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加藤製作所 Research Memo(6):2026年3月期は大幅営業増益・最終黒字予想


加藤製作所は、2026年3月期において売上高が57,000億円、営業利益が1,700億円の増加を見込んでいます。これにより、前期の損失から黒字転換する予定です。売上高の増加は、新型ラフテレーンクレーンの市場投入やインド事業の寄与などが要因です。営業利益の大幅増加は、売上増加、価格改善、原価削減、業務効率化、棚卸資産評価損の反動によります。経常利益は一部減少しますが、特別損失反動の影響で純利益は増加すると予想しています。米国関税政策の影響は軽微と見られています。

*11:06JST 加藤製作所 Research Memo(6):2026年3月期は大幅営業増益・最終黒字予想 ■加藤製作所<6390>の今後の見通し

● 2026年3月期連結業績予想の概要
2026年3月期の連結業績予想は売上高が前期比7.7%増の57,000百万円、営業利益が同88.1%増の1,700百万円、経常利益が同14.4%減の1,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が1,200百万円(前期は6,033百万円の損失)を見込む。事業環境に不透明感が強いものの、売上高は国内大型ラフテレーンクレーン新型車の市場投入、期中からのインド事業の寄与、前期の東南アジア向け大口案件剥落影響の一巡等により増収を見込む。営業利益は増収効果、売価改善・原価低減・業務効率化効果、前期計上した棚卸資産評価損の反動等により大幅増益となる見込みだ。経常利益は前期計上した受取補償金の剥落等により減益を見込むも、親会社株主に帰属する当期純利益は前期計上した特別損失の反動で大幅増益(黒字転換)を予想している。想定為替レートは1米ドル=145円、1ユーロ=155円、1元=20円としている。なお米国関税政策の影響については、現時点では予測が困難なため業績計画に織り込んでいないが、米国向け輸出比率が低下しているため影響は少ない模様である。2025年4月に販売開始した国内大型ラフテレーンクレーン新型車の当期生産計画台数のすべてが受注予約済みであり、売価・原価改善効果の進展なども寄与して収益改善基調が期待できるだろうと弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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