映された東京国際映画祭で「カメ止め」から10年かぶり続けた帽子を新調
築地場外で明日から初の夜市開催 市場跡地のスタジアム活用への社会実験か?
RAVIJOURの新作ランジェリーで特別な聖夜を♡華やかなクリスマスコレクションを公開 RAVIJOURがクリスマスコレクション2026を解禁!魅惑のランジェリーと限定ノベルティに注目
スプリング・ジャパン 公式Instagramアカウントを9月1日より運用開始
Afternoon Teaのティーフェス2026開催♡栗や林檎の限定スイーツ&紅茶ギフトが登場
公式Instaのリール動画が52万回再生を突破!富士河口湖町が届ける旬な暮らしとイベントの情報
IATA、「One ID認証」をニュージーランド航空と香港国際空港が初取得
「箱だけ出品」もNGに?メルカリが取引ルールを改定、悪質転売への対応強化へ
父、伯母、交際相手と窃盗繰り返したか 35歳ら4人逮捕 福岡
「箱だけ出品」もNGに?メルカリが取引ルールを改定、悪質転売への対応強化へ
メルカリが「匿名返品サービス」を提供開始 住所や氏名のやり取りがいらず無料で返品可能に
福田康夫元首相死去 90歳 首相在任1年、洞爺湖サミット議長
全国34店舗のコーヒーショップ・ロースターが横浜に集結 「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2026」事前チケット販売開始
まだ9月なのにインフル流行入り!? ワクチンは“打って終わり”じゃない、研究で分かったワクチンの効果(抗体応答)を左右する生活習慣とは
世界初 日本発 AI動画生成プラットフォーム Animon.ai 日本国内サービス開始 3分で高品質のプロ級の動くアニメが完成 気になる料金体系をチェック
インスタ新機能に阿鼻叫喚 リアルタイムの位置情報が共有可能な仕様に
軽ダンベルで筋肥大――最新研究で重さ神話崩壊
中村仁美、別れ話の翌日に逆プロポーズ 大竹一樹との結婚秘話に恵俊彰「どういうこと?」
公式Instaのリール動画が52万回再生を突破!富士河口湖町が届ける旬な暮らしとイベントの情報
「箱だけ出品」もNGに?メルカリが取引ルールを改定、悪質転売への対応強化へ
都内最大級のアウトドアイベント「TOKYO outside Festival 2026」が国営昭和記念公園で開催
メルカリが「匿名返品サービス」を提供開始 住所や氏名のやり取りがいらず無料で返品可能に
福田康夫元首相死去 90歳 首相在任1年、洞爺湖サミット議長
全国34店舗のコーヒーショップ・ロースターが横浜に集結 「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2026」事前チケット販売開始
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
まだ9月なのにインフル流行入り!? ワクチンは“打って終わり”じゃない、研究で分かったワクチンの効果(抗体応答)を左右する生活習慣とは
インスタ新機能に阿鼻叫喚 リアルタイムの位置情報が共有可能な仕様に
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開

アンジェス Research Memo(1):2026年からHGF遺伝子治療用製品のライセンス契約交渉を本格始動
アンジェス Research Memo(1):HGF遺伝子治療用製品の開発方針決定、最短で2027年に製造販売承認も
アンジェス Research Memo(7):EmendoBio関連の費用減で2025年12月期の損失額は大幅縮小
アンジェス Research Memo(8):Emendo関連費用削減により2025年12月期中間期の営業損失は大幅縮小
Chordia Research Memo(7):2025年8月期は事業収益の計上がなく、前期並みの損失を計上
Chordia Research Memo(1):2028年後半に血液がん向け治療薬rogocekibの承認申請目指す
アンジェス---2Qも2ケタ増収、拡大新生児スクリーニングの受託数が順調に増加
シンバイオ製薬 Research Memo(1):BCVで2028年に2つの適応症で承認申請目指す
VIS Research Memo(1):低分子創薬に加え核酸医薬品を新規DDSと組み合わせ、新たな治療法の確立を目指す
ケイファーマ Research Memo(6):2025年12月期は研究開発の期ズレや費用抑制により計画比で損失額が縮小