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大幸薬品---23年12月期は2ケタ増収、医薬品事業は売上高・利益ともに順調に増加


*12:04JST 大幸薬品---23年12月期は2ケタ増収、医薬品事業は売上高・利益ともに順調に増加 大幸薬品<4574>は9日、2023年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比21.4%増の61.20億円、営業損失が10.05億円(前期は30.79億円の損失)、経常損失が12.48億円(同33.52億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が36.11億円(同48.95億円の損失)となった。

医薬品事業の売上高は前年同期比43.1%増の51.85億円、セグメント利益は、主に増収影響やコスト削減等により、同307.2%増の12.12億円となった。国内の止瀉薬市場(2023年12月累計)が対前期比で113.3%となり、コロナの影響から回復し、コロナ前の水準を上回ってきている。堅調な需要に対し、シフト生産体制による操業時間拡大等の取り組みが進捗した一方で、原料の製造メーカーにおいて製造方法の承認書からの逸脱が判明し、一部製造ロットの自主回収や仕掛品のロットアウトが発生するなど、供給課題は依然解消には至らず、出荷制限をしながらの販売が継続した。製品関連では「ラッパのマークの正露丸」シリーズの液体カプセルタイプ「正露丸クイックC」のリニューアルを7月に行うとともに、「ラッパ整腸薬BF」も10月にリニューアルし、SNSやWEBでのマーケティングを強化したことで販売は好調に推移した。この結果、国内向けの売上高は同32.0%増の33.36億円となった。海外向けについては、国内市場との生産調整によって遅れていた供給を一部再開できたことや、出荷価格の見直しによる値上げ影響等により香港や中国、台湾といった主要市場で大幅な増収となったことから、同68.5%増の18.49億円となった。

感染管理事業について、同社のシェアは回復しているものの、市場需要は引き続き低水準で推移し、売上高は同34.0%減の9.29億円、セグメント損失は棚卸資産廃棄損等の減少や各種費用の抑制により、同9.87億円改善の11.92億円となった。ドラッグストア等の販売店における通年商品化に向けた営業活動強化に加え、「クレベリン 置き型3個入り」や「クレベリンスプレー250ml」を新たに発売し、秋冬の需要期に向けた店頭展開強化を図ってきた。また、「クレベリン 置き型」の除菌機能試験を再現した新CM「事実、クレベリン。」篇の放映をするなど、消費者の皆様への理解促進に向けたマーケティングの強化を図ってきた。

2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.1%増の68.00億円、営業利益が4.10億円、経常利益が3.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.50億円を見込んでいる。

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