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坪田ラボ---3Qは減収なるもパートナー企業との研究開発強化などを継続


*17:21JST 坪田ラボ---3Qは減収なるもパートナー企業との研究開発強化などを継続 坪田ラボ<4890>は13日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比80.3%減の1.74億円、営業損失が9.56億円(前年同期は3.11億円の利益)、経常損失が9.50億円(同2.90億円の利益)、四半期純損失が9.55億円(同2.01億円の利益)となった。

研究開発では引き続き、新規知財の発見及び新規パイプライン追加のための基礎研究、知財の導出及び共同研究先であるパートナー企業との研究開発の強化や、ポテンシャルの大きい中国市場への参入を睨んだ事業活動に加えて、ヘルスケア分野でのコモディティ開発にも注力した。また公的資金については、老齢犬の認知機能低下の予防、早期介入を目指した研究開発が中小企業庁「令和5年度成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)公募」に、「強膜菲薄化治療用点眼剤及び強膜菲薄化治療剤のスクリーニング方法」が「令和5年度外国特許出願費用助成事業における助成対象」に採択された。研究論文では、「バイオレットライトはマウス網膜においてOPN5を介してEGR-1の発現を亢進する」「小胞体ストレス誘発近視モデルマウスの確立」「ブナゾシン塩酸塩の点眼は、脈絡膜血流の増加により近視進行を抑制する」を公表した。事業開発では、TLG-001(国内)の検証的臨床試験の被験者の組み入れが完了し、治験を継続、TLG-005のうつ病、パーキンソン病の特定臨床研究における被験者の組み入れも完了し、被験者の観察を経て統計解析を実施するとともに、MCI(軽度認知障害)の被験者組み入れの推進を継続した。この他TLM-003では、パートナー企業であるロート製薬により国内治験(フェーズ1)が開始された。一方で、2026年3月期に終了予定であるTLG-001(国内)の検証的臨床試験およびその後に実施される統計解析(期間は1年を予定)に係る費用が契約金額を超過する見込みとなり、契約損失引当金として3.72億円を計上した。

2024年3月期通期の業績予想については、2月8日に、売上高は前期比75.1%減の2.38億円、営業損失は11.30億円、経常損失は11.25億円、当期純損失は11.30億円とする修正を発表している。

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