NANO MRNA Research Memo(5):ウィズ・パートナーズとの資本関係を強化
1. 2024年3月期第3四半期累計の業績概要
2024年3月期第3四半期累計の連結業績は、化粧品材料供給収入、ライセンス収入及び共同研究開発契約収入などにより売上高が104百万円、営業損失が687百万円、経常損失が663百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失が737百万円となった。なお、営業外収益、営業外費用及び特別損失の主な要因としては、外国為替相場の変動による為替差益22百万円、第21回新株予約権の発行費9百万円、建物附属設備の減損処理による減損損失70百万円があげられる。
2. 2024年3月期の業績見通し
2024年3月期の連結業績は、第2四半期までの実績をもとに通期着地見込みを精査した結果、業績予想の修正が必要と判断したため、前回発表した業績予想を修正した。既存パイプラインの開発が進んでいるものの、新たなmRNA医薬のシーズ探索事業に係る研究開発費の予想値が当初のレンジ予想値(816百万円~1,150百万円)の下限値を下回る見込みから、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益がそれぞれ当初のレンジ予想値を上回り、売上高135百万円、営業損失979百万円、経常損失883百万円、親会社株主に帰属する当期純損失945百万円として修正した。
3. 財務状況と新株予約権発行などについて
2024年3月期第3四半期の財務状況については、資産は、投資有価証券の減少などにより前期末に比べ615百万円減少し、5,169百万円となった。負債は、主に流動負債の「その他」に含まれる預り金の増加などにより、同161百万円増加し、1,692百万円となった。また、純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少などにより同776百万円減少し、3,476百万円となった。
資金調達
2023年1月、ウィズ・パートナーズに対して発行済の転換社債型新株予約権付社債に関して、条件変更(リファイナンス)などを実施した。NANO MRNA<4571>では2023年1月に「IPジェネレータモデルへの転換」を宣言。それに伴い、mRNA医薬の研究開発を推進するための資金調達の強化を行った。第6回無担保転換社債型新株予約権付社債※のリファイナンス、そして、第20回新株予約権を発行し、これにより新株予約権がすべて行使された場合は資金調達額1,580百万円を見込んでいる。一方、新規mRNA医薬の研究開発を推進するための資金調達として、5月には第21回新株予約権を発行した。割当先は、業務・資本提携であるIPガイアとアクセリードであり、新株予約権がすべて行使された場合は資金調達額合計1,000百万円(各々500百万円)を予定している。
※ ウィズ・パートナーズが業務執行組合員を務めるTHEケンコウFUTURE投資事業有限責任組合を割当予定先とする第三者割当の方法による第6回無担保転換社債型新株予約権付社債1,108百万円を募集。資金調達の目的は、(1)mRNA医薬品開発の推進(950百万円)、 (2)TUG1ASOの治験・導出活動費用(200百万円)である。
■経営体制の強化
秋永士朗(あきながしろう)氏は、2022年12月16日に同社の代表取締役社長CEOに就任、研究開発本部長CSOも兼務し、一人三役を担ってきた。2023年には優秀な中核人財獲得し、それぞれが執行役員研究開発本部長CDO、執行役CSOに赴き、秋永氏がCEOに専念できる体制となった。ここにきて、経営者の右腕・左腕が揃い、社長付部長を含め、ビジネスとしての研究開発を中心に将来を見据えた強力な経営チームが編成されつつある。経営チームは、同社のMissionである“Robust foundation for Drug Discovery Concert”の実現に向けて戦略的かつ目標を明確化したな中期経営計画策定に取りかかっている。
社名変更について
同社は2023年6月に、創業以来23年間慣れ親しんできた「ナノキャリア」から「NANO MRNA」へ社名を変更した。旧社名のナノキャリアは“キャリア”(薬物の運び屋)という単語が示す通り、DDS技術の会社というイメージが強かった。同社は同年1月に「mRNA創薬のIPジェネレータモデルへの転換」を宣言したことで、“mRNA創薬”の会社であることを明確にする意図があったようである。“名は体を表す”と言うが、「NANO MRNA」に改称したことを契機に、世界で開発競争がスタートしたmRNA医薬の創薬分野に国内企業に先駆けて進出し、独自の市場ポジションを名実ともに確立することを期待したい。同時に、会社ロゴもユニークに刷新された。同社にその真意を尋ねたところ、「“夢が詰まっている”会社が一目でイメージでき、誰からも親しまれる可愛らしい会社」にしたいとのこと。また、「mRNA医薬の創薬プラットフォーマーとして、様々な技術やアセットを取り込んで開発パイプライン毎に様々な色に変貌する」「“ドラえもんの四次元ポケット的”な発想を常に持ち、一般の創薬ベンチャー企業とはひと味違った、創薬シーズと医療・開発ニーズをつなぐプラットフォーマーの存在」を表現したかったようである。
“カメレオン型”経営スタイルとして注目
旧来型の創薬バイオベンチャーのビジネススタイルでは、保有する得意技術で創薬開発が成就しなかった場合、その会社自体が崩壊してしまう技術偏重リスクがつきまとう。一方、同社がこれから取り組もうとしている「mRNA医薬の創薬プラットフォーマー」という考え方は、mRNA医薬の創薬ビジネスを展開する上で、その取り組み方には数多くの選択肢があり、それらを組み合わせることにより、変幻自在にビジネス形態を変えることを意味する。具体的には、正しい標的(創薬ニーズ)に対して、mRNAの成分や構造体、DDSを正しく設計する。並行して、保有するネットワークの中から、当該創薬ニーズに対してより最適な開発スキーム(産産、産学、自社)を選択する。そうすることで、不透明・不確実なバイオ医薬の創薬に常につきまとう事業環境変化に対し、柔軟にかつ迅速に適応できるようになり、ローリスクハイリターンなパフォーマンスが得られる。今後、創薬バイオベンチャー業界では新しい経営スタイルとして、“カメレオン型”の事業経営が注目されそうである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司)
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