システム ディ Research Memo(6):自己資本比率60%台で財務内容は良好、収益性も10%台と高水準を維持
3. 財務状況と経営指標
2025年10月期末の資産合計は、前期末比397百万円増加の7,360百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は現金及び預金が75百万円、契約資産が54百万円それぞれ増加したほか、有価証券を399百万円計上した。また、固定資産はソフトウェア資産やのれんの償却が進んだことにより無形固定資産が149百万円減少したほか、有形固定資産が18百万円減少した。ソフトウェア資産は仮勘定を含めて987百万円を計上しているが、今後は極力資産計上せずに単年度で費用処理する方針である。
負債合計は前期末比104百万円減少の2,353百万円となった。主な増減要因を見ると、未払法人税等が74百万円、未払金及び未払費用が56百万円増加した一方で、前受収益が99百万円、有利子負債が119百万円それぞれ減少した。純資産合計は同501百万円増加の5,007百万円となった。主には利益剰余金が473百万円増加したことによる。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は68.0%と引き続き60%以上の水準を維持しており、有利子負債比率も3.9%と低水準となっており、財務体質は健全な状況を維持していると判断される。収益性に関しては、営業利益率で18.6%、ROEで13.2%、ROAで13.2%となり、営業利益率は3期ぶり、ROEとROAは4期ぶりに上昇に転じた。営業利益率は開発投資など先行投資を行っているため目標としている20%の水準にはまだ届いていないが、ストック売上が全体の5割強を占め、安定収益基盤の拡大が着実に進んでいることから、今後も高い収益性を維持できる可能性が高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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