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横浜冷凍---1Q増収・2ケタ増益、冷蔵倉庫事業・食品販売事業ともに利益が順調に増加


*17:26JST 横浜冷凍---1Q増収・2ケタ増益、冷蔵倉庫事業・食品販売事業ともに利益が順調に増加 横浜冷凍<2874>は13日、2024年9月期第1四半期(23年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.7%増の333.01億円、営業利益が同59.1%増の17.38億円、経常利益が同28.8%増の16.91億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同72.1%増の12.85億円となった。

冷蔵倉庫事業の売上高は前年同期比8.6%増の88.13億円、営業利益は同24.3%増の23.22億円となった。前期からの高い在庫水準が続いており、畜産品の取扱いは減少したが、水産品、農産品の取扱いが増加し、保管料収入、荷役料収入は共に増収となった。また、昨年新設したちばリサーチパーク物流センターも順調に稼働しており、増収に寄与した。タイの連結子会社THAI YOKOREI CO.,LTD.においても、主力取扱品である畜産品の取扱量が増加し、セグメント利益を牽引した。

食品販売事業売上の高は同0.6%減の244.72億円、営業利益は同66.8%増の4.86億円となった。水産品は九州方面の前浜餌料用イワシやサバ、気仙沼のビンチョウマグロ豊漁による輸出取扱いが増加した。また前期相場下落で利益率を落としたエビ、魚卵も利益率が回復し、水産品全体では利益重視の販売に取り組み減収ながら増益となった。畜産品はポーク、チキンともにインバウンドによる外食需要が増加したことによる取扱いが増え、セグメントを牽引し畜産品全体では増収増益となった。農産品は昨年夏の高温による異常気象のため収穫量が減少し、減収減益となった。

2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.8%増の1,390.00億円、営業利益が同20.2%増の45.50億円、経常利益が同13.0%増の47.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.7%増の30.50億円とする期初計画を据え置いている。

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