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アップル Research Memo(2):中古車輸出事業と中古車買取販売事業を主力事業として展開(1)


アップルインターナショナルは、1996年に設立され、東南アジア諸国への中古車輸出を主力事業として始動。現在、日本から中古車を輸出することが主要事業で、国内では中古車買取販売をフランチャイズで展開。企業理念にグローバルな自動車関連ビジネスの展開を掲げている。2003年に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、2022年にはスタンダード市場に移行。M&Aによる事業規模拡大を進め、2007年からタイでオートオークション事業に参入。2023年からリユース流通事業も開始し、時計や貴金属のリサイクルを含む多様なサービスを提供している。

*11:02JST アップル Research Memo(2):中古車輸出事業と中古車買取販売事業を主力事業として展開(1) ■アップルインターナショナル<2788>の会社概要及び事業内容

1. 会社概要
同社は、1996年に中古車輸出のパイオニアとして東南アジア諸国への中古車輸出事業を開始した。その後、中古車買取販売事業に加えて、オートオークション事業を行うなど自動車流通市場の一翼を担うに至った。海外では、築き上げた信頼と人的ネットワークの拡がりにより、新たな事業を展開しつつある。現在、同社グループは本体が日本からの中古車輸出を主要事業とし、連結子会社が日本国内で中古車買取販売事業のフランチャイズチェーン本部を、グループ会社が加盟店として直営店を運営している。

企業理念は、「私達アップルは、海外の人々と喜びを分かち合いながら、お客様と社会からの信頼を築き上げることに価値を見出し、夢の実現に向けグローバルに自動車関連ビジネスを展開」してきたとしている。「人へ社会へ、そして新たな価値を創造し続けることに挑戦し、新しい未来を切り開き、社会の発展に貢献すること」を目指し、「FORWARD THE FUTURE」をコーポレートスローガンに掲げている。

2. 沿革
同社は1996年1月、中古車の買取・販売を目的として三重県四日市市に設立された。東南アジア諸国のモータリゼーションは活況で、海外輸入業者のニーズに対応するため、同年12月にタイ及び香港で中古車の輸出事業を開始した。現在は、本体である同社がタイを中心にマレーシア、シンガポール、インドネシアなどへ日本からの中古車輸出事業を展開している。2016年11月には東京本社を東京都中央区に開設し、2本社体制とした。

2003年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、2015年5月に同市場第2部に市場替えとなった。また、2022年4月の同市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行した。

同社はM&Aによる事業規模と領域の拡大を図っており、2001年11月に自動車買取・販売を行うカーコンサルタントメイプル(株)を、2004年5月にはアップルフランチャイズ本部のアップルオートネットワーク(株)の株式をそれぞれ取得し、現在、連結子会社となっている。また、2007年にはオートオークション会場を運営する合弁会社としてApple Auto Auction (Thailand)をバンコク市内に設立し、2008年からタイでオートオークション事業を開始した。同社の出資比率は34.4%で、持分法適用関連会社としている。2021年には(有)ホンダショップヒナガの全株式を取得し、非連結子会社としている。また、2023年10月よりアップルオートネットワークにて、時計や貴金属等のブランド品や不用品回収、生前・遺産整理、家屋買取までを一気通貫で対応するリユース流通事業を開始している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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