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フェローテク Research Memo(5):2024年3月期は半導体業界の調整期で29.0%の営業減益


*15:45JST フェローテク Research Memo(5):2024年3月期は半導体業界の調整期で29.0%の営業減益 ■業績動向

1. 2024年3月期の業績概要
(1) 損益状況
フェローテックホールディングス<6890>の2024年3月期の業績は、売上高が前期比5.5%増の222,430百万円、営業利益が同29.0%減の24,872百万円、経常利益が同37.5%減の26,537百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同49.0%減の15,154百万円となった。投資額※は78,599百万円(前期実績62,660百万円)、減価償却費は16,398百万円(同12,618百万円)となった。

※投資額=有形資産、無形固定資産、有価証券の取得等の合計


世界的に半導体市況が一服となる状況で、主要顧客である半導体製造装置メーカーやデバイスメーカーからの需要が減少し、売上高は微増に止まった。売上総利益率は31.4%(前期は34.2%)と前期比で低下した。主に半導体等装置関連の売上高比率が下がったことによるが、減価償却費の増加も利益率を押し下げた。この結果、売上総利益は69,856百万円(同3.1%減)となり、販管費が計画どおり前期比21.5%増となったことから、営業利益は大幅減益となった。

営業外収益で為替差益が1,383百万円(前期は差益5,495百万円)と減少したこと、営業外費用で持分法による投資損失が3,742百万円(前期610百万円の損失)となったことなどから経常利益の減益幅が大きくなった。特別利益では、持分変動利益が増加したが段階取得に係る差益が減少、特別損失では、投資有価証券評価損515百万円の計上などがあった。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益の減益率は経常利益に比べて大きくなった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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