ADワークスグループ Research Memo(6):ROEの改善とPER向上に向けた施策を打ち出す(1)
ADワークスグループは、企業価値向上を目指す成長戦略を発表しました。この戦略の中で、不動産小口化事業の成長加速と再生販売事業の物件価値向上を重点施策として掲げています。同社は、2027年までにROEを13-14%に引き上げることを目指し、PBRを1倍以上にすることを目標としています。特に、不動産小口化商品は市場規模が急成長しており、ADワークスはこの成長を取り込むために大手2社に追いつくことを期待しています。また、再生販売事業では物件の価値増を図ることで業績改善を図ります。販売チャネルを広げ、大手法人との提携を進めることで、全体的な競争力を高めることを計画しています。
2. 企業価値向上に向けた成長戦略
ADワークスグループ<2982>は2期連続で過去最高業業績を更新するなど業績が順調に成長しているにもかかわらず、2025年3月7日時点でPBRが0.6倍に留まっている状況を鑑み、「企業価値向上に向けた成長戦略」を策定し、各種施策を実行することでPBR1倍超を目指す方針を明らかにした。
PBRの向上に向けては、資本収益性(ROE)の改善や期待成長率の増加、株主資本コストの低減に取り組む。ROEの水準については、2027年までに13~14%(2024年12月期9.5%)に引き上げることを目指しており、以下の施策を実行する。
(1) 不動産小口化事業の成長加速
不動産投資商品として、不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品の市場規模が拡大傾向にある。業界最大手のFPG<7148>や2番手の青山財産ネットワークス<8929>を加えた3社合計の売上推移を見ると、2021年度の約402億円から2024年度は約1,179億円と3年間で約4倍に急成長している(年率43%成長)。低金利下が続くなかで少額から投資が可能で安定した利回りが期待でき、かつ相続税対策としても活用できる投資商品としての認知度が高まり、投資家層が広がったことが要因だ。大手2社と比較すると同社の売上規模はまだ小さいものの、3年間の年平均成長率では61.7%と最も高くなっており、今後も市場の拡大が続くなかで高成長が期待できる事業として注目される。
同社の「ARISTO」シリーズは、徹底した市場調査と法的精査に基づき物件を購入し、バリューアップ工事やテナント誘致などにより資産価値を向上させたうえで、全国の投資家に金融機関や会計事務所等400を超える販売パートナーを通じて効率的に販売している。
物件仕入に25人以上、商品開発に20人以上の専門人材(一級建築士、一級建築施工管理技士、リーシング、テナント交渉、遵法性等の専門人材)を配置し、1棟再生販売事業と高度に連携した模倣困難なオペレーション体制による目利き力と仕入力、バリューアップのノウハウにより良質な商品供給を実現可能としているのが同社の強みとなっている。実際の運用商品の稼動率も2023年度以降、2年連続で99.9%と高水準を達成しており、実績配当利回りも発売した全17商品平均で3.05%と販売時想定利回り※を上回っている。こうした実績から、販売パートナーだけでなく上場REITや外資系不動産ファンド等からの継続取引も増えるなど投資家からも高い評価を受けており、「ARISTO」シリーズのブランド力や販売力は年々向上している。販売パートナーから見れば取扱い商品社数には限りがあるため、先行者利益が生じやすく、大手の寡占化市場となる傾向にあり、同社にとっては不動産小口化市場の成長を取り込める好機が到来していると言える。
※ 稼働率95%稼働時~100%稼働時で2.81%~3.01%を想定。
同社は販売力をさらに強化するため、2025年1月に大手法人提携推進専門組織を新設し、販売チャネルを開拓する方針だ。現状は先行2社と差があるものの、今後は不動産専業の強みを生かしてキャッチアップするものと期待される。事業期間が数ヶ月と短い不動産小口化事業の売上が拡大すれば、総資産回転率の上昇につながり、ROE向上に寄与することになる。
(2) 再生販売事業の物件価値向上力を強化
1棟収益不動産販売事業については、20年以上の実績によって培われた目利き力や仕入力と、不動産価値を最大限に高めるバリューアップ能力を強みとして、エリアの拡大やさらなる物件価値向上(バリューアップ)に取り組むことで、堅実な成長を見込む。
エリア展開では、物件の約7割を首都圏で占めており、関西2割、福岡1割の構成となっている。関西については2024年2月に大阪営業所を大阪支店に昇格して営業体制を強化した。福岡についても2025年1月に営業所を開設し、取扱い物件数を増やす方針だ。福岡は近年、人口が増加傾向にあり、地理的にアジアの玄関口として観光客を多く来日する地域の1つということもあり、外国人投資家からの注目度も高く体制を強化することにした。首都圏での取り扱い物件数も増やしていくため、全体の構成比は変わらないものの、「ARISTO」シリーズも含めて仕入力の強化により、商品ラインナップの拡充につながるものと見られる。
また、バリューアップについては物件の専用部だけでなく共用部も含めたバリューアップを実施することで、物件の価値を向上し賃料のアップを実施する事例が増えている。2025年12月期は「魅力的な利用空間の提供」「自社サービスの社会的意義」を追求しながら、10件以上のバリューアップ物件について、賃料改定を実施し販売限界利益率及び当期純利益率の向上に取り組む方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
一休、「GoGoセール」開催 5月25日まで
【阪神】藤川監督が不満爆発「納得いかない」最後の1球ストライク「井上監督の抗議があって…」
海外アニメファンの購買動向を探る!越境ECがもたらす新たなチャンス
県内屈指進学校の奈良が2季連続の近畿大会で初戦敗退…守備では6失策と乱れる
【ヤクルト】4連敗で借金ワースト更新12 同点の8回に田口麗斗が2失点
リバプールFWサラーが2度目のプレミアリーグMVP、複数回受賞はロナウドらに次いで5人目
【日本ハム】福谷浩司「ブルペンでは全然しっちゃかめっちゃか」でも3者連続三振で好調アピール
【WEリーグ】新潟レディース、橋川監督の続投発表「経験を深化成長させてタイトルに挑みたい」
【阪神】ヘルナンデスがまた打った 9回代打で登場、大きな体で器用に巧打「打席に立てて幸せ」
山梨学院の二刀流・菰田陽生が準決勝敗退も前向き「もっと頑張らないと」/関東大会
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
小泉進次郎農相、就任一夜明け「コメ5キロ2990円」記事ポスト「仕事はやっ!」ツッコミ多数
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
石井亮次アナ「ゴゴスマ」で生謝罪 「辞任」もほのめかす
5人組アイドルBrainBeatにーなさん死去「不慮の事故により永眠いたしました」公式X
「コメないなら、ライスを」小泉進次郎“コメ大臣”農相就任で「進次郎構文」大喜利 X盛況続く
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
太田光が本音「犬猿の仲」芸人と「一生分かり会えないと。バチバチやってたから」禁断の共演実現
大手アダルトメーカー秘書課社員がAV出演へ 昨秋に中途入社「モノづくりの輪に入りたい」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
関ジャニ錦戸亮、登場人物が全員クズだらけの不倫劇もメディア沈黙で批判殺到
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」

ADワークスグループ Research Memo(7):ROEの改善とPER向上に向けた施策を打ち出す(2)
ADワークスグループ---24年12月期2ケタ増収増益、収益不動産販売事業が業績をけん引
ADワークスグループ Research Memo(5):2025年12月期も堅実な業績計画の上振れを目指す
ADワークスグループ---1Qは2ケタ増収・大幅増益、主力の収益不動産販売事業が大幅増収を果たす
ADワークスグループ Research Memo(8):第2次中期経営計画の最終年度業績目標は上回る公算大
一正蒲 Research Memo(8):第二次中期経営計画で1stステージ「成長軌道への5年」の実現を目指す
GセブンHD Research Memo(8):ROEの維持・上昇と積極的な成長投資による利益成長で企業価値向上を図る
AHCグループ:1Q営業赤字は想定線、成長けん引の福祉事業が好調で株価にも割安感
クラウドワークス:1Q決算は好調、M&Aが業績に寄与している状況を確認できる内容
GセブンHD Research Memo(7):積極的なM&Aにより2026年3月期に売上高2,500億円を目指す