【笑美面・インパクト投資】介護家族による負担を課題とし、大きな市場を解決(2)
介護家族による負担を軽減し、シニアホームに対する誤解を解消する取り組みが進められています。シニアホームは特別養護老人ホームという印象が強く、家族は高額な費用がかかると誤解し、入居を諦めがちです。しかし、現実には多様な選択肢があり、誤解を解消することで高齢者の孤独死や老老介護を防ぐことが可能です。事業者は「家族会議」を通じ、シニアホームへの理解を深める支援をしています。日本の社会保障制度を維持しつつ、介護業界を発展させる戦略が求められます。
榎並:当時、医療知識もほとんどない中で、闇雲に勢いだけでやっていた部分もありますので、なかなか通用しない部分もありまして、苦労しました。今だったら相談数、MSW以外も含めて1万とか言っていますけど、月、当時は毎月3件でも相談が来たら喜んで、その3件のことを1日中みんなで考えてっていうような感じでした。
力になってくれたのが、ケアマネージャーですね。かわいがってくれて、20代の者だけでやっていたので、「あんたら一生懸命やな」ということで、いろいろ教えてもらいながら業務を進めていきました。曲がりなりにもですね、その数件、相談いただく中で、ケアマネージャーと一緒にシニアホームのマッチング業務についていく中で、より実感したことが「これは本当に大きな問題」だと。こんなに家庭が崩れている、家族関係が崩れている家庭がこんなにたくさんあるんだと。破綻している、信頼関係が崩れている。また、独居の方でいつ孤独死とかに巻き込まれるかわからない状態で過ごされている方が、こんなにいるんだ、ということに気づきました。
先ほどもご質問いただきましたが、核家族化なんかも背景にあると思います。希薄化ですね。家族関係の破綻とか、独居で大変危ない状況にいる背景にあるのは「シニアホームへの誤解」ということも大きく影響しているな、というふうに事業を通じて学びました。シニアホーム、一般的には老人ホームですね。一般の方は特別養護老人ホームの印象を持つんですね。老人ホーム=特別養護老人ホームという印象が強いです。今でもそうです、多くの方は。
特別養護老人ホームは、国のセーフティーネットでございますので、所得によって金額が変わったりしますので、本当に所得はどんな方でも入れる。とにかく入居者、希望者が殺到しているという状況が続いています。しかし、財源的には特別養護老人ホームをどんどん国のお金で作ることはもう難しい状態ですので、需要が過剰になっています。そんな中で「入居待ち、何年もかかる」ということが言われています。実際にそうである特別養護老人ホームが多いです。そんな印象を持っているんですね。入居待ちで入れないんだと、何年も。老人ホームもイコールになっている。これが一般の方の認知であることが多いです。
その他に民間のホームもあるんだと、知っている方ももちろんいらっしゃいます。この方々に多い誤解が「高い」という誤解です。頭金何百万、月額30万40万50万が最低、当たり前っていうような認知をされておられます。背景的には、介護保険が始まる前は「自費だけ」のホームが多かったので、介護保険がなかったので、やはり富裕層向けでないと成立しなかったビジネスでもあるんですね。ホームというのは。そのときの印象がまだ続いているということもありますし、当然今でもミドル層、富裕層向けのアッパークラス向けのホームは供給されています。
こちらがマス広告を打つんですね。例えば電車の中吊り広告とか、駅の看板とか、ときにはCMなんかも打ちます。でもそれ以上にボリュームゾーンである中所得者以下の方向けの普通のホームというものはマス広告を打たないんですね。地域のエリアマーケティングなわけです。だから、一般の方々の目に触れる機会が多いのは、富裕層向けのホームになるんです。こういう事情もありまして、民間は高い、ホテルみたいな建物で共用部がバーンと広くて。だからもう私達はお金がそんなにある家じゃないし、お母さん、お父さんは病気もあるし、縁が遠い世界なんです、と思っている方が多いです。これが誤解ですね。この誤解があって諦めに繋がっているんですね。何とか私達家族が、介護を支えるしかないと。
独居の方は、社会的接点はないけど、1人で生きてきているから、何とかここでやっていくしかないんだ、という諦めに繋がっています。この諦めを解消すれば、孤独死、孤立死、今1日73人しています、毎日。1時間3人のペースです。6割以上が高齢者と言われています。老老介護、介護離職、介護殺人とか介護心中というような事件も起こっていますよね。これは過度な家族介護が巻き起こしたことです。
こういった問題を解消していけるんじゃないかという思いが、事業初めの段階、スタートしてまだまだ素人でしたが、この思いは半年ぐらいで醸成されました。これこそ本当に全国にサービスを広げる必要があると、一般の皆様の認知として、「シニアホームを探せるところがある、プロがいる」、いざとなったらそこに相談したら「何とかなる」というふうに皆さんに思っていただくことが、この社会課題を解消するポイントなんだというふうに思いまして、今まで事業を推進してまいりました。
その中で、「高齢者が笑顔でいる未来を堅守する」というビジョンに行き着きました。この堅守するという言葉には、日本の社会保障制度に対しての思いも込められておりまして、あの素晴らしいあの概念だと思っています。日本の社会保障制度=全ての人を救うという概念をもとに、国民介護保険というものが定められて運営されています。しかし、このままでは破綻するシナリオなのかもしれません。ですので、私達はこの介護業界に携わる事業者として、この素晴らしい日本の国民介護保険という社会保障制度の理念を守るために事業としてもしっかりやり、ゆくゆくはですね、この介護業界の事業、ビジネスを輸出産業にするぐらいの思いを持って、戦略を持って事業をしていきたいと思っております。最後に成長戦略の方でも、そういったことを少しお話させていただきます。長くなりました。創業のきっかけと想いはこういったかたちでございます。
介護家族にとってホーム介護の利用がポジティブ/当たり前になっている状態というのを、まず当面目指しております。そのためにこの2つの領域、左側の領域「シニアライフサポート事業」を47都道府県に広げる。そして、そこで得たネットワーク、ポジショニングを使って右のホームの質を上げるようなサービスを提供することを目標にしております。
■シニアホーム紹介サービスの本質的価値について
では、一番の主業でもあります「シニアホーム紹介サービス」の本質的価値についてお話したいと思います。これは事例などを交えてお話したいなと思っております。この図の文字小さいんですが、お手持ちのある資料にも書いていると思います。これが「セオリーオブチェンジ」の一種ですが、ビフォー&アフターですね。こういう課題を抱えて、誤解・諦めを抱えている状態から、プロ、私達が介在することで、こういう高齢者が笑顔でいられる社会、未来に向けて改変をしております。
その最重要ポイントとなるのが、当社が定める「家族会議」です。昨年度6,000を超える「家族会議」を実施いたしました。写真上では明るいですね。明るい感じで和やかにやっておりますが、こういうケースももちろんありますが、そうではなく、もっと切羽詰まった状況の「家族会議」っていうことがすごくあります。そういった事例をこの後少しお話させていただきたいと思います。この6,000以上、数字で見たら増えた減ったという評価になるんですけど、6,000以上の「家族会議」をやりましたが、この1件1件、どんな内容なのか、っていうことを想起いただけるようなお話ができたらと思っております。実は私も、手前味噌ですが、こういう事例集っていうのをよく集めたりするんですね。社内からメンバーから。もう心がいい意味で踊るというか、ワクワクするというか、一方で締め付けられるというか。我ながら当社のコーディネーターはすごい仕事をしてくれているなと、すごく感動することがしょっちゅうあります。そんな一部お話したいなと思っています。
2つエピソード、お話させていただきます。限界を迎えておられた家族介護というエピソードです。登場人物は、お母様が要介護者で、娘様がキーパーソンとなっています。これは立ち退きによる入居検討という事情がございます。後ほど説明させていただきます。状況は、365日自宅通いによる家族介護からの解放、行動変容です。誰にも相談できないという思い込みの解消。人に頼ってもいいんだと、目の前が明るくなったというメッセージをいただきました。
どのようなケースだったか、これは福岡のケースですね。遺跡物発掘を市が進めておりまして、このお母様がお住まいの住居地も発掘の指定地域になったということでした。ですので、将来的にはそこに住めなくなるということで、紹介パートナーからご相談をいただきました。経緯からも当社への相談時は、ゆくゆくシニアホームを検討されるんだろうというところで、緊急性が低い相談かなと思っていたようです。当社のコーディネーターは。しかし実際に「家族会議」をしてみて、娘様にお話を聞くとですね、お母様は食事が摂れない状態になっていますし、体重がどんどん減っている状態。認知症も進んでいると。1人暮らしが不安で転倒も続いていると。何回も転倒している。
そういう状況なので、隣の市に住んでいる娘さんが、お母様の家に毎日介護をしに来ている状態でした。「家族会議」で実際に娘さんの実情を聞いてみると、紹介パートナーから聞いている内容と違うということがよくあります。もっと緊急度が高い案件だった、ということもあります。娘様は介護負担でかなり疲れており、そこに遺跡発掘の話でてきて、精神的にもいつか来る期限に頭がパンクしそうになっていると話されておりました。当社コーディネーターとして、このままでは娘様が共倒れになると判断したようで、まずはお母様のレスパイト入院というのを提案しました。
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