コニシ Research Memo(4):ボンドは主力の住宅向け販売数量が減少も、他の製品増で増収増益
コニシの2025年3月期の業績では、主力製品であるボンドセグメントが増収増益を達成。他の用途向け製品の健闘が目立ち、住宅向けの販売数量減を補いました。具体的には、一般家庭関連や産業資材、建設関連で販売額が上昇。化成品は売上減少も利益率改善で増益。工事事業も各子会社の好調で大幅な売上増。特にボンドエンジニアリングや近畿鉄筋コンクリートが、インフラ補修や大型案件完工で成長。不動産賃貸業も順調に伸びを見せました。主な増益要因は、事業戦略の順調な推進と各子会社の成長によるものです。
2. 2025年3月期のセグメント別状況
(1) ボンド
セグメント売上高は73,898百万円(前期比3.2%増)、営業利益は6,903百万円(同4.5%増)となった。主力の住宅向けが不振で数量ベースでは伸び悩んだが、中期経営計画で掲げている事業戦略が順調に進捗していることで他の用途向けが健闘し、増収増益となった。各サブセグメントの状況は以下のとおりである。
a) 一般家庭関連:売上高6,799百万円(前期比3.5%増)
ホームセンター、コンビニエンスストア向けが堅調に推移した。
b) 住宅関連:売上高22,451百万円(同2.0%増)
住宅着工数の減少により内装施工用は低迷したが、建築資材用やタイル施工用接着剤が好調に推移し、前期比で増収となった。
c) 産業資材関連:売上高9,185百万円(同6.7%増)
産業資材用で取り扱う主な製品は、紙管・製袋用途向け水性エマルジョン形接着剤、パネル用途向けウレタン系接着剤、自動車関連産業向け接着剤や封止材及び離型剤、産業用ホットメルト系接着剤など。自動車・電子電機用が新規獲得も含めて好調であったことに加えて、紙加工用接着剤も好調に推移した。
d) テープ:売上高3,643百万円(同2.4%増)
産業用が堅調に推移した。
e) 建設関連:売上高14,980百万円(同4.2%増)
建築用シーリング材が順調に推移した。
f) 土木関連:売上高2,569百万円(同3.6%増)
土木補修用接着剤が順調に推移した。
g) サンライズ(連結子会社):売上高10,371百万円(同7.7%増)
住宅関連用の高耐候シーリング材のリフォーム市場における販売が好調に推移した。
h) ウォールボンド工業(連結子会社):売上高3,123百万円(同0.5%増)
主要製品は壁紙用接着剤であることから、100%が住宅関連である。遅れていた壁装用接着剤の値上げ効果で増収となった。
化成品は仕入価格の低下で減収だが、利益率は改善し増益
(2) 化成品
化成品の売上高は36,929百万円(前期比6.0%減)、営業利益は1,354百万円(同2.9%増)となった。仕入価格(主にレアメタル等)の下落に伴い販売価格も下がったことから減収となったが、一定の利益を確保したことから増益となった。
注:主な業界別状況は以下のとおりであるが、化成品は収益認識基準の影響を最も大きく受けるため、業界別状況については収益認識基準適用前での開示となっている。収益認識基準適用前のセグメント売上高は、64,303百万円(同4.1%減)であった。
a) 自動車:売上高25,387百万円(前期比8.3%減)
仕入価格に連動する販売価格の下落および認証不正問題による減産の影響を受けて低調に推移した。
b) 化学工業:売上高7,450百万円(同6.3%減)
中国景気減退の影響を受け、樹脂原料が低調に推移した。
c) 電子・電機:売上高7,241百万円(同5.5%減)
スマートフォン向け商材は堅調であったが、他商材が順調に減少してセグメントとしては低調に推移した。
d) 塗料:売上高3,987百万円(同1.0%減)
塗料の需要減もあり、ほぼ前期並みに止まった。
e) 住設・資材関連:売上高3,537百万円(同2.4%増)
前期までの「その他」を改称したものだが、資材関連の需要に支えられて増収を確保した。
f) 丸安産業(株)(連結子会社):売上高15,202百万円(同1.6%増)
コンデンサ向け材料が堅調に推移した。
工事事業は子会社各社が好調に推移して増益
(3) 工事事業
「工事事業」の売上高は24,861百万円(前期比13.7%増)、営業利益は2,269百万円(同1.1%増)となった。各子会社が堅調に推移した。
a) ボンドエンジニアリング(連結子会社):売上高14,317百万円(前期比12.5%増)
前期に続いて橋梁などの社会インフラの補修・改修・補強工事が好調に推移した。
b) コニシ工営(連結子会社):売上1,858百万円(同8.2%増)
公共工事、民間工事ともに順調に推移した。
c) 近畿鉄筋コンクリート(連結子会社):売上高2,260百万円(同46.0%増)
大型物件が完工し、好調に推移した。物件の完工時期によって売上高は大きく変動する傾向がある。
d) 角丸建設(連結子会社):売上高5,339百万円(同12.5%増)
前期は工事の進捗が遅れたが、今期は受注工事の進捗が順調に推移した。
e) 中信建設(連結子会社):売上高1,733百万円(同0.9%増)
長野県にある土木建築工事会社。受注工事が順調に完工したものの、前年並みで推移した。
(4) その他
不動産賃貸業が中心の事業で、売上高186百万円(同4.3%増)、営業利益164百万円(同31.5%増)となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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