クオルテック Research Memo(7):次世代技術と戦略投資で成長領域を拡張
2. 成長戦略
同社は2024年6月期から2027年6月期を、各事業において事業機会を確実に捉え、成長の可能性を広げる期間としている。2027年6月期において売上高を50億円以上、営業利益率を10%以上とするとともに、設備能力と人員を30%増強することを目標としている。2025年6月期までは、営業利益率15%以上、設備能力15%増強としていたが、顧客の多様化するニーズに応えるための研究開発や設備投資をさらに拡充して将来の成長につなげることを優先すべく、営業利益率10%以上、設備能力30%増強に見直した。なお、中長期の目標としては、TQSの進化を続けることにより既存事業領域に加えて新規事業領域へと事業内容を拡大し、長期的には売上高100億円以上を目指す。
(1) 2025年6月期の成果
営業体制の強化と事業部門の再編・成長施策を推進した。営業体制の強化として、「九州地区での販路拡大」「新規顧客の開拓」「半導体、電子機器以外の分野開拓」を進めた。「九州地区での販路拡大」では、熊本営業所が営業活動を推進し、現地に拠点を持つ半導体メーカーからの受注獲得を進めた。「新規顧客の開拓」では、九州地方の半導体企業や東海地方の自動車関連企業のほか、微細加工分野でガラス基板やその他素材の案件開拓を行った。事業部門の再編・成長施策としては、「新体制による全体最適化への移行」「パワエレテクノセンター竣工等の成長投資加速」「営業部門との連携強化」を進めた。「新体制による全体最適化への移行」では、先に述べたTQSの進化加速に係る施策として、信頼性事業や微細加工事業における案件受注を通じて適用を進めた。「パワエレテクノセンター」については2024年11月に予定比前倒しで竣工し、センター竣工後の跡地利用を着実に進めている。「営業部門との連携」としては、信頼性評価事業における試験メニューの拡大ニーズへ対応したほか、微細加工事業の表面処理技術では素材メーカーをターゲットに拡販活動を行い、大手メーカーからの受注獲得等の成果を得た。
(2) 2026年6月期の取り組み
2027年6月期のゴールに向けた中間期である2026年6月期は、引き続き企業の成長と持続可能性を支えるための施策を実施する。
a) パワエレテクノセンター稼働強化
2024年11月に開所したパワエレテクノセンターの信頼性評価試験や故障解析等のキャパシティを、従来比1.5倍に拡大し、現行のパワー半導体向けともに次世代パワー半導体向け試験需要への対応を進める。次世代パワー半導体に用いられるSiCのほか、GaNやGa2O3(酸化ガリウム)等の素材にはそれぞれ特性があり、SiCは高耐圧・高温動作・低損失で、太陽光発電用途や鉄道、自動車用途といった中容量から大容量の機器に用いられる。GaNは、SiCと比較してコストは高いものの、高速スイッチングが可能で、高性能かつ小型の半導体が必要とされる通信機器や家電用途に利用されることが期待されている。Ga2O3は、SiCやGaNよりも高電圧・大電流の電力を扱うことが可能で、低コスト生産の可能性が予想されている。現時点では、SiCは実用化されており、GaNは実用化が近づき、Ga2O3は研究の段階にある。GaNは、同社が得意とする自動車向け半導体に使用される可能性が高く、同社はこれらの次世代パワー半導体に対する信頼性評価試験の対応として、パワエレテクノセンターの対応能力の増強や半導体モジュールの故障解析能力の向上等により、様々な半導体材料や半導体モジュール、パッケージの評価ニーズ増大に対応する考えである。なお、パワエレテクノセンターへの集約により生じた他センターの跡地では、パワエレテクノセンターで行う以外の試験メニューを拡大強化する。
b) 二次電池解析事業の拡充
電動車が搭載する電池として現在主力であるリチウムイオン電池に関し、増大している試験・分析ニーズに対応すべく、積極的な設備投資を行うことで対応能力向上を図り、リチウムイオン電池の解析事業拡大を進める。
c) 新規事業、次世代成長事業
新規事業に向けた新プロジェクトとして「MAPプロジェクト」を発足した。「MAP」とは「Mist-Assisted universal Plating Project」の略で、同社独自開発のコーティング技術である「ユニバーサルめっき法」を活用し、新たなコーティング技術を開発し、用途を拡大する。「ユニバーサルめっき法」では、高品質で緻密な機能性膜の形成が可能となり、通信、半導体、医療、航空宇宙、再生可能エネルギーといったそれぞれの分野で必要とされる被膜性(導電性、絶縁性、耐摩耗性、耐薬品性等)に対応した機能性膜が提供可能となる。同社はこうしたコーティング技術を低コストかつ安定供給可能な、環境配慮型技術として確立することを目指す。
また次世代パワー半導体への対応の一環として、Patentix(株)との間で進めている新規次世代パワー半導体用の素材であるGeO2の製膜事業については、現在順調に開発が進捗中である。2027年6月期における製膜事業参入を目指すという当初計画に変更はない。
d) 技術開発強化
新規事業のシーズ開発と既存事業の成長支援を目的とした研究開発を進めており、多彩な技術を軸とした研究により新たな事業分野を創出する方針である。前者の例としては前掲のMAPプロジェクトのほか、安全な次世代二次電池として産学連携で研究開発を行っている全固体フッ化物イオン電池の試験・分析の早期事業化を進めている。後者の例としては電池解析の技術拡張として、全固体電池のインピーダンス(交流回路における電流の流れにくさ)測定に向けた事業化を進めている。
■株主還元策
2026年6月期の1株当たり配当金は37.0円を予定
同社は配当政策について、事業成長に向けた投資余力の確保と安定的な株主還元の両立を基本ポリシーとして継続しており、2025年6月期の配当金、配当性向入れる2026年6月期においてもこの方針に基づいた株主還元を行う考えである。2026年6月期の1株当たり配当金については前期比同額の37.0円を計画している。なお配当性向は32.1%となる見込みである。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬 智一)
<HN>
小堺一機「やっぱり浅草の伝統なんだね」欽ちゃんとたけしの“共通点”に納得
「りくりゅうペアや星野真里さんを不快に感じている方々へ」54歳タレントが呼び掛け
木梨憲武、ラッパー愛車の“ルーフ乗り”が議論に 大御所は苦言「憲武ヒップホップなめてる?」
どぶろっくが衝撃告白 大悟驚き「ちょっと待ってそれ言っちゃっていいの?」
安住紳一郎アナ「私も張り倒したい」衝動に駆られる出来事を告白「横でそういう会話聞いたら…」
NEXCO西日本、南九州道・妙見第一橋の通行止め解除まで少なくとも2年 熊本地震で被災
歴史的な偉業にカブス公式も祝福!球団新記録1試合9本塁打&リーグ新記録の月間62本塁打達成
女性モデルが訴え「ほぼ毎回打ち合わせの最後は枕営業の話」「令和の時代にもまだある」
日向坂46佐藤優羽
星野真里「確かにそうだなと」夫高野貴裕氏の言葉で難病患う長女との向き合い方が変化
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
伊達みきお「脳梗塞」コンビのTVレギュラー8本、29日生ラジオ、放送界は対応追われる
近藤真彦、田原俊彦との“不仲説”を直撃質問され回答「だって…」
【全文】西野亮廣、先輩芸人への「訴訟予告通知」発表 法的措置を検討「私に対し激しい暴力を」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
安住紳一郎アナ「私も張り倒したい」衝動に駆られる出来事を告白「横でそういう会話聞いたら…」
佐藤沙織里都議が辞職表明、YouTubeで 25年6月に初当選
「まるで海のよう」 一変した富山・氷見の景色 大雨特別警報
伊藤かずえ、愛車シーマの“最新”走行距離写真を公開「すごーい」と驚きコメントも
鈴木宗男氏、駐露大使を批判 プーチン氏の北方領土訪問巡り
星組トップ暁千星 暁ラーマが主人公として帰ってくる 瑠風ビームに「同期ならではの安心感」
【広島】バッテリー乱れ6回に3失点…捕逸の石原貴規「ボクが捕れなかっただけ」松本竜也も猛省
“9頭身美ボディー”斎藤恭代「着てます。たぶん。」ボディーあらわ投稿に「安心できない」
【甲子園】横浜ラストミーティングで小野舜友主将が流した涙…12月の主将クビ宣告から建て直し
【甲子園】智弁和歌山 決勝戦を前に中谷仁監督「智弁和歌山らしく、打ち勝ちたい」
久保建英、今季開幕戦に先発も見せ場作れず Rソシエダード、ベティスに0-1黒星スタート
【甲子園】日南学園・谷口銀次郎 横浜・織田との対戦で芽生えた決意 母の教え守り聖地帰還誓う
【中日】細川成也4年連続20号「先制点を取りたかった」ドーム開場97年以降、球団史上4人目
【広島】2試合連続&今季14度目ゼロ封負け 8月ビジター6戦全敗&41イニングゼロ行進

SMK Research Memo(6):新技術の製品化及び展示会などにより事業化を加速
クオルテック Research Memo(4):高い財務健全性と潤沢な成長投資余力
クエスト Research Memo(7):トップラインは巡航速度、収益構造の転換が課題
IC Research Memo(4):2026年9月期は堅調な需要を背景に増収増益が続く見通し
オーハシテク Research Memo(5):2026年3月期は円高を織り込んだ前提に基づき、減収増益を見込む
タクマ Research Memo(8):事業全体の拡大基調が継続、当期純利益は過去最高を更新する見通し(2)
イノベーション Research Memo(10):2026年3月期予想を下方修正。収益性改善とシナジー創出に注力
クイック Research Memo(7):人材紹介の事業成長とクライアントエージェント機能の強化に注力
アーバネット Research Memo(8):中期経営計画では中核事業・ケーナイン拡大、ソリューション事業強化を推進
サイオス Research Memo(5):自社開発製品・サービスを拡大し、2027年12月期にROIC10%超を目指す