TKP Research Memo(6):相次ぐM&Aや業務提携等により新たな事業領域の創出に向けた体制を整備
ティーケーピー(TKP)は、積極的なM&Aや業務提携を通じ、新たな事業領域の創出に注力しています。2025年2月期には、契約満了に伴う16施設の退店と同時に23施設を新規出店し、合計13,868坪の増床を達成しました。特に、貸会議室(フレキシブルスペース)では、約6,000坪の新規出店が実現しています。主要な施策には、ノバレーゼの連結子会社化やfabbitの事業譲受、インターメディアの完全子会社化、そしてハークスレイとの業務提携が含まれます。これらにより、スペース活用の多様性を高め、さらなる成長を目指します。特に、全国で合計100拠点の出店を目指す計画が進行中です。
1. 出退店及び増床の実績
2025年2月期は契約満了等に伴い16施設が退店となった一方、23施設を新規出店し、既存施設の増床を含め、13,868坪増となった(アパホテル6棟を含む)。そのうち、貸会議室(フレキシブルスペース)に限ると約6,000坪の新規出店・増床を達成したことになる。また、2026年2月期については前期を上回る約7,200坪の新規出店・増床を予定しており、既に約4,000坪が決定済である(2025年4月14日時点)。特に、新たに譲り受けたfabbit(レンタルオフィス、コワーキングスペース等)を活用した合同出店に取り組み、市況・オーナー事情に応じて貸会議室・シェアオフィスともに、様々な出店形態を通じてフレキシブルスペースの店舗拡大を計画している。
2. 政策投資・事業提携(2025年2月期下期以降の実績)
2025年2月期上期においては、インテリア事業やスペースソリューション事業を展開するリリカラの連結子会社化(2024年6月20日付)、賃貸関連サービス等を手掛けるAPAMANとの業務提携(2024年8月2日付)などを行った。下期以降については、以下のような実績をあげており、新たな事業領域の創出やグループシナジー実現に向けた体制を整えた。
(1) ノバレーゼの連結子会社化
2024年6月21日付で、ブライダル事業・レストラン特化型事業を展開するノバレーゼとの資本業務提携を締結し、持分法適用関連会社とすると、2024年12月19日には株式の追加取得より連結子会社とした(保有比率60%)。取得価額は総額5,700百万円となり、のれんとして5,379百万円、商標権として5,571百万円が計上された(いずれも15年間の均等償却)。主な目的として、1) 出店ペースの加速を目的とした物件情報連携、2) 地域創生・空間再生事業における協業、3) 積極的なM&A戦略における協調、4) ノバレーゼ施設の平日稼働の促進、5) ノバレーゼ施設の厨房機能の最大活用、6) インバウンド事業注力のための協業などがあげられる。特に4) については、利便性の高い地方都市部を中心に36のブライダル施設※を運営しており、地方中核都市でのスペース確保(厨房機能を含む)や拠点づくりに向けた足掛かりができた。
※ 同じくブライダル事業(24施設)を展開する業務提携先のエスクリは都内が中心のため、エリアでの棲み分けができている。
(2) fabbitの事業譲受
2025年2月28日には、業務提携先のAPAMAN及びその持分法適用関連会社のシステムソフト等より、fabbit事業(レンタルオフィス、コワーキングスペース等)を譲り受けた※1。取得価額は967百万円であり、のれんとして329百万円が計上された(10年間の均等償却)。同社のコア事業であるスペースの時間貸しサービス(会議、研修、セミナー、株主総会、懇親会等)に、月貸し・年貸しサービス(本社・支店機能、サテライト、プロジェクトオフィス、スポットオフィス等)を組み合わせることで、状況や需要に応じた同社ならではの柔軟性を十分に発揮し、期間・用途※2にとらわれない真の意味でのフレキシブルなスペースを提供する考えだ。早速、既存物件の増床・合同出店による「TKP fabbit渋谷」(2025年5月7日出店)、新規物件の仕入れ・fabbit単独出店による「fabbit梅田」(2025年7月15日出店予定)、新規物件の仕入れ・合同出店による「TKP fabbit高松」(2025年夏頃出店予定)が進行中であるが、今後も共同出店・fabbit単独出店に加えて、貸会議室の稼働状況に応じてフレキシブルにfabbitに転換する施策や、同社施設の共有部をfabbitラウンジとして活用するなど、多角的な取り組みを進めていく。これにより、2027年までに100拠点の出店を目指しているようだ。
※1 全国主要都市に18拠点を展開している。
※2 例えば、本社登記が可能なところにも特徴がある。
(3) インターメディアの完全子会社化
2025年3月31日には音響・照明・映像演出の設計・施工を手掛ける(株)インターメディアを完全子会社化した。1) グループ各社施設の照明等の工事、メンテナンス、2) グループ各社施設の照明等のプロデュース、3) 同社のイベントプロデュース事業との連携、4) 同社の音響レンタル事業との連携、5) リリカラのスペースソリューション事業との連携などに狙いがある。
(4) ハークスレイとの業務提携
2025年4月14日に「ほっかほっか亭」などを展開するハークスレイ<7561>と業務提携を締結すると、その一環として、4月24日には、その子会社である(株)味工房スイセン※の発行済株式の35%を取得した。ハークスレイとの業務提携の目的には、1) 同社の顧客基盤を活用した味工房スイセンの販路拡大、2) 同社の懇親会対応キャパシティの拡大、3) 同社の顧客への弁当等のハークスレイグループの製品提供、4) 共同仕入れなどによるコスト削減などがあげられる。
※ ケータリング、お弁当製造、慶事料理、法事・法要料理製造、出張料理、パーティ・イベント企画などを展開している。
3. グループシナジーの実現に向けた取り組み
同社では、連結化したリリカラ及びノバレーゼとのグループシナジーを早期に実現し、グループ価値の増大につなげていく考えだ。リリカラとのシナジー実現に向けては、同社の施設を利用したサテライトショールーム、インテリア販売会を準備中である。また、リリカラとAPAMANの連携を強化し、アパマン管理物件におけるリリカラ商材の活用推進、アパマンFC加盟店及び協力業者への販売促進により、販売数量が増加中のようだ。一方、ノバレーゼとは、広島エリアでノバレーゼ施設厨房から同社施設へのケータリング提供を2025年6月より開始予定である。また、グループ間の役員派遣などを通じた人事交流にも積極的に取り組んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<HN>
藤田ニコル、水着姿に「そんなに…?」反響「ホテルのビーチでのんびり」
元フジ33歳エースアナが他局で電撃復帰!1年半ぶりテレビ出演に「いつも見ていたスタジオは…」
迫力のグラマラスボディで魅了♡東雲うみが「月刊少年チャンピオン」最新号を飾る
【ヤクルト】18奪三振の鷹モイネロ衝撃投球は燕からどう映った?「振りにくい」「当てられない」
【阪神】藤川監督、2度目サヨナラ勝ち「勝たなければいけない気持ちが最後1つに」/一問一答
ヒストソニックス、腎腫瘍を対象とした非侵襲的ヒストトリプシー治療を評価する「#HOPE4KIDNEY試験」の登録を完了
メガネ姿の元フジアナ久慈暁子、運転免許取得報告「緊張しましたが少しずつ距離伸ばそうと」
NEWS小山慶一郎とAAA宇野実彩子夫妻に第1子誕生 小山はグループ現役メンバーで初の父親
KEY TO LIT井上瑞稀「令和の問題児キャスティング」再編後初舞台、メンバー来場も期待
どこでもミャクミャクを召喚できちゃう!?大阪万博のキャラクターのデジタルコンテンツが話題
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
あのちゃん実名告白「めんどくさい芸能人」が台本と違いスタジオ騒然
武田鉄矢、昨年死去した大物俳優をライバル視していた「1人だけ、ライバルと思った人がいた」
西田ひかる「なんとかならなかったのかな」コンビニ備蓄米視察で小泉農相「大きなうねり」発言に
大谷翔平の長女へ、ロバーツ監督がピンクの〝ポルシェ〟プレゼント 昨年は大谷がミニポルシェ贈る
37歳女性タレント、元交際相手から送られてきた“写メ”にドン引き「デリカシーなさすぎ」
【DeNA】バウアー勝訴 和解女性が条件違反で約4490万円の賠償金支払い命令
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然

TKP Research Memo(8):貸会議室事業と宿泊事業を2本柱として、本格的に成長軌道に回帰させていく計画
TKP Research Memo(8):貸会議室事業と宿泊事業を2本柱として本格的に成長軌道に回帰へ。M&Aにも注目
TKP Research Memo(1):2025年2月期は貸会議室と宿泊が好調で、M&A効果も加わり過去最高業績を更新
ティーケーピー---不動産システム会社とAPAMANからレンタルオフィス事業の事業譲受に向けた基本合意書締結
TKP Research Memo(1):2025年2月期上期は貸会議室及び宿泊ともに好調に推移し2ケタ増収
ティーケーピー---貸会議室とシェアオフィスが融合したTKP fabbit」渋谷・梅田・高松に新拠点開設
ティーケーピー---レンタルオフィス事業に再参入。「fabbit」を買収 、100 拠点に拡大へ
TKP Research Memo(2):貸会議室ビジネスを起点とする「空間再生流通事業」を展開し、高い成長性を実現
TKP Research Memo(7):2026年2月期も増収増益基調が継続。グループシナジーの実現にも取り組む
ティーケーピー---25年2月期売上高・経常利益が過去最高を更新、宿泊サービス売上高は100億円超え