巴川紙 Research Memo(2):2024年1月「巴川コーポレーション」へ商号変更
1. 会社沿革並びに事業概要
同社は、初代社長井上源三郎氏が電気絶縁紙の国産化の志を抱き1900年初頭より研究開発に着手、国産化に初めて成功し、1914年6月に巴川製紙所を創設したことに始まる。電気絶縁紙、電気通信用紙の研究、開発を行い1917年に会社設立、1955年には創業精神として「誠実」「社会貢献」「開拓者精神」を至上の行動規範とし、以来、新技術を多数開発することで発展してきた。創業精神はバリュー(価値観)を表すものとして維持しつつ、ミッション(存在意義)を「感動こそが、持続可能な価値と考える。これまでも、これからも新製品・新技術開発に挑戦し、人や社会に新しい喜びを提案しつづける」、ビジョン(ありたい姿)を「グローバル視点の提案型ソリューションパートナーへ。前例にとらわれず、組織の壁を超え、チームと個の力を掛け合わせ、新たな感動を創造する。」として経営理念を再定義し、2024年1月に株式会社巴川コーポレーションに商号変更した。巴川の名称は継承しつつ、事業ポートフォリオの転換を推進する意思を込めて、既存の事業領域を規定する「製紙」を含めないものにした。
同社は、将来ビジョンと事業展開をわかりやすく伝達するために、2024年3月期より、事業セグメントの名称の一部変更を行った。新区分による2024年3月期における売上高構成比はトナー事業34.8%、半導体・ディスプレイ関連事業19.3%、機能性シート事業32.0%、セキュリティメディア事業13.0%、新規開発事業0.2%、その他の事業0.7%となっている。一方、営業利益はトナー事業61.2%、半導体・ディスプレイ関連事業45.7%、セキュリティメディア事業33.0%、機能性シート事業-3.2%と、トナー事業と半導体・ディスプレイ関連事業、セキュリティメディア事業が営業利益を計上している。新規開発事業は、事業部に移管する前の開発活動と試作試験段階の製品の費用を計上するため608百万円の営業損失となっている。
同社グループとして1,305名(2024年3月期末)の従業員を有するが、トナー事業が446名と全体の34.2%を占め、半導体・ディスプレイ関連事業が235名、機能性シート事業が326名、セキュリティメディア事業が130名、新規開発事業が47名という構成になっている。また製造拠点は、同社及び子会社が集中する静岡県が中心になっているが、セキュリティメディア事業は昌栄印刷(株)の大阪及び川崎工場、反射防止フィルムは(株)トッパンTOMOEGAWAオプティカルフィルムの滋賀及び静岡工場で製造している。海外にも製造の拠点を持っており、中国2工場でトナー、インドで絶縁紙の製造を行う。他に主な子会社としては、生分解性接着剤の調合・製品製造、精密クリーン塗工・加工を行う(株)NichiRica、紙袋やフレコン等の製造・販売を行う三和紙工(株)等がある。
トナー事業と半導体・ディスプレイ関連事業が収益の2本柱
2. 事業内容
現在、トナー事業、半導体・ディスプレイ関連事業、機能性シート事業、セキュリティメディア事業、新規開発事業の5事業を主な事業分野として活動している。
(1) トナー事業
トナー事業は、同社において最大の売上高、利益を稼ぎ出している。複合機・プリンター用トナー、粉体関連製品などの化成品を事務機器メーカー、複合機メーカーなどへ販売している。
同社のトナー事業の歴史は古く、1958年4月に同社と日本電信電話公社電気通信研究所、岩崎通信機<6704>の3社による協同研究に始まり、1965年にはオフセットマスター用の乾式トナーを上市した。その後1970年に湿式トナーの生産を開始、1972年には専用工場を建設し売上を急拡大させた。また同時期に旧 富士ゼロックス(株)が開発したPPC(普通紙コピー機)について国内複写機メーカーも発売を始めたため1973年にPPC用大型図面用乾式トナーを商品化、1974年には一般複写機用も投入し、トナー事業が急拡大した。1981年には米国でのトナー生産も開始、またLBPの普及本格化に伴いLBP用トナーも商品化し、デジタル化やカラー化など多機能な複合機普及の進展で市場が拡大した。大手PPCメーカーやLBPメーカーがトナーの内製化を進める中で、同社は独立系トナーメーカーとして成長を続けた。2005年には中国広東省、2011年には江西省に製造拠点を設け、グローバルに事業展開してきた。
現在、複写機・プリンター用トナーの専業メーカーとして売上高ベースで世界最大手の地位を確立、トナー事業の世界シェアでは事務機大手の内製メーカーが上位を占める中で世界シェア6%程度を確保している。
ただし最近は、中国企業などの台頭、世界的なペーパーレス化によるプリンター・複合機などハードの成熟化などで事業が成熟している。同社は生産能力の適正化を目指し、2020年9月にモノクロトナー事業を行う米国工場を閉鎖、日中3工場からタイムリーに提供する体制を整え、安定的な収益を稼ぎ出す事業としてシェアアップを目指している。なお2024年3月期における色別売上ではモノクロが42%、カラー54%、その他4%となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
<HN>
大谷翔平、6試合ぶり44号「ボールよく飛ぶ」標高1600m敵地クアーズフィールドで1発
「重大な規約違反が発覚」でメンバー脱退のグループ、メンバー全員が卒業へ
あのちゃん、SNSに書かれ「本当に嫌」な言葉を告白「悪口ってみなされないと思って…」
古舘伊知郎「本当にうまくやりましたね」 事実婚発表たかまつなな氏をニヤリと祝福
NHK朝ドラ「ばけばけ」にシャーロット・ケイト・フォックス出演「大変うれしい」5年ぶり来日
平野綾、離婚発表後も多忙極める「2週間くらいずっと体壊してたさ」「頑張るさ」
タリーズコーヒーが、創業日を記念した期間限定商品を発売
大谷翔平、第3打席は冷静に四球を選んで出塁 常識外れの衝撃44号弾丸アーチで球場ざわつく
極限の乾燥環境に挑む!「est」のベーシックラインがさらに進化しました
米司法省、ワシントンの犯罪統計を調査へ トランプ氏「偽の件数」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
細木数子さんに「うるせーな、クソババア!」暴言吐いた62歳女性芸人「上から言われたので…」
「けしからん格好」23歳タレント“衝撃バストライン”に悶絶の声「奇跡のスタイル過ぎる」
大谷翔平が提訴された不動産巡る訴訟 投資会社が自社に全責任と主張「異議申し立ては根拠ない」
カンニング竹山「アッコにおまかせ」生放送を急きょ欠席 和田アキ子「さっき電話しましたけど」
<1分で解説>福山雅治さん、フジ「不適切会合」への出席認める
体の一部切除手術の起業家グラドル、大胆ピンク色のビキニ大公開!プールサイドに乗り上げ強調
松本人志飲み会参加元セクシー女優、怒りの投稿「こうゆう奴は地獄に落ちてほしい」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
大谷翔平と代理人バレロ氏が訴えられる、ハワイの高級リゾート住宅建設プロジェクトを巡り
二階堂ふみとカズレーザーが結婚を発表
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
サンモニ膳場貴子が「失言生謝罪」の青木理氏に“17文字”でコメント

大谷翔平、6試合ぶり44号「ボールよく飛ぶ」標高1600m敵地クアーズフィールドで1発
「重大な規約違反が発覚」でメンバー脱退のグループ、メンバー全員が卒業へ
あのちゃん、SNSに書かれ「本当に嫌」な言葉を告白「悪口ってみなされないと思って…」
古舘伊知郎「本当にうまくやりましたね」 事実婚発表たかまつなな氏をニヤリと祝福
NHK朝ドラ「ばけばけ」にシャーロット・ケイト・フォックス出演「大変うれしい」5年ぶり来日
平野綾、離婚発表後も多忙極める「2週間くらいずっと体壊してたさ」「頑張るさ」
タリーズコーヒーが、創業日を記念した期間限定商品を発売
大谷翔平、第3打席は冷静に四球を選んで出塁 常識外れの衝撃44号弾丸アーチで球場ざわつく
極限の乾燥環境に挑む!「est」のベーシックラインがさらに進化しました
米司法省、ワシントンの犯罪統計を調査へ トランプ氏「偽の件数」