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テラスカイ---25年2月期第1四半期はソリューション事業が牽引し、営業利益は前年同期比約3倍の2.97億円へ


*17:31JST テラスカイ---25年2月期第1四半期はソリューション事業が牽引し、営業利益は前年同期比約3倍の2.97億円へ テラスカイ<3915>は12日、2025年2月期第1四半期決算を発表した。売上高が前年同期比33.5%増の58.09億円、営業利益が同207.6%増の2.97億円、経常利益が同151.4%増の3.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同393.5%増の1.76億円となった。

セグメント別にみると、ソリューション事業の売上高は、Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入開発、連結子会社BeeX<4270>が行うSAPのクラウド・マイグレーション事業およびセールスフォースエンジニア派遣のテラスカイ・テクノロジーズ(本社:東京都中央区)の業績が拡大したことで、54.00億円(前年同期比35.2%増)となった。セグメント利益(営業利益)は、量子コンピュータ関連の研究開発を行うQuemix(本社:東京都中央区)と、TerraSky(Thailand)Co.,Ltd.(タイ法人)の事業立ち上がりの遅れがあったが、7.41億円(同35.6%増)となった。
製品事業は、「mitoco(ミトコ)」を始めとする同社の全製品のサブスクリプション売上が対前年比で増加した。売上高は、4.64億円(同14.8%増)となった。セグメント損失(営業損失)は、「mitoco ERP」などへ積極投資していることにより、0.86億円(前年同期のセグメント損失(営業損失)は0.49億円)となった。

同社は成長するクラウド導入市場でのリーダー・ポジションでの事業展開により、安定的な高成長を継続しているが、更なる事業拡大を目指して、2024年4月12日NTTデータ<9613>との資本業務提携を発表している。
同提携の目的は主に下記の4点である。
・国内顧客に共同でセールスフォース導入の推進
・顧客のDX戦略をEnd to Endでサポート
・相互のブランド力、人材育成システムをベースに、デジタル人材の獲得・拡大を加速
・グローバル・マーケットでの共同事業展開。
同社とNTTデータでは、今後継続的に上記の取り組みによる事業の拡大を目指すとしている。

2025年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比25.5%増の240.24億円、営業利益が同73.3%増の9.05億円、経常利益が同52.7%増の10.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同88.6%増の5.65億円と2024年4月12日に発表した期初予想を据え置いている。

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