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ビーアンドピー Research Memo(6):自己資本比率は82.8%と健全、ROEも11.9%と収益性強化


ビーアンドピーは2024年10月期末において、自己資本比率が82.8%と健全であり、ROEが11.9%に達し、収益性の強化が見られます。流動資産が3,800百万円に増加し、営業キャッシュ・フローの増加が現金及び預金の残高を押し上げました。一方、流動負債の増加は、M&Aの仲介手数料などによる未払金の増加が原因です。また、資産合計残高は4,136百万円で、固定資産として大阪・横浜ファクトリーに大型機械を導入しました。営業活動によるキャッシュ・フローは442百万円の収入となり、現金及び同等物の期末残高は2,983百万円でした。ビーアンドピーは今後も生産活動の効率化や高付加価値ソリューションの提供を通じて、さらに収益性を高める見込みです。

*14:06JST ビーアンドピー Research Memo(6):自己資本比率は82.8%と健全、ROEも11.9%と収益性強化 ■業績動向

3. 財務状況と財務指標
ビーアンドピー<7804>の2024年10月期末の資産において、流動資産の残高は3,800百万円と前期末比299百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローの収入が投資活動と財務活動によるキャッシュ・フローの支出を上回ったことで現金及び預金が2,983百万円と244百万円増加し、また売上債権も同42百万円増加した。固定資産に関しては、大阪・横浜ファクトリーへの大型機械導入などにより機械及び装置が同30百万円増加したほか、繰延税金資産が18百万円増加したことにより残高は336百万円となった。その結果、資産合計残高は4,136百万円となった。負債においては、イデイのM&A仲介手数料等38百万円の発生に伴い未払金が42百万円増加したことにより流動負債の残高は558百万円と同44百万円増加した。固定負債の残高は152百万円と前期末と同水準となった。純資産に関しては、剰余金の配当による98百万円の減少はあったものの、当期純利益391百万円を計上したことにより残高は3,426百万円と同305百万円増加した。

安全性の指標を見ると、自己資本比率は82.8%と前期末比0.4ポイント上昇した。また、稼ぐ力が向上している部分にも注目したい。ROEは11.9%と前期比2.0ポイント上昇、ROAも13.9%と同1.5ポイント上昇した。自己資本比率82.8%と財務の健全性を維持しながら、同時にROEを高めている点は注目に値する。今後も生産活動の効率化や高付加価値ソリューションの提供を行うなかで、効率的に収益性が高まっていくと弊社は見ている。

4. キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益が550百万円と前期より97百万円増加したことなどにより442百万円の収入となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が87百万円あったことなどにより102百万円の支出となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い99百万円などにより95百万円の支出となった。以上により同社の2024年10月期末における現金及び現金同等物の残高は2,983百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)

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