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昭和産業 Research Memo(3):最終年度の2026年3月期に向けて重点施策は順調に進捗


昭和産業は「中期経営計画23-25」に基づき、5つの基本戦略を順調に進めています。その一つである「基盤事業の強化」では、穀物ソリューションの進化が顕著で、ワンストップ型営業組織への変革により新規取引数が196%増加しました。さらに、国内産麦小麦粉の販売量が131%増え、機能性油脂が152%増加しています。また、「事業領域の拡大」では、「プラントベースフード」「ファインケミカル」「オレオケミカル」分野で新規事業の創出を目指しており、これが将来の収益基盤となると期待されています。中期経営計画の施策は2026年に向けて順調に進んでおり、昭和産業は多様な事業ポートフォリオを活用して顧客ニーズを的確に捉えています。

*12:03JST 昭和産業 Research Memo(3):最終年度の2026年3月期に向けて重点施策は順調に進捗 ■昭和産業<2004>の中期経営計画の進捗状況

2024年3月期よりスタートした「中期経営計画23-25」では5つの基本戦略として、「基盤事業の強化」「事業領域の拡大」「環境負荷の低減」「プラットフォームの再構築」「ステークホルダーエンゲージメントの強化」を掲げ、各戦略において定めた重点施策を推進している。

「基盤事業の強化」では、穀物ソリューションの進化として、ワンストップ型営業組織への変革による販売力の強化を進めている。中期経営計画2年目の2025年3月期は、その効果が顕著に現れている。例えば、新規取引先と既存取引先双方からの新規取引数が、組織改編前比で196%増加した。付加価値商品の販売量では、国内産麦小麦粉が同131%増加し、機能性油脂(半流動性油脂)が同152%増加した。製粉、製油、糖質、飼料といった多様な事業ポートフォリオに基づき、営業担当者が顧客のニーズに応じて機を捉えたワンストップ提案を実現した成果と言えよう。

「事業領域の拡大」では、将来の収益基盤となる新規事業の創出に向け、「プラントベースフード」「ファインケミカル」「オレオケミカル」の3分野で、研究・開発を推進中だ。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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