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新興市場銘柄ダイジェスト:エネチェンジは急騰、アスカネットが急反発


*15:08JST 新興市場銘柄ダイジェスト:エネチェンジは急騰、アスカネットが急反発 <7047> ポート 1650 +60
大幅高で連日の昨年来高値更新。就職活動の早期化が進んでいる状況を受け、大手求人サイト各社の25年卒向けの就職情報サイトが、24年卒向けのサイトオープン時期6月1日から前倒しされ、4月1日オープン予定となっている。このことに関し同社では。今後も前倒しの流れは継続される見込みであり、通年採用化への移行も想定され、同社の人材支援サービスの提供機会拡大につながるポジティブなトレンドであるとの見解を発表した。

<6031> サイジニア 919 +36
大幅反発。6日大引け後、新会社「サイジニアアドバンスド研究所」設立を発表した。新会社では、人工知能(AI)に関する技術の研究や企画開発、販売、保守及び支援に関する事業、知的財産権及び技術的知識の取得や利用、譲渡、使用許諾、売買及び管理に関する事業などを行う。資本金は500万円で設立年月は2023年2月24日。業績に与える影響は現時点では軽微であると見込んでいるが、中長期的にはグループの企業価値向上に寄与すると考えているようだ。新会社がAI関連ということもあり、買い優勢の展開が続いている。

<4169> エネチェンジ 1416 +200
急騰。東京都が電気自動車(EV)充電器の増設に本腰を入れると日本経済新聞で報じられている。同社はEV充電器設置を支援する事業を展開しており、事業の追い風となるとの見方から買いを集めているようだ。記事によると、23年度は中古マンション向けの補助上限を2倍超に引き上げるという。30年時点で都内マンションに設置済みのEV充電器を6万基と、21年度末時点の150倍に増やす計画を掲げるとしている。

<2438> アスカネット 982 +67
急反発。6日大引け後、23年4月期第3四半期決算を発表、累計の営業利益は前年同期比30.8%増の4.8億円に拡大して従来の通期計画4.5億円を超過した。主にフューネラル事業及びフォトブック事業においてセグメント利益が大幅に増加した。同時に、通期の同利益を従来予想の4.5億円から6.4億円に上方修正している。フューネラル事業で主力となる画像処理等収入が好調なことを主要因として、フォトブック事業でもプロフェッショナル写真家向け売上が好調。空中ディスプレイ事業の売上は計画に届かないものの、研究開発費をコントロールできているようだ。これらを好材料視する動きが優勢となっている。

<4388> エーアイ 692 +100
ストップ高。6日大引け後、ChatGPTとオルツ社の「LHTM-2」を活用したサービス提供の実証実験を開始すると発表した。エーアイで長年蓄積された音声・言語データと「ChatGPT」や「LHTM-2」を組み合わせることで、AI及び各人が聞きたい声によるセリフや文書作成、記事自動生成や多言語への同時自動翻訳など、法人が利用可能なAIサービスを構築開始するようだ。直近の株式市場ではChatGPTの流行を受けてAI関連銘柄への物色が旺盛で、同社株もこの流れに乗り注目が集まっている。

<4599> ステムリム 967 +66
急騰。塩野義薬<4507>へ導出済みの再生誘導医薬開発品、レダセムチド(HMGB11)より創製したペプチド医薬について、現在、弘前大学が実施している変形性膝関節症の患者を対象とした医師主導治験(第2相試験)で主要評価項目を達成し、変形性膝関節症を対象とする投与時の安全性について確認されたと発表した。この件は計画通りの進捗であり、23年7月期業績に与える影響はないとしている。 <ST>
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