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スパークス・グループ---23年3月期は増益、投資事業組合運用益等の計上及び投資有価証券評価損が減少


*17:16JST スパークス・グループ---23年3月期は増益、投資事業組合運用益等の計上及び投資有価証券評価損が減少 スパークス・グループ<8739>は8日、2023年3月期連結決算を発表した。営業収益が前期比4.9%減の133.60億円、営業利益が同11.8%減の57.04億円、経常利益が同0.8%増の62.89億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.1%増の45.21億円となった。

同社グループの当年度末運用資産残高は、15,012億円と前期末比3.6%減少となったが、未来創生3号ファンドの追加設定等により、当年度における残高報酬は前期比1.3%増の127.35億円となった。さらに、成功報酬は同69.8%減の3.64億円となり、営業収益は減収となった。営業費用及び一般管理費は同1.0%増の76.56億円となった。これは主にボーナス及びESOP関連費用が減少した一方で、専門家報酬及び旅費交通費が増加したことにより、結果として前期と同水準となり、営業利益は減益となったが、経常利益は投資事業組合運用益の計上等により、増益となった。また、保有する投資有価証券の一部売却による投資有価証券売却益が前期比で減少したが、投資有価証券評価損についても前期比で減少したこと及び税金等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は増益となった。

なお、事業の持続的かつ安定的な基盤となる収益力を示す指標である基礎収益は経常的経費の増加等により同2.5%減の60.05億円となったが、前期の過去最高値は超えられていないものの、収益体質は良好な水準が維持されている。

2024年3月期の連結業績予想については、同社グループの主たる事業である投信投資顧問業は、業績が経済情勢や相場環境によって大きな影響を受ける状況にあるため、将来の業績予想は難しいと認識している。なお、同社グループの重要な経営指標の一つである運用資産残高は、原則として毎月月初5営業日以内に、前月末速報値を別途開示している。

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