フィード・ワン Research Memo(8):中期経営計画で継続的な収益力強化と生産体制の刷新・増強を図る
フィード・ワンは中期経営計画を発表し、2034年までにEBITDA160億円以上、ROE10%以上などの目標達成を目指します。老朽化が進む工場の刷新・増強のため、最新技術を活用し、自動化などを推進。中期計画では、2027年3月期までに115億円のEBITDAを目指し、総投資額600億円を計画。ROICを新たな経営指標とし、資本効率の改善を促進します。研究開発にも注力し、メタン低減飼料や無魚粉飼料「サステナZERO」などの開発を行い、持続的な収益力強化を図る方針です。
1. 長期ビジョン
フィード・ワン<2060>は、2024年3月に、次の10年の方向性を定める長期ビジョンを発表した。これまでの10年は「(2社)統合による事業基盤の確立」であり、飼料業界のリーディングカンパニーに成長した10年だった。この成功に安住することなく、「『1(ONE)』にこだわり、選ばれる企業へ」という新たなVisionを掲げ、10年後の2034年3月期にEBITDAで160億円以上、ROE10%以上、ROIC8%以上、畜産飼料市場シェア20%以上という経営指標を目指す。飼料業界の特性上、投資回収には数10年要することから先行投資を十分行える企業は少ないなか、同社は飼料業界のトップ企業として、サステナブルな畜水産業の実現のために、生産体制を刷新・増強する。全国の14工場の中には築後60年以上経過した工場もあり老朽化が課題である。自動化・省人化・省エネ化など先進技術を活用した工場設備に投資をすることは、人材確保が難しい時代に不可欠であり、環境問題の解決にも貢献する。投資計画としては、2025年3月期から2030年3月期までの6年間に600億円程度を見込む。前 中期経営計画期間の設備投資実績は年間平均25億円程度だったが、これからの6年間は年間平均100億円の投資規模に拡大することになる。なお、初期の3年間(1stステージ)では後半から投資が加速する見込みである。必要な資金は主に営業キャッシュ・フローから捻出し、財務規律を保ちながら有利子負債からも調達する。保有資産の最適化により資産効率を向上させたい考えだ。
2. 中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)
2025年3月期(進行期)を初年度に2027年3月期を最終年度とする中期経営計画が進行中である。同社のフェーズ分けによると、第2フェーズの10年間(〜2034年3月期)の1stステージの3年間である。2027年3月期に目指す経営指標は、EBITDA:115億円(前 中期経営計画期間中平均値:82億円)、ROE:8%以上(同7.2%)、ROIC:6%以上(同4.7%)販売数量:390万トン(同369万トン)、総投資額:600億円(6年間。前 中期経営計画期間の3年間累計74億円)である。今回の中期経営計画からEBITDA、ROIC、総投資額が経営指標として追加された。また、参考数値として、2027年3月期の計画値は、売上高が3,272億円(同2,883億円)、経常利益が70億円(同48億円)である。計画全体として、確実な設備投資の実行と資本コストを意識した経営を実現する方針が経営指標に反映された。
新たな経営指標として登場したROICに関しては、見える化に取り組んでおり、事業別の改善活動として落とし込んでいる。一例として、これまで売上機会を逃さないことを優先して製品在庫や原材料在庫に余裕を持たせてきたが、今後全社最適を考慮した在庫の持ち方にシフトしていくなど、現場の改善案が出始めた。また、畜産飼料事業を中心として、水産・食品・海外の各事業との連携を強化し、シナジー効果を発揮することで、継続的な収益力の強化を図る。畜産飼料事業では、営業・工場・研究所の連携強化やCRM導入による営業効率化に取り組む。2027年3月期の販売数量は380万トン(2024年3月期368万トン)を目標とする。水産飼料事業では、営業体制強化と魚粉依存からの脱却とコンサルティングサービスの深化を目指す。2027年3月期の販売数量は11.5万トン(2024年3月期11.0万トン)を目標とする。食品事業では畜産飼料事業とのシナジー発揮を実現するとともに、味付ゆでたまご「マジックパール」の生産体制の刷新・増強を行う。財務ではCMS導入による資金効率化も実現させていく考えだ。
3. 研究開発と製品開発の推進
同社は4ヶ所の研究開発拠点に60名を超える研究開発担当の人材を配置し、優位性のある製品を世に送り出している。また、国内大学・研究機関に加え、穀物メジャーの研究機関やアメリカの大学等とも連携し海外技術を積極導入している。飼料業界では、この規模の研究開発投資ができる数少ない企業と言えるだろう。注目の成果として、畜産飼料事業では、牛のメタンガス排出測定技術やメタン低減飼料の開発などが進んでいる。これまで、メタンガスの測定は密室で行う手間があったが、同社では日本初導入の米国製牛呼気メタン測定機「GreenFeed」を活用して野外で簡易的に測定する方法を実現した。これによりメタン低減飼料の開発が加速することが期待できる。また、水産飼料事業では、主原料である魚粉の枯渇や価格高騰が懸念されるなか、無魚粉・低魚粉飼料の開発を行っている。同社が2023年に発売した「サステナZERO」は魚粉を使用しないマダイ用の無魚粉飼料であり、高い嗜好性を維持し、従来製品と同等の成長成績を実現し、販売数量を大きく伸ばしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<HN>
「過去に放送されたテレビ番組をほじくり返してああだこうだ騒いでる人達がいて」タレントが私見
ほんこん、電車&ホームでの迷惑行為外国人に“漢字一文字”でリアクション 反響続々
「スター・ウォーズ」最新作主演ライアン・ゴズリング 「ラ・ラ・ランド」「バービー」出演俳優
セックスワーカー、ポジティブに描かれる時代に 日米ドラマ、映画で変化を実感
大谷翔平「父親リスト」入りで代役1番はエドマン DHはロサリオ 山本由伸が3勝目懸けて先発
箕輪厚介氏「永遠の別れ」を明かし「今までありがとう。当たり前はふとなくなる」 悼む声相次ぐ
元大物放送作家「フジテレビの人側としてやってみたいな」フジの改革に関心
山本由伸、シンプルコーデで堂々の球場入り、佐々木朗希はカーキ色 大谷翔平は「父親リスト」
爆笑問題、自称広末涼子に“体当たり女優”の称号 タイタンライブに真空ジェシカ、ママタルト
北川景子「面白すぎて…」とうなった番組を実名告白 出演者には”ツッコミ“投稿も
俳優の板垣瑞生さん、不慮の事故により逝去 家族がインスタで発表 今年1月末から行方不明に
昨年引退した元AV男優しみけん「やめてよかったですか?」問いに即答「うん」その理由とは?
42歳ブレイキングダウン選手、東京駅でケンカ売られ取った行動に「尊敬する」「真似しよ」X拍手
八代亜紀さんのヌード写真封入アルバム発売、所属事務所が「警察にも相談中」公式コメントを発表
「徳川家の末裔」32歳ギャル芸人が革命的イメチェンに「イイ女過ぎ」「美人がバレた」「お嬢様」
板垣瑞生さん急死 共演した元AKB女優「なんでよ。受け入れられないです」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
いとうあさこ、若い女性共演者が窃盗 疑惑の段階でかばうも裏切られ余罪が多数発覚
万博トイレに不満や疑問噴出 元宝塚女優「なんでこんな事をするのだろう」
21歳元グラドルが免許合宿でのセクハラ報告、教官に言われた衝撃ワードを告発→大問題→教官退社
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
俳優の板垣瑞生さん、不慮の事故により逝去 家族がインスタで発表 今年1月末から行方不明に
広末涼子容疑者は奈良から車で移動中だった「なかなか厳しいのでは」識者が疑問呈す
広末涼子容疑者の元夫キャンドル・ジュン氏が繰り返した語った言葉「心が…」がネットで再注目
孤独のグルメで旨そうだった「トマトの酢漬け」のおいしい作り方! フレッシュな旨味がキューッとくるっ
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
自称広末涼子容疑者逮捕「涙出てくる。悔しい」“本物”は全国TVで社長の苦悩語ったばかり
昨年引退した元AV男優しみけん「やめてよかったですか?」問いに即答「うん」その理由とは?
広末涼子容疑者の逮捕は“異例”弁護士見解に小説家の医師「我々はサンドバッグじゃなくて人間」

フィード・ワン Research Memo(7):2025年3月期は期初予想を据え置き、営業利益6,100百万円を見込む
フィード・ワン Research Memo(1):2025年3月期中間期で通期予想に対する営業利益進捗率は55%と順調
フィード・ワン---2Qは2ケタ増益、畜産飼料事業の利益が順調に伸長
フィード・ワン Research Memo(2):2社経営統合から10年で飼料業界のリーディングカンパニーに成長
一正蒲 Research Memo(8):第二次中期経営計画で1stステージ「成長軌道への5年」の実現を目指す
フィード・ワン Research Memo(5):主力の畜産飼料事業では、原料調達・製造・開発・営業で強みを構築(3)
フィード・ワン Research Memo(4):主力の畜産飼料事業では、原料調達・製造・開発・営業で強みを構築(2)
戸田工業 Research Memo(7):中期経営計画「Vision2026」を遂行、営業利益率5%達成目指す(1)
日本電技 Research Memo(6):「ND For The Next 2030」「第1フェーズ」は好調に推移
SI Research Memo(6):ERP、AI、開発支援ツールにリソースを集中、新規事業の育成にも積極的に投資