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フィード・ワン Research Memo(7):2025年3月期は期初予想を据え置き、営業利益6,100百万円を見込む


フィード・ワンは2025年3月期の連結業績予想を据え置き、売上高307,000百万円(前年同期比2.2%減)、営業利益6,100百万円(同21.3%減)を見込んでいます。主原料であるとうもろこしの価格は、米国での良好な天候と作付面積の増加により前年を下回る見込みですが、物流費増加などにより収益面は不透明です。同社は「中期経営計画2026」に基づき、営業体制の強化や次世代養殖への挑戦を進めており、特に飼料事業の進捗が顕著です。利益に関して、前年同期を超えるペースで進んでおり、現時点では業績目標達成が可能と見ています。

*11:07JST フィード・ワン Research Memo(7):2025年3月期は期初予想を据え置き、営業利益6,100百万円を見込む ■フィード・ワン<2060>の今後の見通し

2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.2%減の307,000百万円、営業利益が同21.3%減の6,100百万円、経常利益が同18.6%減の6,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.5%減の4,500百万円と、売上高・各利益ともに減収減益見込みで、期初予想を据え置いた。

主原料であるとうもろこし価格は、主産地の米国において良好な天候に恵まれたことによる豊作見通しに加え、作付面積の増加等を背景に、前年同期を下回っている。また、その他の原材料価格についても、主産地における在庫水準の上昇等により、おおむね前年同期を下回って推移しているが、度重なる飼料価格安定基金負担金の増額及び物流費の増加も見込まれ、収益面では不透明な状況が続いている。こうした環境にあって、同社は2025年3月期を初年度とする「中期経営計画2026~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~」の達成に向け、営業体制強化、生産体制の刷新・増強と研究設備の強化、次世代養殖への挑戦及び畜産物と飼料の連携によるビジネスモデルの構築等の取り組みを進めている。通期の業績予想に対する中間期進捗率は売上高で48.3%(前年同期は49.9%)、営業利益で55.0%(前年同期は36.7%)であり、売上面では前期並み、利益面では前期を超えての進捗である。畜産飼料事業における原材料価格及び販売価格に大きな波乱がない限り、2025年3月期の業績目標は十分達成できると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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