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シンバイオ製薬---注射剤ブリンシドフォビルの悪性リンパ腫対象の国際共同第1b/2相臨床試験で1例目の患者登録完了


シンバイオ製薬は、注射剤ブリンシドフォビル(IV BCV)を使用した悪性リンパ腫を対象とする国際共同第1b/2相臨床試験で、日本国内の最初の患者登録を完了しました。この試験は日本、香港、シンガポールで行われ、難治性のNK/T細胞リンパ腫および末梢性T細胞リンパ腫を対象としています。安全性と有効性の評価を目指すこの試験は、2025年末までに15例の登録を目標に進められており、最終的には新薬として早期承認を得ることを目指しています。非臨床試験では、IV BCVの高い抗がん活性が確認されており、試験の進展が注目されています。

*10:36JST シンバイオ製薬---注射剤ブリンシドフォビルの悪性リンパ腫対象の国際共同第1b/2相臨床試験で1例目の患者登録完了 シンバイオ製薬<4582>は10日、日本国内における注射剤ブリンシドフォビル(IV BCV)を用いた悪性リンパ腫対象の国際共同第1b/2相臨床試験において、2025年6月9日に日本国内で1例目の患者登録を完了したと発表した。

同試験は日本、香港、シンガポールの多施設で実施され、2025年末までに計画通り15症例の登録を目指している。対象となるのは難治性のNK/T細胞リンパ腫および末梢性T細胞リンパ腫で、既存治療の有効性が限定的で副作用が強いことから、新規治療薬の開発が切望されている。

同試験は第1b相として安全性、忍容性、薬物動態および予備的な有効性を評価し、第2相ではNK/T細胞リンパ腫に対する有効性評価を行う計画となっている。将来的には第2相試験での結果を基に承認申請が可能となるよう、適切な用量設定を経て早期承認取得を目指す。

非臨床試験では、シンガポール国立がんセンターおよびカリフォルニア大学サンフランシスコ校との共同研究により、IV BCVが高い抗がん活性を示したことが確認されており、これを受けて本試験をがん領域の重要な布石と位置づけている。

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